「過剰な演出はない。」コンテイジョン うにたん♪さんの映画レビュー(感想・評価)
過剰な演出はない。
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だが、なかなかにえげつない内容となっている。
公開時は鳥インフルエンザの蔓延が騒がれたのに最近はあまり話題にならない。
突然流行した脳炎と感染拡大を防ごうとするCDC、パニックになる社会と金儲けに暗躍する輩を描いている。
だが、この作品のタイトル「ホントは怖いウィルスの進化」ではないか?
コウモリから養豚、さらに人間へと言う流れ。
感染していく過程で予想外の進化を遂げるウィルスは現実に何処かで起こっているのではないかと不安を抱かせる。
開発で森林からコウモリを追い出した事が始まりとしたら、やり過ぎた事が帰ってきたと思わせるラストに納得する。
もうひとつ恐ろしいのは企業の利益追求である。
ワクチン早く作って儲ける姿は現実と重なる。
これから先の未来ではウィルスを作ってばら蒔いて、そのワクチンを素早く売り付けるような自作自演もあるかもしれない。
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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)さんのコメント
2022年7月11日
ワクチン、治療薬ともに作り出され、「ただの風邪」と侮れるほど感染力が弱くない。防護具を着けた同僚が次々感染した時は自分の番も来ると覚悟した。感染してたまるもんかと我慢してきたが現場の疲弊度が悪化。