劇場公開日 2011年12月17日

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ブリューゲルの動く絵のレビュー・感想・評価

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3.5モーションペインティング(動く絵)であり、モーションピクチャー(映画)ではない

2019年3月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

西洋絵画と映画とは似ていると思う 絵画に込められた意味、画家の本当の意図は漠然と表面に眺めていては解けないことがある 映画もまたしかり ブリューゲルは2017年に大規模な展示会が日本各地で巡回もされ、彼の代表作の一つの「バベルの塔」を中心に紹介がなされたので観た方も多かろう その絵はラストシーンで「ゴルゴタの丘への行進」の左側に展示されている 本作ではそれではなく、彼の本当の代表作「ゴルゴタの丘への行進」についての解釈を、その絵画の中に私達が放り込まれ、その中で起こる当時の出来事を目撃しそれをブリューゲルが如何に絵画として描いたのかを映画にして理解を進める事をテーマにしている 本作は日本語タイトルの通り「ブリューゲルの動く絵」である つまり、モーションペインティング(動く絵)であり、モーションピクチャー(映画)ではない だから、台詞は極力ない 話すのはブリューゲルとその話相手くらいだ 特に冒頭は30分近く一切の会話がない なぜならその他の登場人物は全てブリューゲルの絵の中の人物であるのだから 絵画に描かれた人物は口をきいたりはしないのだ フランドル派の絵画でも特にブリューゲルやヒエロニムス・ボスの絵は難解でその意味を解説して貰わないとなかなか理解できない 本作を観たことで「ゴルゴタの丘への行進」の解釈について、詳しく理解することができた 如何に漫然と表面的に観ていただけったかと思い知らされた 大変に勉強になった映画だ 映像も本当にブリューゲルが描いた絵画のような映像で動く 光線の当たり具合、霞みなどの空気感、彩度、色温度なども絵画に合わせて来ている もちろん衣装、小道具、セットの考証は全く絵の中のそのままであり感嘆するばかりだ しかし映画としてほどうか はっきりいってつまらない ブリューゲルの絵に思い入れがなければつらい時間になるのではないだろうか

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あき240

4.0まるで美術館

2018年9月23日
PCから投稿

ただただ圧倒されました。 絵画と映像の境目がまったくわからない。 トリックアートのような錯角。まるで美術館。

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miharyi

2.0The mill just stand there, looking down everything. NHKかな?

2018年3月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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アキ爺

2.0映画館で見てたらねちゃうかも。。。 設定は面白かったけども…

2016年1月2日
iPhoneアプリから投稿

映画館で見てたらねちゃうかも。。。 設定は面白かったけども…

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shumai3

1.5洒落てんな~って。(○´∀`○)

2013年12月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

寝られる

何でPG12なのかなって思ってみてたら、途中ビックリするくらい凄惨なシーンが(笑) 原初的な生活をひたすらに流す。ある意味、神様にとっての、ディスカバリーチャンネルまたは、BBC Earthかなんかだと思ってみれば最後まで観れるかも。俺は寝たけど・・・。

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チャリンカーベル

3.5知的好奇心を刺激される実験作

2013年11月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

フランドルの画家ピーテル・ブリューゲルの絵画「ゴルゴダの丘への行進」に描かれた市井の人々が映像となって動く。まさに“動く絵”である。背景は絵画のそれで前景は市井の人々に扮した役者が実際に動く事で、まるで観客を絵画の中に紛れ込んだような不思議な感覚に誘う。こんな経験は初めてだが、残念ながら私はブリューゲルの名前と作品は「バベルの塔」くらいしか知らなかったので、観ている途中で、この作品を観るには知識が足りない!と、とても歯がゆかった。映像を観る前に、まずは、この絵をじっくり観ておきたいし(出来れば、ブリューゲルのほかの作品も)、ブリューゲルについて、そしてその時代についてもある程度は知識を持っておきたい。この作品と一緒にブリューゲルとその作品についてのドキュメンタリー(があれば)を観られるといいと思った。ルーブル美術館で上映されたというのも納得。いい企画だと思う。

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arakazu

2.0何となく見入ってしまう意欲作

2013年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

難しい

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movietravelar

4.0風車(神の眼)から見る市民の生活

2012年2月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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Chemy