「青春Hシリーズ第6弾」半分処女とゼロ男 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
青春Hシリーズ第6弾
次の日、勃起すると人の額に数字が見えることがわかり、やがてその数字がセックス体験人数であると判明。同僚の後藤(山本)は3から4に変わっていた・・・「俺は処女とやることが絶対的使命なんだ!」と1年前の忘年会で叫んでたらしく、自分探しのため、外から自分のことをいつも見つめている女に声をかけるのだった。その女、陽子の数字は0.5。風俗嬢の真実とも顔見知りだったようで問い詰めると、2人とも女子高生でバイトしているとのこと・・・
中年男にホテルへ連れ込まれそうになってるところを助け、ついに桜木は陽子とベッドイン。しかし、自分の額を確認すると“0”のまま・・・陽子は0.7、0.9、ベッドイン直後には1になっていた。どういうことだ?と、翌朝交番に出勤すると、後藤が連続殺人の容疑で逮捕されていたのだ。なんと額の数字は人を殺した数だった・・・55の変な外人は戦争で人を殺した数。
さすが佐藤佐吉。低予算の青春Hシリーズでありながら、かなり面白くしてくれた。ただ、13人をマンホールに落として殺していた子どもの存在はイマイチ。エロチック・コメディにあってもどうしても違和感がある。ここで評価が“4”から“3”に変わった・・・
陽子は兄に性的虐待を受けていたというマミの言葉によって、それを信じていた桜木。終盤、実は近親相姦の兄妹だったことがわかり、兄は陽子によって刺され、冷蔵庫に入れてあったわけだ。それで数字が・・・。だけど、冷蔵庫を開けたため仮死状態にあった兄は生き返り、捕まった陽子もたいした罪に問われなかった。が、結局桜木のもとを去って行った。そして桜木は童貞のまま(挿入したのがアナルだったと告白された)で、人を殺した数がわかる能力を使っていかねばならないのだ・・・