劇場公開日 2012年2月18日

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ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのレビュー・感想・評価

全211件中、181~200件目を表示

3.5良かっただけに残念

2012年3月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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riptide

4.0次はもっと泣いてしまいそう

2012年3月3日
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泣ける

悲しい

9.11の悲劇は深い悲しみと共に社会的な衝撃と動揺があまりにも大きく、内容によってはまだ受けとめられないかもと躊躇していました。

あまり社会に開かれていない繊細な少年を中心に据え、その深い悲しみの心に焦点を絞った見事な物語でした。
最愛の父を失ったオスカーの、誰とも分かち合えない苦しみ、手を伸ばしても空を切る焦燥感が胸に痛かった。彼を取り巻く大人達との距離の描き方が良かったです。

もう一度じっくり観たら違った感動があるのでは、でも今回以上に泣いてしまうと思います。

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グッドラック

4.0「ものすごいうるさくて、ありえないほど近いものとは」

2012年3月2日
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泣ける

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覆面A子

4.5泣いて頭がいたくなるほどでした

2012年3月1日
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泣ける

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marikong

3.5マックス・フォン・シドーが素晴らしく

2012年2月29日
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知的

主人公に共感できるか否かで評価がかわりそうな気もします。

個人的にはちょっと共感しにくい部分もあり…。
主人公がアスペルガー症候群(?)であるというような描写がありましたが、
それを理解できるかどうかでしょうか…。

マックス・フォン・シドー演じる老人が実に素晴らしくて、
彼の出ている一連のシーンがもっとも印象深かったです。

原作では、第2次世界大戦で悲劇に見舞われた祖父母の物語も描かれるようですが、そこはだいぶ省略(2時間の映画に収めるには、そのほうが散漫にならずによいのでしょう)。いろいろと背景を想像させるものがありましたし、つらい過去や現実をうけとめて、それでも生きている大人として共感がもてました(それは他の大人の登場人物も同じ)。

マックス・フォン・シドーがアカデミー賞ノミネートされたのは、非常に納得。場合が場合なら受賞してもまったくおかしくないなぁ…と個人的には思ったのでした。

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α

4.0父性とは・・・。

2012年2月28日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

個人的に思うところがあって9.11には距離を置いて来たのですが、
本当に原作が良かったんですね。9.11の悲劇+父親と息子の話かと思いきや、
母親と祖父母の存在も重要な時間軸も長い家族の物語でした。

最近は父性について考えさせれる作品が多いなぁと思います。
幼少の頃に離婚した父との思い出はなく33年振りに再会した時には病んでいて時既に遅し、
父方の祖父は探し出した時には亡くなった後、母方の祖父は両親の結婚前に世を去っていて、
子供がいない僕は、父性を感じ得る機会が全くありませんでした。
僕はこのまま父性が欠落した人格のまま生きてゆけるのでしょうか?

おっと映画の話でした…。★4.0 http://coco.to/4034

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dekatter

4.0家族の絆

2012年2月28日
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泣ける

興奮

知的

大好きなお父さんが9・11で留守電を残して亡くなる。主人公の少年の悲しみ、苦しみ、それをどうにかしょうとする時、お父さんの遺品の鍵とブラックと書いた文字が見つかる。町中を探し回りお父さんの痕跡を捜し歩きおばちゃんや間借り人(演技が上手な人)との関わりの中で再生していく物語。一番協力したのは助けを求めなかった母だった。ここで題名の意味がわかりました。

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未散

1.5お金を払ってカウンセラーをやらされた気分

2012年2月27日
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難しい

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X32

3.5いつの間にか、涙が一筋。

2012年2月23日
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泣ける

悲しい

事前情報なしで見たので、こんな話だったのか~、私はやっぱりアクション物が好きだな~と言うのが、正直な感想。

10歳と言えば、小学4年生くらい。
小学低学年でもないけれど、高学年でもない、中途半端な年頃。

9.11で亡くした大好きなパパとの絆を再確認したいオスカーは、鍵を見つけ、鍵穴探しを始める。

オスカーが求めていた物は、自分の心を開ける鍵。

彼があの時した行動は、そうせざるを得なかったことなんでしょう。
いつまでも引きずってしまうよね。
わかる。わかる。

沢山のブラックさんとの交流や、しゃべれない老人との関わり。

なぜか、母には辛くあたるオスカー。
その謎も、最後には解明。

時間を得て、やっと言えることもある。

でも、オスカーは、確実に父と母から愛されて育っている。

母だって辛かったはず。
でも、それを乗り越えられたのは、やはり、オスカーがいたから。

そう思うと、いつの間にやら涙が一筋でていた。

途中、少し中だるみ有りと感じた。

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りりー

3.5独りじゃなかった

2012年2月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

少年オスカーのトーマス・ホーンが素晴らしい。長台詞もこなし、この作品の実質的な主演にあたる。これはエンドロールで、トム・ハンクスとサンドラ・ブロックが一緒なのに対し、直後にトーマス・ホーンの名が単独で出ることからも分かる。

