ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qのレビュー・感想・評価
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衝撃と爽快感、そして絶望と希望
素晴らしい映画です。
やっぱり、庵野監督はアニメーションがイイ。
CGなどは若干薄っぺら感があるけどそこは動きと演出でフォロー。まあ、アニメは画のリアリティよりも動きなのでその辺は作画時間なんかを考慮するとCGで時間短縮するのはベストな、と言うか苦渋の選択。戦艦の画なんかは本当は手書きでやりたかったんじゃないかな。なのでああいうデザインにしてCGでしか描けない映像にしてると思う。
エヴァのアクションも相当かっこいい。
冒頭の宇宙戦は燃える‼もう、最高‼
最近はなんかを棄てるときはいつも○○をジェットソン!って言いながら捨ててる(笑)
シンジ君は今回は辛い役回り。お弁当男子でモテモテだったことは夢のよう。まあ、破で調子に乗り過ぎたよね(笑)
アスカが今回は萌えた。超可愛かった。最後シンジ君を置いて行かなかったのは惚れた女の弱みって感じでえ~、連れてっちゃうの⁉って思っちゃった。甘いなぁ~って。
カヲル君は石田彰さんの演技が冴えてた。まあ、石田さんだけじゃなく皆さんも冴えまくりでしたが。
とにかく、批判も多いですがそれはまあエヴァなんで(笑)
自分としては一般のお客さんにこのヲタアニメを観せた庵野監督に敬意を表します。約30年前、ダイコン4を観て燃えまくっていた若き日の自分を思い出すと庵野さんも出世したなぁ~と感慨にふけってしまいます。まさかエヴァの映像に宇多田ヒカルの曲が流れる日が来ようとは…。しかも新曲。スゲーな庵野さん。
まあ、これで一般のお客さんが離れてもイイんじゃない?わからない人にはわからないから。自分は庵野監督がやりたい事をやってくれるのが一番嬉しい。今回はそれがヒシヒシと伝わってきた。やっぱり庵野監督はヲタクだった。素晴らしい‼ブラボー‼
次回は「本当にエヴァンゲリオン:オワリ」ってことだと思う。早く終わらせたいでしょう、監督も。最後一つ、頑張って欲しいです‼
こういう解釈はどうでしょうか?
今回上映されたものが「シン・エヴァンゲリオン劇場版」だったんです。
それがわかるのが次回予告の時点です。つまり、次回予告が流れて、はじめて私たちはシン・エヴァンゲリオンを見ていたことがわかる仕掛けです。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の枠の中で「シン・エヴァンゲリオン劇場版(予告付き)」が上映された形です。
時系列は、多くの方々の解釈と同じく、旧TV・劇場版とヱヴァンゲリヲンの間のループのひとつです。内容やタイトルから推測できるようにヱヴァンゲリヲン寄りのループです。
上映動機は、旧TV・劇場版とヱヴァンゲリヲンの補間です。私はこれが言いたかっただけかもしれません。
上記解釈が正しければ、次回作は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の続きです。
以上、Qの続きが見たい私の希望的解釈でした。
ちなみに評価点数は、単純に一本の映画として面白くなかったためです。
心に響いた
今までの映画ではアニメの頃と同じ路線で、シンジくんやアスカやレイの心の闇が中心に描かれていた気がする。
この前金曜ロードショーで2回目の映画作品が流れたが、
私個人としては何かがっかりしてしまった。
1年くらい前なら、レイのシンジをぽかぽかにしてあげたいや、
ぼくなんか。。と落ち込んだり、父との関係に悩む主人公にも共感
できていた気がするが、
去年大震災を経験した日本人には共感にかける映画になって
しまったのではないかと思うのだ。
まず主人公が自分の心の闇にいつまでもとらわれていて外界を
見ようとしないこと、これがすこしいらっとしてしまうのである。
世の中には主人公のように悩んでいる人はいくらでもいる、
そして震災のように身動きできないほどの
苦しみを外から与えられてしまう人もいる。
