「誰が何と言おうと、とてもいい映画」ドライヴ いずるさんの映画レビュー(感想・評価)
誰が何と言おうと、とてもいい映画
寡黙な男ながらの感情表現があって
それがばっちりはまっていて、
とても感動。
集中すると低周波の音しか聞こえなくなるのでしょうか?
エンジン音と、静寂と、僅かな金属音が、響く世界はとてもきれい。
いつもはほとんど無表情でどんなに嬉しくても少し口角を上げるだけ。
よっぽどの好意がないと感情を表しもしない。
その彼が、眉を寄せて悲しい顔をして、人の顔を触るというシーン。
決して大げさに感情表現していないのに、
痛いほどの悲痛が伝わってきて泣けました。
そんな彼はロスに来る前はどんな暮らしをしていたのでしょう。
気になります。
こんな映画こそ人に見てほしい。
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