ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qのレビュー・感想・評価
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新劇場版3作の中で1番好き
シン・エヴァンゲリオン公開記念の期間限定上映にて。
僕はエヴァは今年の自粛期間中にprime videoで初めて新劇場版を観てどハマりし、以降テレビアニメ、旧劇場版、マンガと進めていった感じです。そんなエヴァ歴の浅い僕にとって(だからこそ?)、Qが1番面白いなと感じます。
まず映像が迫力あって良い。例えば序盤のUS作戦で二号機が出てくるシーン、ヤシマ作戦のBGMと相まって引き込まれます。そして物語全体を取り巻く謎。意図的に隠しているとしか思えない、ヴィレのメンバーたちの思わせぶりなセリフ。思わずシンジよろしく「訳わかんないですよ!」と言いたくなってしまう。でもそこが良いんだよね〜。
3.11後に脚本を作り直したという噂がある。真実か嘘かは定かではないが、確かにそれを彷彿とさせるセリフはある。(終末を舞台にしたストーリだから当たり前かもしれないが)「嫌な記憶をリフレインしても良いことはないよ」「世界を壊すことは造作ない」「希望は残っているよ。どんな時にもね。」(うろ覚えです)
果たしてシン・エヴァンゲリオンはどういった作品になっているのか、公開までの1ヶ月が長く感じます。
にわかには難しい
破壊と破戒と
3週に亘ってのリバイバル観賞もいよいよラスト
ネットにある解説をそこそこ観てからにしましたが
それでもわかんない作品でしたw
破と今回の間に完全に話ひとつ飛んでますね
こりゃわからんわ
ただもうここまで来ると理解しようとするのは
スクリーンでおこったあれは何かを誰かの解釈で
ソコソコ把握するくらいしか出来ませんけど…
結局エヴァって…
14歳の心の優しい少年の葛藤ですわね
世界が終わろうが始まろうがひっくり返ろうが
親父が神になろうが気になるあの子が母ちゃんのクローンだろうが
結局そこがテーマなんだなとはわかりました
中二の頃の
本当の友達が欲しい
大事なあの子が欲しい
繋がっていたい
うるさい親をどうにかしたい
でもどうにもならない
だから世界なんか終わってしまえ
…で本当に世界が終わってしまったらという世界観
なのかなと思いました
まあ3作目にして世界はムチャクチャながら
エヴァごとの特色が出つつバトルシーンの豪快さは
一番感じられたかもしれません
さて9年ぶりの続編も議論を起こすんでしょうが
楽しみですね
エヴァ「地獄編」
ウェルギリウスならぬ庵野秀明に地獄の最果てまで連れて行かれてしまった。頭がクラクラして、まだ消化できていない。
事前知識が少なかったせいか、冒頭のシーンがシンジと同じく完全に置いてけぼり。それでもAAA Wunderの全貌が見えた時は、大興奮。三胴構造のルック、移動するブリッジ、宙を浮く船団。もう何億点でもあげたい。
サードインパクトから14年が経過したということが分かってからも状況がなかなか飲み込めない。よくわからないことだらけなので、雰囲気だけを味わいながら鑑賞することにした。
前作よりもさらにダークでパワフルな映像、カオルの哲学的なセリフに圧倒されてしまって、エヴァンゲリオンQの十分の一くらいをなんとか理解できた感じ。それでも全身に受けた衝撃はとんでもなく大きい。
特によかったのは、渚カヲルとシンジの連弾のシーン。ピアノの内側で弦が弾かれる映像がとても素晴らしく、配信期間中に何度でも見てみたい。
シン・エヴァンゲリオンが待ち遠しくてしょうがない。
壮大な叙事詩…次への希望
『破』の最後の闘いで、綾波レイを命懸けで助け出した碇シンジ。その闘いから14年の年月が経過した、その後の世界や2人の運命が描かれている本作。
14年間の眠りから覚めたシンジは、それまでの状況が大きくかわり、事態をのみこめない。使徒と闘っていたネルフを相手にミサト達が新しい組織ヴィレを立ち上げ闘っていた。
観ている自分もいきなりの場面転換に、なかなかシンジの置かれた立場が理解できないまま、観る者も置き去りにし、「なぜ?」を抱かせたままストーリーは展開。
そこを明らかにしてくれるのが、新たなエヴァの搭乗者・渚カオル。綾波レイを助け出す事で暴走したエヴァが第3インパクトを引き起こし、世界を破滅に導いた事を知ったシンジ。いつものごとく、そんな運命を悲観してウジウジ…。
しかし、改めてカオルと共にエヴァ13号機に乗り込み、立ち向かう。そして、壮大な結末へと向かう。そして、残された者達の、その後の運命を最終作に委ねていく。
4部作の3部目だけど・・・
最初からこの世界観で行けば。。。
ひっちゃかめっちゃか
なんてこった!シンジ君がまた鬱になっちゃった!