私自身もいろいろなことに悩みながら生きてきたが、震災があったときは
こんなちっぽけな悩みに苦しいと言い、ぬくぬくと生活している
自分がいやになってしまった。
そして今回の映画。
今回は気晴らしに見に行ったのだが、見に行って本当によかったと思えた。
主人公以外のキャラクター、一人一人から感じられる”人間”としての個性。
そしてそれと対比されるような”綾波”という存在。
より人間らしくなったエヴァの世界で、
主人公が心の悩みよりももっと大きな課題にぶつかり
乗り越えようともがく姿に再び共感が生まれた気がする。
とにかく”生き抜く”ということがテーマの人間らしい映画だった。
ただ、疲れる。それだけ。
エヴァQはもはやエヴァンゲリオンじゃない。
まったく違うアニメになってしまった。
僕はその事実に愕然とし、また、このアニメとは決別するだろう。
主人公の碇シンジはもはやただの脇役に成り下がり、
ヒロインの綾波レイはただのロボットになってしまった。
アスカとミサトというフェミニスティックな主人公がただ、やりたいように暴れまわる。
そして、ゲンドウはレイとシンジから遠ざかってしまった。。
この映画に魅力的な主人公は存在しない。
魅力的なヒロインも存在しない。
魅力的な脇役も存在しない。
エヴァオタのための、次作を予想させるだけのための、くだらない預言書だ。
そして感動的な映像美があるわけでもない。
まったく見る価値がない。
僕はただ疲れた。
もうそれ以外に感想はない。
こんなものなら見なければよかった。
評価が別れるとか言ってる奴はただのミーハーなバカか、
もしくは真性のエヴァンゲリヲンマニアだろう。
意外に面白かったよ。
酷評をじっくり読んで鑑賞したので以外におもしろかったよ。
はじめの戦艦の発進シーンは宇宙戦艦ヤマトのパクリかなと思って笑った。
それと誰かも書いてたけど戦艦ちゃちいし、カッチョわりー。
アスカとマリの掛け合いはいいね!!面白いよ。
シンジ君14年間眠っていたんだからあの訳の分からない行動もうなずけるし、自分が起こしたサードインパクトで人類のほとんどが死んじゃったんだから普通じゃいられなかったんじゃないのかな。
ミサトさんも破で『いきなさい!シンジくん』と言ってた割りには『もうヱヴァに乗るな!』はないだろうし笑ってしまった。まあそれだけサードインパクトって人類にとってダメージっだったんだろうし、『綾波をたすける!!!!』で済まなかったんだろうね。フォースインパクト起きなくてよかったよね。シンジ君のやっちゃったよ おれ という顔 あれよかったなーーーー。
勝手な想像なんだけど
アスカが大人になっていないのは2号機でのビーストと関連あるんじゃないかね?マリも大人になってなかったよね?
予告は あれはジョーダンですよね??
しかし4作目がまた3年後だったら皆さんどうします?あーおもしろかった。
「希望は残っているよ、どんな時にもね」
完全新作になることはわかっていたものの、予想の斜め上をいく展開に置いてきぼりにならないようにしながら見る感じ。2回目の鑑賞は、落ち着いて見られましたが。
1回目みたときから、これは拒絶反応起こす人がいても不思議ではないな…とは思いました。なんだかんだで「序」「破」はTVシリーズのリメイクでしたから、新要素が入っていてもある程度は先が読めたし、現代最高峰の作画で好きなメカやキャラが動いているところを見られるだけで快楽でした。
でも、今回からはそうじゃない。もちろん作画は素晴らしいし、アクション演出もあいかわらずのケレン味たっぷりで見応えあるけど、これまでの世界観は半ばぶち壊し。ここからが本当のリビルド(再構築)になっていくのかなあ…と思いました。破壊がなければ創造はない…なんて言い方は陳腐ですが。壊したものの上に、新たなものを再構築していく。
そして、またもや鬱展開気味ですが(笑)。シンジはどこまでつらい思いをさせられるのやら? 別に14年たったらたったでしょうがないですし、立場的に突き放されるのもしょうがないにしても、もう少しやんわりできないものか(笑)。ああいう精神的にこたえる感じは旧シリーズから変わりませんね…と苦笑い。むしろこれこそが庵野秀明の真骨頂?
