ペイド・バックのレビュー・感想・評価
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後味があまり良くない・・・。 ジェシカ・チャスティンの横顔のシルエ...
後味があまり良くない・・・。
ジェシカ・チャスティンの横顔のシルエットが完璧すぎる美しさ。
ジェシカとヘレン・ミレンは、なんとなく似てるが、他の2人は似てなさすぎる。
むしろ、老いてからのディビッドは、ステファンにソックリなので、混乱。
現実味のある話
ストーリー75
演出70
キャスト80
総合75
前半、現在と過去のシーンが交錯しすぎて
人物やストーリーの理解が難しかった。
途中眠くなるくらいの展開だったけど
後半になるに連れて理解できてくると
同時に一気にハマっていった。
ジェシカ・チャスティンが
めっちゃいい味だしてる!
ゼロダークサーティ然り
こういう役にはドンピシャな人ですね。
サスペンスの醍醐味をしっかり味わえる作品です。
イスラエルのモサド秘密工作員がナチスの戦犯医師を裁判にかけるため東ドイツから拉致しようとしたが、幾多の想定外のハプニングから失敗し、拘束していたアパートから逃げ出してしまう。しかし、レイチェルが傷を負いながらも背後から射殺し、その後自国では英雄の扱いをされるが。
イスラエル映画のハリウッドリメイク版として制作された。
この作戦に関わった英雄三人の影とは。
二つの時代が交互に入れ替わるが、ストーリーは分かりやすくキャスティングなども分かりやすく役柄もあっている。
人間関係もありアクションもあり、とてもおもしろい作品で、最後までハラハラさせてもらいました。
こんな良質の映画が劇場未公開なんて悔しい!「○ッ○ャマン」や「○子3D」なんかよりずっと劇場で見る価値がある!
1966年、イスラエルの秘密諜報機関“モサド”の工作員、レイチェル、ステファン、デヴィッドは、東ドイツに潜入し、ナチスの戦犯、収容所外科医のフォーゲルを捕らえたものの、逃亡を図った為、射殺。3人は英雄として帰国する。
1997年、デヴィッドが謎の自殺をする。3人には、30年間隠していた秘密があった…。
2007年のイスラエル映画をハリウッドリメイクしたサスペンス。
日本劇場未公開だが、監督にジョン・マッデン、キャストにヘレン・ミレン、サム・ワーシントン、ジェシカ・チャスティン、トム・ウィルキンソンと豪華な面々。
未公開の理由は、モサドやナチス戦犯などが日本人にとっては馴染み難いからだろうが、一本の映画として見応え充分。サスペンスの醍醐味たっぷり。
二つの時代を舞台にしているが、込み入る事も無く、特別小難しくも無く、見易い。
こんな良質の映画が未公開なのは惜しいと言うより、悔しいくらい。
注目の一つは、ジェシカ・チャスティン。
1966年のレイチェルを演じる。1997年のレイチェルはヘレン・ミレンで、違和感を感じさせない。
役柄によって印象を変えるカメレオン女優。
本作ではアクションも披露。多少、地味な内容に華を添える。
ちなみに、アメリカ公開時、ジェシカ・チャスティン人気でスマッシュヒットとなったとか。
ストーリーの見所は、やはり3人が隠してきた秘密に尽きる。
見所なんだけど、ネタバレになってしまうので、言えない。ああ、もどかしい!
少しだけ触れると…
こういう隠蔽は実際にあっても驚くに値しない。いや、本当にあったかもしれない。
隠し通し偽りの英雄を演じ続けるか、否を認め真実を明るみにするか、その葛藤が、映画に深みのあるドラマを作る。
先にも述べた通り、未公開なのが本当に悔しい。
同じく未公開の「ブルー 初めての空へ」が近々、期間限定で劇場公開されるとか。
こういう良質の映画を劇場公開する企画をどんどんやって欲しい。
ビリビリする緊張感
うっかり見ていると、とんでもない含みのある場面というような演出が連発するすごいかっこいい構成の映画で、それが物語の本筋にもあって、油断できない。
結果が全く思い通りにならない事が幾重にも折り重なってしまう事がテーマかなと思った。
サスペンスシーンは凄まじい緊張感だった。老人同士の殺し合いはちょっと違った意味で迫力があって面白い。
俳優は知らない人ばかりだったけど、超上手で、演出も素晴らしかった。
注目すべきキャスティング
あえて言わせてもらうなら ストーリーよりキャスティングに注目。 ダブル主演のヘレン・ミレンと ジェシカ・チャステイン、そしてサム・ワーシントン。 その他、地味な俳優さん揃いですが 演技が良いです。
イスラエルから共産主義が支配する 東ベルリンへと潜入した3人のモサド諜報部員たちは、ナチ戦犯を捕らえる。 しかしその後30年、葬られたはずの過去に苦しめられる3人。 彼らが背負っている債務(debt)とは。。。(ネット情報引用)
諜報部員の一人、レイチェル(30年前)を演じた ジェシカ・チャステイン。 先日観た『The Help』の軽いイメージを払拭するような 常に緊張と不安に包まれる女性を好演。 髪の色で雰囲気を変えたというのもありますが、ジェシカの演技力が大きいと思いました。 これから大いに期待したい 女優さんです。
レイチェルの30年後を演じた ヘレン・ミレン。 ジェシカとキャラクター作りを協力し合い、より同一人物に見せようと努力したそうで こちらも素晴らしい演技でした。
諜報部員の一人、デービッド(30年前)を演じた サム・ワーシントン。 心を開かないという点では 諜報部員にぴったり。 ずっとそのスタンスでいてほしかったんですけどね、ストーリーがそうさせない。 あっさりフェード・アウトで 物足りない感じがしました。
諜報部員の一人、ステファン(30年前)を演じた マートン・ソーカス。 リーダー的存在のステファンを 好演。 でも 後半はズタズタでしたね(そういう設定でした)。 『ロード・オブ・ザ・リング(2003)』にも出演していたそうです。
ネタバレになっちゃいますが… ナチ戦犯だの東ドイツなどと描いているわりには実際 “ラ〇・ストーリー”なんですよね、この作品。 モサドとしてのレイチェル(彼女の心の葛藤)に重きをおいてほしかったのに、こんなに感情をコントロールできない“諜報部員たち”って… ありえない。。 もう少し知的な内容を期待していたので、残念。 とにかく キャスティングは良かったと思うので、彼らの演技を見るという意味では まぁお勧めしてもいい感じ、です。
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