「ゴージャスでせつない、、、」華麗なるギャツビー kumiko21さんの映画レビュー(感想・評価)
ゴージャスでせつない、、、
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たまたま時間が合った回が3Dでした。
特にこだわらなかったけど、あの狂乱的なパーティーシーンとか、羽毛だか雪だかが舞っているタイトルバックとか、3Dで見応え(お値段にリンクして)2割増しだったと思う。
レオナルドデカプリオは最近どんな役やっても「デカプリオ」的仕上がりなのは痛感しているのだけど、「強いのに弱い」自滅的役柄は本当にハマっていると思う。「エドガー」とか「ジャンゴ」とか。1920年代のNYって、この極東の2000年代に生きる50女の私には遠すぎる世界なだけに何だか憧れる。「禁酒法」、「ギャング」、「アメリカンドリーム」って、3点セットなんだなあ。虚飾とはいえ、たった一度の人生、目的を持って生きることって美しいなあ、と思わずにはいられない。
しかし、恋だの愛だのに惜しみなく命をかけられるのは30代前半がギリだね。ニックはきっと長生きして戦後のアメリカの繁栄をしっかりと味わいつくし、語り部としての人生を全うするのだろうな。私も当然そっち派の人です。
当時を描いた他の映画も見たくなりました。
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