オスカーは、父の死に於いて大きな十字架を背負っている。
母親はもちろん、誰にも話したことのない重い十字架だ。
母親をはじめ、周りの大人達は、オスカーの心が不安定なのは、父親のことを忘れられず、父親の死を受け入れられないからだと思っている。
もちろん、そうなのだが、根はもっと深いところにある。

オスカーにとって、偶然見つけた鍵は、父親の遺品であり、父親との絆を繋ぎ止めてくれるたったひとつの拠りどころだ。
何がなんでも、鍵の秘密を解き明かしたい、そのエネルギーは十字架の重さにもがき苦しむ反動によるものだ。

だが、オスカーは独りではなかったのだ。いつだって母親が見守っていた。オスカーが気がつかなかっただけだ。
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い存在。
母親とはそういうものかも知れない。
そしてまた、オスカーも母を辛さから守り通したのだ。

だからこそオスカーが歩きまわった軌跡を、母親と共有できたシーンには、喉に塊ができてなかなか落ちない。
「何かが分からないよりは何かが判っただけでもよかった」。オスカーの負の心が解き放たれ、思考が前向きになった証しだ。
前向きな人の前にはサプライズも待っているものだ。

そして、祖母と間借り人が楽しい。

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マスター@だんだん

5.0素晴らしい作品

2012年2月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

ほんと素晴らしい映画でした。詳しく書くと観ようって思ってる人​の感動を薄めると思うので控えます。ただヒルズの大映画館の満員​の観衆からは多くのすすり泣く音が。
人はかけがえのない人を突然に失った時、現実にどう向き合って受​け止め乗り越え、またその人の死から学び成長していくんだろうと​の一つのメッセージが込められた作品。
アメリカ全土いや、世界を悲しみのどん底に追いやった10年前の​9.11、たくさんのアメリカ人がもがいて苦しみながら2本足で​しっかり歩みだせる力を模索してきた。
東北、いや東日本の人たちなら誰もに多かれ少なかれの大きな心の​傷を残した3.11から間もなく1年、偶然にも今立ち上がりつつ​ある日本人への強いメッセージを含み、この時期に公開を迎えたこ​の作品、日本へのメッセージも込めて是非とも2月26日最優秀作​品賞を期待したい。お子さんがいる方々は必見です。

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myaa1969

2.0観て後悔

2012年2月22日
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寝られる

トムハンクス始め役者らの演技は最高だったの途中寝てしまいました。ストーリーは良いと思うが何が悪いのか!?

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honne

5.0アメリカ合衆国の回復

2012年2月22日
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悲しい

幸せ

9.11が米国民に与えた影響をより生々しく描いた作品。そしてこの事件を機に様々なものを失い、下を向きつづける人々の背中をポンと押してくれる。元々小説だったものを映画化しても平気であるくらいに精神的に回復したアメリカ合衆国を思うととても喜ばしい。やはり、ビルが人を波の如く飲み込み倒壊する様は何度見ても心が痛い。この映画は絶望の淵に立たされた国民が、平穏で普段の暮らしに戻れるまでの軌跡を、少年オスカーの生き様に投影して描いたものである。忘れてしまいたい現実を真っ正面から受け止めた時に人々の心に訪れる恐怖や悲しさ、苦しみ。心に抑圧された、もやもやした感情をオスカー少年は具象化し、見る人の心に宿す。悲しくも安堵の感を抱かせるドラマにたまげた。

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トーレス

4.5“最悪の日”に、さよならを

2012年2月21日
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泣ける

悲しい

幸せ

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カバン

4.5亡くなった魂は死後も生き続づけ、遺族をきっと護り導いていてくれているだろう

2012年2月20日
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泣ける

悲しい

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ryuu topiann

4.0間借人に完全しびれました

2012年2月20日
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泣ける

悲しい

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どりん

4.0子供らしく

2012年2月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

時として子供は凄く残酷だ。
大人の事情などまったく関係なく本能のまま生きてる。
でもここで描かれたオスカー少年はそんな一面を見せつつも
利発で物事をしっかりと分析して考えられる。
だからこそ精神不安定な状態に陥ってしまう。

