「一風変わったウィルスパニック」コンテイジョン クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
一風変わったウィルスパニック
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恐怖の原点は、進化していくウィルス感染。それに感染するとどうなるかまで描いている。その辺りはゾンビものとかに近いが、今作はその恐怖に対抗する勢力だけではなく、様々な視点が織り込まれていて、ともすれば散漫になりがちな所をそこそこ上手くまとめている。
目に見えない、得体の知れない恐怖に対して、右往左往と煽動されていく市民と、煽動する悪意いや善意?一応解決まで至るのは救い。
豪華役者陣は少し勿体ない気もする。
全体的に淡々と進むのは、音楽も含めてソダーバーグ監督らしさでしょうか。
※'20.4/18再見
「Day 2」からのスタートで、ラストに「Day 1」が来るこの巧さ。驚嘆。
にしても、マットデイモンは例え理由はどうあれ、マスクはした方が良い。
現状の新型コロナに比べると、恐ろしく感染スピードが早く罹ったら即死だが、
ラストの、コウモリ→ブタ→料理人、という経路が、今でもそうなのではないかと想起させる。
予言の書の様。
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