「【1920年代の退廃したNYに突如現れた謎の大富豪の姿を、豪奢なパーティーシーン、華やかな衣装を背景に描き出す。とともに、厳しいハリウッド俳優、監督の栄枯盛衰についても想いを馳せる。】」華麗なるギャツビー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【1920年代の退廃したNYに突如現れた謎の大富豪の姿を、豪奢なパーティーシーン、華やかな衣装を背景に描き出す。とともに、厳しいハリウッド俳優、監督の栄枯盛衰についても想いを馳せる。】
文學好きならば、フランシス・スコット・フィッツジェラルド原作のストーリーは知っていると思われるのでストーリー詳細は割愛。
何故なら、バズ・ラーマン監督はかなり忠実に原作に沿って今作を作っているから・・。
小説では想像の中で楽しんだ1920年代の豪奢なパーティーシーン及び、デイジー・ブキャナン(キャリー・マリガン)やマートル・ウィルソン(アイラ・フィッシャー)やジョーダン・ベイカー(エリザベス・デビッキ:今作で大作デビュー。美しい・・、今作後は悪役美女のイメージが強いなあ)
達の美しい女性たちの華やかな姿を大スクリーンで堪能した。
バズ・ラーマン監督の本領発揮である・・。(只、バズ・ラーマン監督は今作以降、新作を出していない・・。)
ジェイ・ギャツビーを演じるレオナルド・ディカプリオは謎を秘めたハンサムな大富豪を違和感なく魅せる演技を披露する。
そして、今作では、デイジーの裏社会で生きる夫トム・ブキャナンを演じたジョエル・エドガートンやマートルの夫ジョージ・ウィルソンを演じたジェイソン・クラークが良い。
2020年現在、女優陣たちも活躍はしているが、(キャリー・マリガンは2019年”ワイルド・ライフ”で見事な演技を披露した・・。)ジョエル・エドガートンやジェイソン・クラークのここまでの活躍は予想出来なかったなあ。
<生き馬の目を抜くような、厳しい俳優の世界で、常に第一線で”スーパースター”として活躍しているレオナルド・ディカプリオの凄さを、今作鑑賞後、7年が経とうとしている今、改めて感じる。>
<2013年6月22日 劇場にて鑑賞>
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