華麗なるギャツビーのレビュー・感想・評価
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美しい
虚飾の麗人ギャツビー。
自分の強みを最大限発揮できるが、恋愛で人生を狂わせてしまった。
純愛なのか強力すぎる自己愛なのかは何とも言えないところですが、ネット社会の現代人の悩みにも通づるところが多そうでリメイク版は世間に対する皮肉にも感じられた。
原作の方が繊細な感じがする
原作を読んでから鑑賞しました。
個人的にはやはり原作の方が良いなあというのが正直な感想です。フィッツジェラルドの美しい文章で描かれるギャツビーの物語は、この映画の方より繊細で、切なく、儚く感じられると思います。
この映画は衣装やセットにお金をかけていて、豪華なパーティーの様子を見ることができますが、それも1920年代という時代設定から若干逸脱した演出があります。パーティーの豪華で成金で下品な雰囲気は存分に伝わりますが、フィッツジェラルドらしい繊細さはちょっと足りなかっかなあと思います。
原作がよりエンターテイメント的に仕上げられた作品です。
それほどでもない
超イケイケなアメリカ黄金期の諸行無常感を出してくる作品
配役やストーリー、演出に不満はないけど、
最終的には、そんなに面白くはないかな、って感じ。
というのは、キャラクター全員がわりとどーしようもない人たちばかりで、被害者でありつつ加害者であり、って感じで共感できるところは一切ない。やってることは不倫だしね。お互いに。
それはそれとして群像劇としては面白いんだけど、ベースが三角関係のロマンスかつ、傍観者的なキャラ視点なので、こちらとしてもあまり好みじゃないこともあり、それほど楽しめませんでした。
ギャツビーの神通力
大人になってから観てよかったと思う物語の一つだと思う。学生の頃、村上春樹が絶賛していたので小説を読んだがその時は何一つ感じるものがなかった。今ならギャツビーの努力と成功、一途な気持ちの尊さと愚かさ、社会の冷たさとある意味での正しさなどを感じることができる。これがアメリカン・ドリームなのだということも。
映像については、1920年代が舞台でありながら、パーティー音楽、溢れるモノ、色のコントラスト、カメラワークなどが異様に現代的に見えるのだが、その時空がねじれたような異世界感がむしろ好感触で、それすらもギャツビーの神通力かと思えてしまった。
ディカプリオが目の保養
愛する人を手に入れるために
最後まで純愛を貫いたギャツビー。
ギャツビーの最後は
一見、バッドエンドに思えるけど
虚しさは感じない。
愛するデイジーを守れたのなら
良かったのかな。
「君は昔には戻れないよ。
時間は戻せないんだ。」
過去は過去。愛する人と過ごしたあの頃に戻ってやり直したくても、それはもう無理だよね。
悲しいねぇ。。
ディカプリオがイケメンだった♡
色気のある目線使いがたまらない!
結局育ちか…
昔貧乏だと派手な大金持ちになることが夢になる、っていうステレオタイプにハマってしまった男
恋することはいつの時代も足枷になるねぇ
総じて予想がつく平凡な映画だけど、パーティーのド派手さとか劇中の音楽とかを映画館の迫力と音響設備で感じたい!と思った
あと、レオ様かっこいい♡
言ってしまえばこれはよく出来たレオ様のプロモーションビデオです
1人の男の儚い愛の物語
舞台は1922年、第一次世界大戦後の活気に満ち溢れたアメリカ、ニューヨーク。派手なパーティや遊びにあふれ、人々は野心に満ち溢れていた頃。
そんな中、毎週ド派手なパーティーを開く素性の知れない男、ギャッツビーのお話。
とりあえずキャリーマリガンが出演していて前から気になってたけど、友達に勧められて鑑賞。なにはともあれキャリーマリガンぎ美しかったのはさておき、この時代背景を衣装や人々の生活感でよく表していているなと思ったのが第一印象。そして、語り手であるデイジーのいとこでギャッツビーの友達のニックが好きだったな。小説家ってだけあり、その文章力でこの物語の高尚さが格段に上がっているなと感じた。
最初はよく分からんギャツビーが凄いんじゃろって言う話かと思っていたが、蓋を開けてみると、すべては彼の壮大な愛によってつくりあげられた彼の野心だった。無一文だった彼がなぜここまで富で身を包むことができたのか。それは戦争時代に出会ったデイジーへの想いからで、デイジーを手に入れるために、ここまでの城を築き、パーティを開き、彼女に見合うだけの男になろうと必死だったんだと。そこに彼の一途な愛を感じたと同時にそれを実現するための野心がすごいと思った。
結局最後彼の死後、葬式に誰も訪れなかったように彼が誰かの心で生きていくわけではないけれど、少なくともニックだけは彼の華麗な生き方に意味を与えようとしたんだよね。
摩天楼がじゃんじゃん建設されていた頃のニューヨークを舞台にセレブの姿を映し、その中でも異質な存在のギャツビー。その生涯はど貧乏な家庭から成り上がり、1人の女性を愛して手に入れるために全てを捧げ、最後は殺される。まさに「The Great Gatsby」。
ロミオとジュリエットの時のレオ様を彷彿とさせるなーと思ったら、同じ...
