映画館の恋

劇場公開日:

映画館の恋

解説

「気まぐれな唇」のホン・サンス監督が、劇中映画と現実の世界が交錯していく様子を2部構成で描いた純愛ストーリー。大学入試を終えたばかりの青年サンウォンは、中学時代の初恋の女性ヨンシルと街で偶然再会を果たし……。そんな内容の映画を見終えたばかりの監督志望の青年ドンスは、その映画に出演していた女優ヨンシルを劇場の前で見かけ……。出演は「殺人の追憶」のキム・サンギョン、「美しき野獣」のオム・ジウォンほか。

2005年製作/89分/韓国
原題または英題:Tale of Cinema
配給:チョンオラム
劇場公開日:2007年3月31日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第58回 カンヌ国際映画祭(2005年)

出品

コンペティション部門
出品作品 ホン・サンス
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映画レビュー

2.0何でこんなに恥ずかしいのか。

2024年7月6日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

ホン・サンス監督の特集上映、最後の観賞。
19歳の男の子が初恋の同級生と偶然出逢い、心中未遂を起こす。死を軽視する愚かしい若さが恐ろしく恥ずかしいけど、この愚かしさは今の自分にも残ってしいるなと考えると余計恥ずかしい。
ところが、この恥ずかしい映画は映画内の映画(映画だらけ)で、この映画を作った監督の後輩の男性とこの映画に出演していた女性の俳優の一夜の出会いと別れが描かれる。
映画に影響されまくった後輩男性の行動はとても恥ずかしく、女性の強く現実的な言動と比べるとその愚かしさに冷や汗出ました。
死の淵にある、先輩監督の「生きたい。」「死にたく無い。」と言うセリフはこの映画の伝えたい事なのかもしれないが、あまりに心に響かなかったかな。ホン・サンス作品は近年の物の方が良さそうだ。
映画に影響され過ぎるなよって感じかな?

作家主義の映画だから、男性の登場人物はホン・サンス監督の分身ですね、全く芸術家って奴は。

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