設定的な部分での疑問や、キャラクターの心情変化もちょっと性急(絶望的な状況のシンジが、唯一信じたいと思うカヲルの言う希望にすがりたかったのはわかりますが、それだけを根拠に槍にこだわりすぎな気が)な印象もありますが、全体としては、これから先(…といってもあと1作)で、どう終わるのかを見届けてからが、「Q」の真価がわかるときなのかなという気がします。
全4部作ですが、最初2作「序」「破」と、後半の2作「Q」「シン(真?)」で大きくわかれる感じですね。ポジティブに突き抜けた「破」のラストが盛り上がりすぎて、これでどう続けるのだとは思いましたが、あそこが前半のクライマックス。また後半が始まって、きっと次のラストは「破」並の盛り上がりがあるのではと期待します。
前作までの流れからの突然の変貌に、半ば戸惑いもあるといえばありますが、でも、ラストシーン…シンジとアスカとレイの3人が歩いていく後ろ姿をみて、「ああ、やっぱりこれはエヴァだなあ」と感じたのでした。マリでもカヲルでもない、まして今回出てきた新キャラでもなく、シンジとレイとアスカ。
あの3人が、あの絶望的状況のなかでまだこれから先へと歩みを進める姿をみて、「希望は残っているよ、どんな時にもね」という、本作のキーワードとなるセリフが重なってみえたのでした。
うーん、信じすぎかな? これで次でまたさらに突き落とされたら、それこそ旧劇場版の悪夢再びになってしまいますが(笑) きっとこの先には違う何かが待っていると思わせる終わり方でした。
報われないね…
シンジに全責任を押し付けている周りのキャラが不気味でした。
序・破と懸命に戦ってきた主人公に対するあまりに酷い仕打ち…。序・破はなかったことになっているのでしょうか?
シンジが周りから理不尽に追い詰められるのはいつものことだけれど、Qはその追い詰め方が強引すぎる上に、ストーリー自体も面白くないため尚更酷く感じました。
あんな扱い方されたら壊れない方がおかしいですよね…。
Qを経験したシンジが、ミサトたちを再び信じられるのでしょうか?記憶喪失にでもするのですか?
主人公に選ばれてしまった彼が不憫で…あまりにも可哀想で…今回ばかりは制作者の方々に引いてしまいました…。
Qのストーリーが暗くなるのは仕方ありません。しかし、破綻したストーリーに合わせて都合よく動き、思考をやめたキャラクターたち、何でもアリの新設定、世界観に合わない空飛ぶ戦艦…これがエヴァらしさですか?
奇をてらいすぎなのか、予想を裏切るためなのか、皮肉っているのか、全体的にダサすぎて、コレが本当にヱヴァなのか疑いたくなりました…。腹が立つというよりも、悲しかったです。
ヱヴァに何を求めると思われるかもしれませんが、総監督さんがあのような所信表明をしたからこそ、長い間待っていたファンの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
完結編を経て4部通して見たとき、このQさえも素晴らしい作品だったと思えることを期待します。
エヴァだけどちょっちテイストが・・・
う~んどう評価すれば良いのか・・・
全体を評価すれば「エヴァ」でもどこか「別作品」という感じかな。
「序」・「破」と少しずつ再構成し、改変してきましたが「Q」で一気に舵をきったという感じです。14年後という時間経過のせいもあるのでしょうが「旧」や「序」・「破」とは世界観を一気に変えました。
ただ「カヲル君」だけは最初から最後までいろんな意味でカヲル君でしたね。「シンジ」との関係性も道程こそ違いますが結果は同じでしたし、「シンジ」が報われないのも良くも悪くも「エヴァ」という感じ。
ただ、最後ぐらいは報われて欲しいね。
「面白い!」と無邪気に言える様な明るい話ではないですが、単なるアニメ作品だといって切り捨てられない、侮れない映画です。
じわじわと、ぐっとくる。
新劇場版破の時の様な、具体的にはシンジが綾波を助けるシーンの様な衝撃的にぐっとくるシーンはなかったです。破な感じを期待していくと、裏切られます。見終わった後、じわじわきます。
あれから14年経った時代で、新キャラも含め、NERVに抗いながらたくましく闘ってる旧NERV本部、現ヴィレのメンバー達の姿は、旧劇場版で何もしないままパシュった回を見事に挽回しています。運命は変えられるのかもしれません。そして、スピンオフで14年間の出来事の物語を期待してしまいます。
カヲル君は破で、今度こそシンジだけは幸せにしてみせると言っていました。そもそもこの話は何回目の回なのかも不明ですが(ループ説だとしたら)、きっと何度もシンジの希望に沿えなかったのでしょう。そして今度もシンジの希望に沿えなかった。でもシンジの希望に沿いたいという気持ちと行動でフォースインパクトは阻止できた。これをシンジがどう受け止めて、新たな希望に繋ぐのか。
