「毎度不幸なレオ様」華麗なるギャツビー クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
毎度不幸なレオ様
90年前の話なんだけど古さを感じない。
それはパーティーの豪華さと使ってる音楽の所為。
この話、所謂アメリカの古典の名作らしいです。
古典をヒップホップで味付けしてしまうなんざ、
監督バズラーマンならずとも、アメリカ、ハリウッドっぽい。
話は以外と単純で、ベタなラブストーリー。
デイジーはもっとイヤな女かと思ってたが、結構葛藤してました。
でも愛人は殺っちゃうわ、ラスト逃げちゃうわ、
女って怖いなと、ヒシヒシ感じた。
ギャツビーは一途、デイジーを愛し続け、
信じてた末に哀しいラスト、何だけど、
ディカプリオが演じてる時点で予想は付いたけどね。
ニックがナレーターも兼ねるのだが、
もっと病的になっていても(例えばひげもじゃもじゃとか)
良かったんじゃないかな。
なかなかギャツビーが登場しない‘焦らし’は良かった。
最近のディカプリオは、屈折していてラストは不幸、みたいな役が多い。
(インセプション・Jエドガーetc)
今回もその点ではハマリ役。
たまには彼がハッピーなラストの話も観てみたいが、
「おいおい話が違うよ」と突っ込み入れてしまいそうだ。
Cマリガンってよく出てくるけど、かわいいからなの?
かわいいんだろうな多分。
正直そんなに感動はしなかったけど、
実話に近い話なので仕方ないかな。
当時のアメリカの勉強にはなるね。
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こころさんのコメント
2022年6月29日
クリストフさん
コメントを頂き有難うございます。
そうなんですね。とても良いお話ですね (^^)
澄んだ大きな瞳のトビー・マグワイアは、純朴なニックそのものでした。
お二人の競演する映画が、また作られるといいですね。