劇場公開日 2012年2月18日

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「【初めてアメリカのあの惨劇をテーマに扱った作品。】」ものすごくうるさくて、ありえないほど近い NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【初めてアメリカのあの惨劇をテーマに扱った作品。】

2019年6月19日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

- 勿論、この映画にはあの現実とは思えないシーンは出てこない。-

・ だが、トレーディングセンターにあの時いた方々の様々な声や音が流れてくる。

・今作品では、それを敢えて、映像化していないからこそのビル内での徐々に広がるパニックがリアルに伝わる。

・父親が子供に残したメッセージ、そしてそれを受け入れられない子供の姿が痛々しい。

・それが、あの場で亡くなった多くの方々とその家族でも同様に起こってしまったという事実には述べる言葉が無い。

〈どのような思想、宗教でも罪のない人を殺めるテロという行為は絶対に許されるものではない、という当たり前の事を再認識させられる映画である。〉

<2012年3月11日 劇場にて鑑賞>

NOBU