Qのエンディング桜流しは、シンジとカヲル君の事なんだな、と思いました。
アスカとマリのタッグも中々良かったです。綾波(黒)も、今後変わっていきそうな気配を感じました。
ラストは、どう束ねられ、解かれるのか、期待が高まります。
やっちまったな
こりゃやっちゃいましたね。
破から14年後のお話、その間の説明はほとんどなし。本来ならその14年間のストーリーで一本出来てしまうはずなんですが。
キャラは性格崩壊してるし、ここまでやっちゃったのって珍しいでしょう。マトリックスの三本目以来ですね。
庵野さん大暴走です。スタッフも大勢いるんだから、ちゃんと言わないと駄目ですよ。
多分最初はこんな話では無かったんでしょう。だって予告のシーンが何も出て来ないんですから。
それと一番気になったのが、これって画面上下切れてませんか? 遠近線や輪郭線が途切れて、圧迫感ありありなんですけど。全部観たけりゃ、ブルーレイ買えってことでしょうか。それもなんだかなあ・・・。
それでも続きが気になるので、やっぱりIも観るんでしょうけど。
最後ぐらいはちゃんと決めて下さいよ。よろしく・・・。
エヴァンゲリヲン新劇場版:Q
うーん、いったい最終章にどうつながるのかと言った感じです。リリンが圧倒的なパワー持っちゃダメでしょう。しかも空飛ぶなんて?監督の戦艦好きの成せる技か?使徒の圧倒的なパワーを前にエヴァと14歳の子供達に頼らざるを得ない大人たちのジレンマはどこ行ったの?全体的に軽くなった内容が悲しい。アスカとマリの存在感は良いとしてもシンジとカオルの存在感を軽くあしらいすぎでしょ。碇ユイの旧姓、碇ゲンドウのメガネ、角が取れて丸くなった赤城博士、何であの人ー特に大人ーがーシンクロ?などなど、細かなところに突っ込み入れたいけど。難しい内容にするとゆとり教育で育った世代には受けないから迎合しちゃったのかな?エヴェスタッフ?
でも、ファンとしては関連グッズも映画も手にいれなくてはならず、使徒に手も足も出ないTV版の登場人物の大人たち同様にジレンマして映画を観ているのでした。最終章の「繰り返す」との暗示にちょっと期待はしたいけど、またあのリアリティのない空飛ぶ物体が出てくるのかと思うと(アニメだからリアリティってのはおかしいのかもしれないですが)ちょっと座席につくのが恥ずかしくなるかなぁ。
悪い夢を見てるよう・・・。
これが悪い夢だったらいいのに。
観終わった後、しばらく呆然と頭ぐるぐる状態。
大好きだったキャラクターが、容姿が変わらず知らないキャラになってる。
あのミサトさんが、
どんな時でも、シンジの味方だったのに・・・。
大好きなキャラクターたちを返してくれよー。
なんでこんなことに。
しかも、現状説明をしないキャラクター。
そのせいで、フォースインパクトまでいくって。
キャラクターたちの頭悪すぎ!!!
説明しないミサトさんたち、
渚が止めるのを無視するシンジ
話合うことさえしないアスカ
あれ?これ人類の存亡がかかってるんだよね??
なにこの子供のケンカ状態。
イライラする映画。
フラストレーションしかたまらない。
違う。
今回のEVAは違う。
どんなに話が破たんしていても、キャラクターの動きだけは破たんしてなかったのに、
話に合わせて、無理やりキャラが作られた感じ。
一緒に見た友達は
「年月が空いちゃったから、キャラクターの性格忘れちゃったのかな?」
なんて言ってましたが、それくらいひどい。
人によってはそれが斬新だ!とか、
目新しさが面白いとか言ってますが、
それなら、もうなんでもOKじゃんww
EVAって名前なら何やっても喜んでくれるバカファンじゃん。
たしかに、裏切られることはEVAなら慣れてる。
TV版のアニメもリアルタイムで見て、最終回で裏切られた。
THE END OF EVANGELIONのラストでは、誘った友達に睨まれたw
いいよ!それがEVAだもん。
斬新さが庵野の天才さだもん。
でも
今回のは、裏切りたい一心で作ったような作品。
これを褒めたら、今までのEVAを否定することになる。
今回のだけは、ガッカリした。
ほんと初日に見て、めちゃ凹んで、ようやく落ち着いてきた。
評価してる人も、きっと無理して評価してると思います。
だから、「ぼくは好き」「個人的にはいいと思う」なんて言葉がつくんだろうな。
ほんっとひどい作品です。
でも、EVAは大好きだからあと3回は見に行きます。
次こそ、いい作品を作って欲しいから。
破の予告はなんだったんだ?
