劇場公開日 2012年11月3日

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「【小学生だった6人の子供達と20年振りに再会した教師との複雑な関係性を”唄”を通じて描く】」北のカナリアたち NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【小学生だった6人の子供達と20年振りに再会した教師との複雑な関係性を”唄”を通じて描く】

2019年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

 劇中歌として子供達とはる先生(吉永小百合)が歌う
 ・カリンカ(ロシア民謡)
 ・この広い野原いっぱい
 ・クリスマス・イヴ
 ・夢の中へ
 ・あの青い空のように  良い歌ばかりである。
 そして、日本童謡の名曲「かなりや」

 皆、楽しそうに声を合わせ歌っている。
 が、ある事件が起き、はる先生は島を去る・・。

 <成人した6人>
 ・鈴木信人(森山未來)
 ・戸田真奈美(満島ひかり)
 ・生島直樹(勝地涼)
 ・安藤結花(宮崎あおい)
 ・藤本七重(小池栄子)
 ・松田勇(松田龍平)
              ・・・・豪華俳優陣である。

 20年後、鈴木がある事件を起こし警察に追われ、はる先生は”ずっと気に掛けていた6人の生徒に会いに島へやってくる・・。

<今作辺りから、阪本監督の描く作品の重さが気になって来てしまった作品。又、近年の吉永小百合さんの出演作の多くが”寒い”北海道が舞台で、新鮮味が薄れて来た感が拭えなかった作品でもある>

<2012年11月10日 劇場にて鑑賞>

NOBU