「ウィルスの脅威」コンテイジョン iga-maxさんの映画レビュー(感想・評価)
ウィルスの脅威
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物語は感染1日目ではなく2日目から始まり、瞬く間にウィルスによる脅威が全世界に波及していく。
WHOなどの保健機関が発生源の究明とワクチン開発に挑んでいくのだが、新型ウィルスは人々の努力を尻目に恐ろしい勢いで沢山の命を奪っていく。
様々な保健機関や政府関係者の苦労とウィルスに怯える一般市民の葛藤がタイムリーに描かれていた。
生命を脅かされ明日は自分かも知れないという人々の愚かさがひしひしと伝わってくる考え深い作品です。
最後の最後で感染源となる1日目の映像に戻るので原因が分かってスッキリだけど、若干物足りなさも感じる気がします。
それぞれの家庭や家族の場面が目まぐるしく変わっていくのですが、マット・デイモン演じる妻と継子をウィルス感染で亡くし娘と二人きりとなった父親の部分はもう少し捻っても良かったのかな…と思うとこです。
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