話が、飛びすぎて、内容がそのままQ、落胆、映像、戦闘シーンの楽しさ、ワクワク感がある
だからこそもったいない、最初、エヴァ(序)の時、内容がわかりやすく見れるフレーズで
きたのに、これでは、評価が、低かったエヴァ旧劇場版と変わらんようになってきた。
いったい、エヴァ(破)ででてきた謎のカギの行方は?なんで破でおきた覚醒、サードインパクト、止めたのに、なざ、どうやってこの15年間に、、ミニサードインパクトが起き、ミサト達が、ネルフ組織から、はなれているのか?この劇場で何も語られていない。エヴァの主人公の
乗り物、初号機が、戦艦の主導力になり、影の形すらない、それに加え、初号機がでてないからって、13号機は、初号機に、にせている別物・・・・なんなんだ~。前回(破)では、リピート三回したよ。面白く完結的だから、わかりにくかったシーンを見たかったからリピートした。今回は違う。物語の内容自体わからなくしている、終わりも完結的でない、まじ、こんなところで終っちゃうの?的な感じ、破の予告ででていた、かじさんはどこへ?とうじは?それに世界の住人達は?国は?滅んでるなら、ミサト達は、何でいきてるの?これは、超個人的な意見で、ミサトが(破)の時は、29歳という事は・・・・15年経ってるから44歳、見たくなかった。
とりあえず、つっこみ所満載の映画、次回頼む、こんなことにならないでくれ~。
蚊帳の外に始まり奈落の底に終わる
エヴァとはTVシリーズからの付き合いになりますが
序、破同様、もう二度とQを見返すことはないです。
けじめとして見ません、生理的に見られません、
感情的に見直す気力ももはや残っていません。
立ち直るのに一週間と一日かかりました。
新劇への熱意が冷めている以上、変わることのない結末を繰り返し見て重箱の隅をつつくほどの気持ちに
自分を押し上げることができません。
1回見れば十分。それ以上でもそれ以下でもない。
もう完結編の公開日も信じません、期待していません。
予告もあてにしていません。
もう誰が敵味方になっても事実を受け入れることしかできません。
残っているのはゼーレを絶対に許さないという気持ちと
新劇への惰性くらいです。
●おとし方が破の二番煎じ
●のっけから目に見える死亡フラグ
●説明不足&投げっぱなし感
●舞台展開がこれでもかというくらい単調
●シンジが話を聞かない
こんなもんか、この程度の進展、3年以上待たせに待たせて
この程度のボリューム、振れ幅だった。
破を劇場で鑑賞して以来3年と4カ月少々
まだかまだかと斜に構えてずっと待っていたQの姿がこれだ。
公開までの長い期間、新劇の公開スパン、公開された内容、商業展開、
CM特報類をふまえて新劇を評価すると
公開日までただただ長くてモチベーションが下がって仕方なかった。
3年4か月で106分。破同様、キャラクター達に対する無駄でしかない愛着が
もろ刃の剣となりつきささる。
前回はアスカ、今回はカヲル。気持ちは再び奈落の底へ。
待たせに待たされて宙ぶらりんだった疑問に対する説明は一つもない。
劇場がなくて遠出してきたファンの人たちは帰路どんな気分だったろう。
仮に次回作もこの程度のボリュームで県外まで足を運ばせられるという
のはあまりにつりあわない気がしてならない。待たせすぎで中身が少ない。
破で「アスカを殺すよりは自分が死んだ方がいい」と
自己犠牲の精神をみせたシンジ。しかし今回はそれすらない。
死亡フラグチョーカーの引き受けシーンはひどくシンジに幻滅した。
もはや自己犠牲のじの字もない。
ミサトが行くなと制止しても行ってしまう、サクラが乗るなと言っても
結局エヴァに乗ってしまう。
カヲルに頼り甘え機嫌をとってもらって心地よく転がしてもらい、
S-datを直してもらえば投げて壊す。
綾波が自分の望むように前にいた綾波のような行動や反応をしなければ
不満そうにする。
真実が知りたいといい真実を目にするも僕のせいではないと
狼狽し逃げようとする。
カヲルの制止もきかず、カヲル君が言ったから僕は槍を抜くんだと
責任転嫁するばかり。
シンジの涙は単純にカヲルの死を悼むものか、
それとも全ての責任をひとりでとらねばならない重圧に耐えきれない
無力で盲目な自分へ向けられたものなのか。そこが不可解で腑に落ちない。
カヲルがサードインパクトを阻止したのも、