ロミオとジュリエットの時のレオ様を彷彿とさせるなーと思ったら、同じ監督だった。原作読んだことなかったけど、なんとなく賛否両論ありそうな演出ではある。私は原作知らないのでかえって世界観にすんなり入り込むことができて、普通に楽しめた。衣装は賞を取っただけあってすごく素敵。なんとなく難しそうで敬遠していた原作も、この機会に読んでみようかなと思えた。
華麗なるムービー
誰がなんといおうとギャツビーの生きざまはカッコいい。人が一所懸命に生きていく中で「愛」が最大のモチベーションであるというのは真理かと思います。
ストーリーも良かったですがアカデミー賞で衣装デザイン賞と美術賞を授賞しただけあってとても華麗なムービーでした。
お久しぶりのバズ・ラーマン
最初の30分は、現実感のない絢爛豪華なお祭り騒ぎについていけず。
これぞ、バズ・ラーマン作品。
そのうち、笑いもあり、モヤモヤ感もあり、複雑になり、だんだんと物語のトーンが変わっていく。
純粋な、ある一人の男性の生き様。
こういう「かっこいい」ディカプリオは久しぶりに見たな。
ギャツビーの悲劇
ずっと気になってはいたが、長い、バッドエンディング、原作が古臭いなどのイメージがあり手を出せなかった本作ですがようやく見てみようと思いました。
結論から言うと内容は凡庸ですが俳優陣が素晴らしく、俳優を見るような映画でした。
ギャツビーはディカプリオまさにハマり役、切れたときの興奮の表情はちょっと笑えるくらい
彼は華やかさと哀愁を持ち合わせてる
ディカプリオはなんでか悲劇がよく似合う
トビーマグワイヤの役どころがとても良かった、ギャッビーメインの話だったら胸糞悪い話だったけど、何か救われた気がする。
華やかなパーティーシーン、豪華だが後半との対比がいきてきてて露骨に合成ぽいドライブシーンなど映像や演出がとても良かった
本当にオトコって馬鹿ね
個人評価:4.1
アメリカ文学の最高峰を、とてもウィットに飛んだテンポで描く。ウディ・アレン作品を見ている様に、142分の長尺も短く感じ、キャラクター達もいきいきとしている。
ギャツビーの淡い恋。それは独りよがりの男のさが。登場人物の男達は、女性に対し一方的な幻想を描き、その幻想の中で生きている。
女は現実を生き、男は幻想に沈む。
1920年代に描かれた本作の人間模様は、100年経っても変わらない男女の愚かな関係を、描いていると感じる。
本当にオトコって馬鹿ね。どの時代の女性の読者からも聞こえてきそうだ。
また見終わった後は、どこか切ない気持ちになり、メランコリックさが心の奥底に残る。村上春樹が絶賛する作家だけあり、村上作品に漂う空気感と後味がそこにはある。
その名はギャツビー 男の憧れ、女の理想 その人生は――【嘘(ミステリー)】
2020年5月5日
映画 #華麗なるギャツビー (2012年版)鑑賞
#フィッツジェラルド の原作で過去何回も映画化されている。#ロバート・レッドフォード 版は上品で控え目な感じかしたけど、この #レオナルド・ディカプリオ 版は野心満々な感じが強く出ていてよかった。
#キャリー・マリガン はかわいい❤
【1920年代の退廃したNYに突如現れた謎の大富豪の姿を、豪奢なパーティーシーン、華やかな衣装を背景に描き出す。とともに、厳しいハリウッド俳優、監督の栄枯盛衰についても想いを馳せる。】
文學好きならば、フランシス・スコット・フィッツジェラルド原作のストーリーは知っていると思われるのでストーリー詳細は割愛。
何故なら、バズ・ラーマン監督はかなり忠実に原作に沿って今作を作っているから・・。
小説では想像の中で楽しんだ1920年代の豪奢なパーティーシーン及び、デイジー・ブキャナン(キャリー・マリガン)やマートル・ウィルソン(アイラ・フィッシャー)やジョーダン・ベイカー(エリザベス・デビッキ:今作で大作デビュー。美しい・・、今作後は悪役美女のイメージが強いなあ)
達の美しい女性たちの華やかな姿を大スクリーンで堪能した。
バズ・ラーマン監督の本領発揮である・・。(只、バズ・ラーマン監督は今作以降、新作を出していない・・。)
ジェイ・ギャツビーを演じるレオナルド・ディカプリオは謎を秘めたハンサムな大富豪を違和感なく魅せる演技を披露する。
そして、今作では、デイジーの裏社会で生きる夫トム・ブキャナンを演じたジョエル・エドガートンやマートルの夫ジョージ・ウィルソンを演じたジェイソン・クラークが良い。
2020年現在、女優陣たちも活躍はしているが、(キャリー・マリガンは2019年”ワイルド・ライフ”で見事な演技を披露した・・。)ジョエル・エドガートンやジェイソン・クラークのここまでの活躍は予想出来なかったなあ。
<生き馬の目を抜くような、厳しい俳優の世界で、常に第一線で”スーパースター”として活躍しているレオナルド・ディカプリオの凄さを、今作鑑賞後、7年が経とうとしている今、改めて感じる。>
<2013年6月22日 劇場にて鑑賞>
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