子供に縁遠い自分だからなのか、そんな「大人子供」のオスカーの言動や行動
に少しも共感できぬまま時間が過ぎていった。

世の中にはオスカーのように利発ゆえに同世代の子供たちに巧くとけ込めない
思いをしている子が沢山いるであろうこと
そんな子供達が日々、精神との葛藤をしているであろうこと
そんなことを考えながら鑑賞していたときに、オスカー少年が母親に言い放つ一言。それを受けての母親の言葉。
たまらなくグッときました。

人はさまざまな人とのかかわり合いの中で、人生を生きていく
でも、究極自分自身で乗り越えていかなければ行けないことは山ほどある

最後に小さな希望を見出したオスカー
がんばれ、君により良き人生が舞い降りますように!

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ripc02

4.5もう、タンバリンは鳴らさない。

2012年2月19日
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泣ける

楽しい

好きな映画です。とても良かった。

オスカー少年は、自分が人と違う感性の持ち主だと知っている。
それを自覚しつつも、どうにもできない。
父の死に関すること全て、感受性という名のアンテナが際限なく辛い事象をキャッチしてしまう。
故に感情の波に折り合いが付けられない。
向き合えないけど向き合いたい。
再び父に会いたい。
父のメッセージを聞きたい。
やがて迎える旅の終着点は何処へ。

9.11後の世界。

その被害で亡くした父を思い、苦悩する少年と、彼を支える周囲の大人達を描いている本作品ですが、これに限らずとも、身内の死を経験しそれとどう向き合うか、どう乗り越えていくのか、というテーマは非常に難しいものがあると思います。
描き方にしても、余りに重苦しいと観ているのが辛かったり、かと言ってライトなポップ調にしてしまうのも、何だかちょっと違うなあ、と。
でも、この映画はその「あいだ」を上手く汲み取ってくれていると思いました。
所々に軽い笑いの要素を入れ、それが重くなりがちな展開に緩やかな役割を果たしてくれてるというか。
トム・ハンクスのコミカルな動きや、祖母とのトランシーバー交信、物言わぬ老人との交流、出会う大人や子供達の個性的な性格なんかで、かなり救われるというか。

ただ、オープニングの表現は結構ヘビーだと個人的には感じました。
このモチーフ使っちゃうのか、と。
人によっては結構不愉快になってしまうんじゃないかな、という。
劇中でもこのモチーフは度々挿入されるんですけど、本国ではどういう受け取られ方されたんでしょうか。
それ以前に『9.11』を描く、という時点で拒否反応示す人も居るでしょうし。
いやまでも、このモチーフがラストに繋がる布石でもあるので、そこ含めて自分はとても好きなんですけどね。

オスカー少年の心の叫びを129分間、ずっと浴びせ続けられるこの映画。
率直に言って、人を選ぶと思います。
ナイーブなテーマです。
日本も3.11を経験しました。規模にも辛さにも大小など有り得ず、感じるものは人によって様々な訳で。
この映画に嫌悪を抱かれたとしても、それは仕方のないことでしょうし、本当に難しい。

自分は、見当外れかもしれませんが『考えることを止めてはいけない』というメッセージを、自分なりに受け止めました。

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ロロ・トマシ

4.5絶望、そして希望

2012年2月19日
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泣ける

悲しい

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harukita

4.5原作も読みたくなりました

2012年2月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

こういう映画って、何と言ったらいいのか。
ほんとうに心に迫る映画……、言葉に詰まってしまいます。

主人公の少年、もちろんとてもよかったです。
トム・ハンクスも、嫌みなく「お父さんお父さん」していて。
サンドラ・ブロックのお母さん、自分も傷つきながらも、
小さな心で悲しみを受けとめようともがく息子を見守る感じが
自然で、よかったです。

それから、少年のおばあさんと、間借り人のおじいさんの存在。
温かくて、でも子供だからといって、少年に優しくするばかりでなく、
少年とちゃんと向き合っていて。

それぞれの登場人物が、それぞれのつらい現実を見つめるシーンは、
涙があふれて仕方ありませんでした。

この映画から、たくさんの宿題をもらった気がします。
原作もこれから読みたいです。

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sunnydays