テレビシリーズ未視聴。前作、前々作鑑賞済み。
始まってすぐから全く理解が追いつきません。一体ここはどこなのか何故死んだはずのアスカが出ているのか。多分監督はシンジ君に共感させやすいようにしたのではないでしょうか。シンジ君は一体何が起こったのか知りませんし、もちろん観客も知らない。だからこそ不安になるし、助けてくれた人を大好きになる。共感って大事ですからね。
ストーリーも面白いです。鬱映画が好きならより楽しめるのではないでしょうか。この映画ずーーーっと鬱鬱鬱鬱してますからね。悲しいですよ。
ストーリーは以外な展開も多く、伏線も貼りまくっており飽きずに楽しめました。ただ専門用語が多すぎて難しかったところはあるかな。テレビシリーズを見ていたら分かるのでしょうが僕みたいな映画オンリーの方には難しいんじゃないんでしょうか。
とりあえず新作を見てみようという気にはなったし一本の映画としても面白いです。
なんか今日は怠いのでここで終了。
さあ、どうなる?
3幕構成の序破急でまとまっていくかと思いきや、起承転結の「転」。だから、急でなくQなのか? どうやって収めるのさ、と思いつつ見る展開だった。
シンジの立場なら綾波レイの救出は当然で、サードインパクトの引き金で「壊滅させた」と責められても困惑するしかない。困惑をさらに強調させる意図か、エヴァ関係者以外の人々や生き残っている建物や乗り物は一切登場しない。そういった生の営みが感じられない世界は観客の不安もあおって、終始困惑して終わる。
さあ、どうやって完結させるのか? この展開で完結できるとは思えないけど、期待するしかない。
さすがのエヴァ
「エヴァンゲリオン」劇場版の新作「Q」。
映画の公開は2012年11月17日で、もちろん当日映画館に観に行った。
で、あまりの展開に頭が付いていけず、正直ストーリーの評価とかまともに出来なかった。
ようやくDVDが発売開始されたので、どんなストーリーだったかちゃんとおさらいするために、今回DVD借りて改めて観たわけだ。
なんだけど。。。
改めて観ると、「なんじゃ?これ?」って感じ(笑)
というのも、ストーリーがもはや1本道しか残されていないように感じる。
どこに向かって進もうとしてるだろ、この作品?
新しい登場人物や、「ヴィレ」という新組織、「仏陀」と呼ばれる新しい戦艦、エヴァ13号機などの新しい機体、新しいレイとかについては正直どうでも良い。あまり意味があるとも思えないので。ネルフ内のすべてはフォースインパクト起こすのに必要、って設定なんでしょ。で、ゲンドウと冬月は、単に「ユイにもう1度会いたい」がために行動してる・・と。
しかし、「破」の最後で結局サードインパクトが起こったんだよね?何で人類は死滅してないの?
使徒を媒介としたインパクトではなく、シンジ(&レイ)が起こしたから?まぁ、エヴァは使徒とも言えるけど。(疑似)インパクトってそんなすぐに起こっちゃうもんなの?なんで、シンジが起こせたんだ?