ピアノでシンジを楽しませたのも、共に夜空を見上げたのも、
S-datを直したのも、爆発チョーカーを引き受けたのも、
序破Qでずっとシンジのことばかり考えて行動してきた
こと全ては徒労でしかなかったのか。どうあがいてもゼーレの思うつぼ。
破で綾波の料理会のために貧乏くじをひく立場を買って出た
アスカといい今回のカヲルといい、
人のいい、優しいキャラクターほど損をするだけではないか。
腑に落ちない、解せない。展開云々以上にシンジやゲンドウ、
ゼーレやユイへの憤りが増す映画でした
破からの長い年月を経て早くQを待つ日から解放されたいがために
また懲りもせずに絶望するために1800円だしてしまった。
完結編、そうですらわかりもしないシン・エヴァンゲリオン公開日まで
破以上に辛いこの泥沼の気持ち持ちを整理しなければならない日々が続く。
前回の今日の日はさようならにも増してQは音楽が殺しにきている。
旧劇のカヲルの象徴ともいえる第九を新劇で聞きたくはなかった。
24話セリフと似通ったセリフ責めも聞いていて辛かった。
旧劇を知っていればいるほどセリフも音楽もカヲルの死しか
指し示していない。避けようもない死亡フラグだけ、
カヲルに待ち受ける運命は死。
展開は予期できすぎたがそれに反比例して感情がいうことをきかない。
思い入れがなけりゃ・・・こんなことには。
たかが一話キャラだと思っていたキャラクターにこれほどまでに
情がうつってしまうとは。新劇を見るまではいけ好かないキャラクター
にしか見えなかったカヲルがこんなにも大きな存在になるとは、
夢にも思いませんでした。
とてもじゃないけどグッズに手を出すだとか
カヲルの行動を浅はかだとか愚弄したり責めたりする気にはなれないししたくもない。
ポスターや特報を目にするだけで辛い、今は極力見たくない。
汚い言葉でカヲルを罵り最期を花火呼ばわりする人間が理解できない。
一言カヲルに言えるのならば精一杯の労いの言葉をかけてやりたい。
よく頑張ったね、おやすみ渚カヲル、どうか安らかに。
予想の範囲を超えた規模でこの窮地を救済してくれるか、
全てを裏切ってどん底のどん底へ葬ってくれるか。
ファンが推測できる範囲の安易なループだったりしたら、
破の分岐だとか序の前の話でQは旧だとか言ったら許せない。
我々傍観者の想像を超えた落とし前をつけてくれないと
気が済まない。
序を見た時は新たなヱヴァが始まるぞ~、でも既視感バリバリという喜。
破を見終えた絶望感はアスカを返せ、アスカはどうなったんだという憤怒、怒。
そしてQを見終わった気持ちはやるせなさと喪失感以外の何物でもない、哀。
喜怒哀楽にマッチしている。
するとシンでは大団円の楽の気持ちがくるのでしょうか?そう願いたい。
サービスという名のぬかりのなさ。記号として独り歩きしたサービス。
マリとアスカコンビ。シンジとカヲルのコンビ。
女の子チームと男の子チーム。
記号として上記がどう見えるか。考えるまでもない。
表層的な記号として媚びが見え隠れしている点も悲しい。
ヴンターに至ってはスパロボ戦艦参戦も目じゃないではないか。
ぬかりない。
破以上に鼻につく死亡フラグとサービスへのヒヤヒヤ感。
旧劇以来のアニメでは派生綾波、綾波モドキにピリピリしたものですが
今回は公開以降、派生カヲル、カヲルもどきとされるキャラクターが広めてきた銀髪ミステリアスキャラクターへの罪悪も痛切に感じました。上っ面でペラペラで表層的な軽いイメージを擦り付けられてオリジナルであるカヲルが損なわれているように見受けられる。これは悲しかった。
ヱヴァQには破以上に言いたいことが山ほどあってとぐろを巻いています。
好きな子が血祭りにあげられるのは破に続いてこれで2度目。
どうも慣れませんね。慣れたくもありません。
ありきたりではない展開で嬉しい反面、いくら時間が経っても納得いかない。
飛び散る肉片と血、だらんとした腕。決定的な死という記号が
これほどまでに衝撃的とは。
主人公碇シンジとの決定的な決別。
TVシリーズではシンちゃんに感情移入できたけれど
新劇はそうはいかない。破で違和感を感じていた主人公への
気持ちの同調が今回は完全になくなった。
というよりQではどのキャラクターにも感情移入できなかった。
今回感情移入できたキャラクターは誰だろう?
一番好きなキャラクターであるアスカでもない、運命を変えようと
動き始めたカヲルでもない、ヴィレのクルーたちでもないし
ましてやゲンドウや冬月、ゼーレ、ユイでもない。そう、誰もいないのだ。
何度も何度でも立ち上がる碇シンジの物語、それが新劇。
脇役がいくら好きでその雄姿を見たいと願い劇場に足を運ぼうとも
これは碇シンジの物語。シンジが好きだろうがそうでなかろうが
彼の物語に付き合わなくてはならない。
いいかげんシンジのうじうじには付き合いきれなくなってきたというのが
本音だ。毎回毎回エヴァに乗る乗らない乗る乗らない。
それに巻き込むゲンドウとユイさんもどうかと思うが。
ゼーレをぎゃふんといわせるくらいの主人公の甲斐性がほしい。
お前アスカに手を引かれている場合じゃないだろ、しっかりしろ。
まるで鋼鉄の手の付けられないシンジをみているようだった。
ここまで生理的に受け付けられないシンジは初めてだ。
Qが嫌いだ、主人公碇シンジも嫌いだ。待たせに待たせる新劇の
姿勢も嫌いだ。
旧シリーズに関しても24話でカヲルを殺させシンジを追い詰め、とどめと
いわんばかりにairで量産機にアスカと弐号機を鳥葬させる。
ゼーレの用意周到さには昔からへどがでる。
アスカを傷つけカヲルを殺した新劇ヱヴァ。
そんな新劇を許さない。
よりによってお気に入りのキャラばかりがこうもひどい目にあうなんて。
破で唯一助けて無事であったはずの2番目綾波も何故か退場している。
もうわけがわからない。
型破りのラストはもう全員退場かな?監督の考えなんて思いもつかないけれど。
5か月経って、円盤が売り出されるっていうこの時期も、
Qは大好きなキャラが無残に死に至らしめられる
悪趣味な、演出だけひどく手の込んだスナッフフィルム
でしかありません。それ以上でも以下でもない。
アスカがなぜ動いていられるかもわからないまま
説明不足の消化不良状態だけが続く。
変に見る側の想像通りでがっかりする落胆じゃなくて、
精神的に蝕まれる映画。
好きなキャラが出るだけでありがたいなんて思えるほど
優しくなれません。そんな御仏の境地になんてなれっこない。
序を見始めるとき、今度はきっと希望のラストになるだろうと
信じて疑わなかった。
TVシリーズの碇ユイがいい人に違いないと刷り込みで思い込んだように。
でもそうじゃないのかもね。そう甘くはない。
本編とは反比例して記号が独り歩きする浮遊感満載の新劇ヱヴァ。
根底からバラバラにされる感覚。
Qの円盤CMが店で流れるたびに足がすくんで泣きそうになる。
でも、
半年経ってみて少し振り返りたい気持ちになっています。
大好きなキャラたちが精一杯活躍しているなら
たとえどんなに残酷な結末が待っていようとも
たとえどんなにこっぴどく血祭りにあげられて退場させられようと
その雄姿と発した言葉の一言一句とその存在全てを
見届けてあげるのがファンの務めかとも思いはじめました。
とにもかくにも、キャラの独白が多くて
最後の方にばっかり比重の多い、胸糞悪い不親切な映画でしたね。
それでもなぜかどこかが好きでやめられない。
ちょうど
庵野監督のバカヤロー!と怒りに震える自分と
辛くてもつまみぐいでいいから振替ってやりたいという鎮魂の
気持ちがぶつかりあっています。
仏のような気持ちで、振り替えたら最高ですね。
あのシーンだけはもっちのロンで、すっとばしてやりますけど。
あそこだけは勘弁だ。一生見ない。
行き場のない憤怒と気持ちの決着がどこまでいってもつかない映画でした。
・・・なーんて。カヲルのがんばりっぷりを見たら。円盤
買わずにいられるわけがないでしょ!