このエヴァ世界では、「人類補完計画」=「フォースインパクト」だろうから、多分最後の作品で起こすんだろう。じゃなきゃ、ここまで引っ張った意味が無いし。
とは言え、前の劇場版のように人間が消滅してしまうような展開では無いはず。
ここまで長い時間をかけて、同じ結末の作品作るとも思えないし。
しかし、ここまで世界をめちゃくちゃにしてしまった以上は、再建はほぼ不可能。残った人間もほとんどいない。考えられるのは、今までのはすべて無し=夢オチくらいしか思いつかない。けど、まさか・・・ね。
最後、シンジとアスカとレイが3人で旅をする展開で終わった。その旅を通して、シンジくんが大人になっていく、なんて西遊記的な笑える展開になるわけないよね、まさか(笑)
あと1作品しか無いんだから、あとはヴィレVSネルフで最後の戦いを行う、という展開しか残されてないもんな。
ほんとどう決着付けるつもりなんだろ。。。
前回の「破」の展開は良かった。シンジの成長も見て取れたし。
その展開をそのまま引き継ぐ形で「Q」を作るのかと思ってたけど、庵野監督は違う方向を選んだらしい。また元のイジけシンジに戻ってしまったし。おまえらの思ってる通りにはやらないよ、という感じ。まぁ、「序破急」というサブタイトル付いてる以上、「急(Q)」で違う展開になるのは当然なんだけど。
にしても、これは。。
最後のタイトルは「シン・エヴァンゲリオン劇場版」。
「序破急」と続いて、最後は「シン」。今までの世界観を徹底的に壊した上で新しいモノを作り上げる=「シン」、という意味なんだろうね、やっぱり。
わざわざ「巨神兵東京に現る」という作品を同時上映したのも、どう考えても伏線だろうし。
いっそのこと、サードインパクトが起こったことで、そこら中に使徒=巨神兵が現れて世界を破壊した、なんて展開の方が面白いかも(笑)
で、壊した先は、ナウシカの世界につながる、と。シンジ達はナウシカの世界で生きることになるわけだ。
正直言って、改めて見てみて、今後のストーリーを考えてみて、ちょっと最後の作品への興味が失せた。
この展開の先は、あまり希望がある終わり方しそうに無いし。
とは言え、最後の劇場版が上映開始されたら必ず観に行くけどね。
せめて、キャラクターの精神面だけの救済や、夢オチ的な展開にだけはならないよう祈ってます。。
中二病の悪夢
批判は、いくらでもできますよ。ただ、本編を客観的因数分解する作業は、徒労に帰すのではないでしょうか。
それにね、リアルな世界では、自分史上、最強に頑張った結果、自分史上、最強に大コケすることが、あるわけですよ。そんな時、もっと頑張れ!っていう大人と、ちょっと休んだら?って言う大人が、同時に現れたり。
自分の存在に耐えきれず、天に拳を振りかざし、
『我、生涯、一片の価値無し!』
と、自身を笑いに昇華する個体もあれば、
『私のインパクトは、何番目?』
『私の使徒様は、今、何処?』
と、本気で思っちゃう個体も、あるわけです。しかも、ここまで壮絶に暴走すると、自分がエヴァを駆るのは、想像しても、自分がエヴァに踏み砕かれる骸骨に過ぎないことは、想像できないわけです。
近日中、最期の審判が、降るそうですね。ロンギヌスの槍が貫くものは、残酷な天使が誘う神話なのか、自己愛で、ぶよぶよになった自我なのか。皆様に託します。私は、私の癒し難い記憶に、耐えられそうにありません。
クレヨンしんちゃんと、エヴァゲリしんちゃんは、いつまでも変わりませんけど、私は……ね。でも、応援してますよ。最後に、そんな私からのエールです。
嗚呼、生きるって、恥ずかしい。
タイトルだけの、空虚な作品
劇場で見て以来、2度目の鑑賞。
この作品を観る価値は、冒頭の宇宙空間での作戦パートだけ(私がアスカを好きなだけ?)