ところどころしか見てないけどね!
問題の退場シーンももっかい・・・3度は見たよ!もうっ!!!
・・・生き生きとピアノを楽しむカヲルの場面に戻せる。
そう、Qは、自分にとっての裏ビューティフルドリーマー。
視聴者が見たいところまで、いつでも戻せて繰り返せる。
都合のいい夢。さかのぼって破、序までさかのぼるもよし。
グッズに走るもよし。旧劇に退行するもよし。
とにかく、カヲルががんばったんだから、トラウマで
終わらせるわけにいきません。
破は、さすがにむりですが。
マリ部分だけならなんとか・・・。
なかなかなれないや。円盤、折角買ったのに。しかも高いうちに。
まぁ、カヲルが体をはってあそこまでがんばったんだから、
これくらい安いもんだよ。
シンまで、ゆっくりお休み、カヲル。
暗い。。。
初日のレイトショーに行ってきました。パンフレットに行列。劇場は満員。破の時も満員でしたが、さすが人気があるなと。。わくわくしながら開始を待ちましたが。。。ナディアっぽくなったな。。音楽はナディアだったし。。船の戦闘シーンはCGがなんとなく安っぽいかな??って思いました。アスカやマリのエヴァの戦闘シーンはカッコ良かったですね。アスカ好きなので。。シンジくんは今回ホントにかわいそうでしたね。。アフレコたいへんだったろうなー。一番理解不能だったのは、カヲルくんの静止を聞かずに暴走??してしまったことですかね。。なんで???って感じで違和感がありました。予告は酷かったけど、きっとまたがらりと変えてくるんだろうとおもい、期待して次回のファイナルを楽しみにまちます!!!初号機でアスカ達と暴れるシンジくんが観たい!!!!!!!
これぞエヴァ
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q レイトショーで25:30から観てきました
初日ということもあり、さすがエヴァといった感じで劇場は満員でした
内容ですが
巨神兵の物語がエヴァの前に放映されるので、それが本編前から雰囲気を作ってくれます
そして本編!
お決まりですがエヴァ特有の情報満載でクラクラさせられていく感じ。
TV放映されていたTVの26話版のエヴァを見ていたファンからすれば
これこれっていうシーンやカットがふんだんに盛り込まれていて
心を揺さぶります。
そして話の展開が急すぎて
なんて言いますか1作目の『猿の惑星』的感覚に陥るので
プラスで表現すると新鮮でいいということになりますが、マイナスで表現するとエヴァ感を感じることができないという事に。
個人的に思ったのは、この話の流れから
こりゃスターウォーズのクローンウォーズみたいに
『破』と『Q』の間の話が後々また出てくるぞ!と思い
中々商売上手だなぁなんて感じましたね。
ラストに関しては公開前から3話完結ではなく続編がまだあると事前に知っていたので、予想の範囲内ですね。
ってか、まあこんな感じになるよねー
エヴァだったらというか。
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生の公開当時の衝撃というか落胆のぶりから比べれば傷は浅いです。
あの映画に比べれば、新しい展開が当然ですが入っていたのでね。
ただその新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生の後になる
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
を今度は正真正銘の完結編だって期待十分で見に行ったら、もっと違う感覚のどん底に突き落とされてるわけですが...
当時は結構尾を引いて大変だったので
次作になる新劇場版完結編のラストがどうなるのか
期待半分、不安半分です。
前劇場版と同様に庵野さんのメッセージがラストに込められると思うので。
観ないわけにはいきません。
それにつながるのが今作なのですから中々評価しづらいのです
まあ謎解きで言えば、前フリ段階の終盤なので余計にモヤモヤが残って当然なのかもしれませんが。
映画を観て一つ思ったのが
今はシンジを傍観できる自分がいるという事
15年前の自分だったらできていなかったかもしれない
それだけ大人になったのかなーなんて思いつつ
当時の感覚のまま、今回の映画を観ていたらどうなっていたんだろ
なんて感じました。
長々と書きましたが
自分の中で捉え方は少し変化しましたが
もう15年前になるんですよね、当時の事が思い返され
当たり前ですが
これがまさにエヴァをリアルタイムで観てるなって感想です。
まあまだ1回目なので2度3度は観に行きます!
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