劇場で見たときは、BGMの重厚感とフォースインパクト時の色彩の鮮やかさで圧倒されたが、
スマホで見てると、そこが自然と抑制される。
その結果、ストーリーや演出に注意が向いたのだけれど… 満足できなかった。
まず自分が見たかったのは、
人型兵器が、特撮よろしく街を壊しながら疾走し、格闘し、銃を撃つ映像だったのだと、気付かされた。
人骨?が敷き詰められた場所での格闘とか、全然盛り上がらない。
ストーリーでは、まともにコミュニケーションをとれているのは、シンジ君とカヲル君の間だけ。
あとはみんな、好き勝手言いっぱなしだったり…全くひどいものだ。
気付けば、シンジ君がイライラするのと同様に、見ている私たちも出てくる単語や展開の意味が分からずイライラしてきて…。。。
意図的に、観客がシンジ君に共感するような脚本にしてるのかもしれないが、
自分がエヴァに求めているのは、シンジ君が自己肯定感を高める展開。
作品の最後、プラグの中でうずくまっていたシンジ君。
この姿を見て、楽しい気持ちになった人は、いただろうか??
近年中に、新作が上映されるだろうが、納得できるアクションシーンがいっぱいあって、シンジ君が幸せになれるストーリーであることを願ってやまない。
あと、アスカがヒロインとして、報われますように。
これが観たかったエヴァだ!
エヴァンゲリオン初心者の感想です。
エヴァンゲリオンのイメージは?と聴かれたら「えっ?なんか紫のロボットが戦うやつでしょ?あっ!あとなんか赤いイメージある。血しぶきみたいなやつ。まぁとりあえずザ・庵野秀明ってやつ」って答えると思う。
序ではシンジの葛藤が描かれていて、こんなやつなんだ、と思いながらも正直面白くなかった。
破では前半は序と同じくダラダラ展開し、飽き始めたとこで「今日の日はさようなら」の引用シーン。ここから一気に引き込まれた。
そして急ではなくQ
まず題名がQってところからエヴァらしい。
そして内容もすごくエヴァらしい。まさに最初に挙げたエヴァのイメージ通り。
今まではダラダラ展開とサービスショット満載の単調な作風だったけど今作は超スピーディーな展開と目が回るくらいに激しく動きまくるカメラワーク。そして1番エヴァらしいと感じたのは赤で染まった廃の世界。
これぞ!待ち望んでいたエヴァンゲリオンだ!
さて続編は題名も含めどうなることやら…
真面目に伏線回収してたら3時間くらいになりそう…
いや、でもエヴァならやりかねない。
ポカーンとなってしまった補完計画
何ですと!14年も経っていたのか・・・アスカが死んだかと思ったけど、生きててよかった~しかも黒い眼帯付き。あのぅ、目はどうしたの?うるさいよ!バカシンジ。ていうか、14年間の僕の人生返してください。と、頭の中も整理がつかず、なぜ怒ってるのかもわからない。新キャラの女の子も怒ってるみたいだし・・・
序、破とストーリー性はかなり持たせてあったのに、この急ではないQは母の謎と精神論ばかり。しかもWILLE(ヴィレ)という組織にいるミサトはNELV(ネルフ)と戦ってるみたい。TVシリーズの結末も覚えてないくらいなのですが、このQも結局はわからずじまい。バカになったつもりで疑問点を挙げてみると・・・
○NELVって結局は何だったの?
○使徒って結局は何?
○渚カオルが第1の使徒、13の使徒って何なのさ?人間の味方?
逆に、新たに出てくるWILLEの方が人間らしくてわかりやすいし、ロンギヌスの槍、カシウスの槍の方が神話に出てくる象徴のようなもので面白く感じるのです。しかし、新劇場版だけでは3rdインパクトの全貌も掴めないし、わからないまま4thインパクトへ・・・といった感じで、やはり謎は多い。
シンジだけが14年間取り残され、まだ高校生気分のまま。綾波を助けたんだ!を強調するも実は周りのみんなが知っているプロトタイプね。なんて、頭の良いアスカだけが全てを知ってる感じでした。てか、いつ知ったんだよ!
そんな不思議な流れの中、やっぱり人間としてミサトの側につきたいのですが、シンジのうつとも思える心理面に引きずり込まれてしまう。母親としてではなく、人間のレイのことが気になってしょうがない高校生シンジの青臭さもいい。
基本的に無知でありバカなので、リリス=レイとかリビトーとは?とか突っ込まないでほしい・・・
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