ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qのレビュー・感想・評価
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鑑賞前のあなたへ。
これから「エヴァンゲリヲン新劇場版:Q」をはじめて鑑賞する、あなたへ。
このテキストにネタバレはありません。
鑑賞前の注意のみ述べます。
鑑賞前に、覚悟を決めて下さい。
何が起きても決して動じない覚悟を。
全く新しいエヴァンゲリオンが巻頭からぶちまけられます。
だから、覚悟して欲しい。
衝撃に備えて欲しい。
しかし思い出して欲しい、エヴァンゲリオンとは、何度も繰り返すこと。やり直そうと、もがき苦しみながら前進を試みる物語であったことを。
理不尽な拒絶、残酷な現実に抗い、立ち向かい、どんなに無様でもみじめでも立ち向かい、生きて行こうとすること。それこそがテーマであり、散りばめられた思わせぶりな謎も伏線も、単なるガジェットに過ぎなかったことを。
四部作の中にあって、「Q」の役割は「断絶•変調•再編」。
だからこそ「redo」なのです。
鑑賞のポイントは、碇シンジ君。彼もまたその「状況」に突然放り出され、ポカーンとする間もなく物語に追い立てられて行くからです。
演出サイドは、意図的に、観客がシンジ君の視点で鑑賞することで、突然の「異世界」を徐々に受け入れられるように「全てをシナリオ通りに仕組んで」います。
突然のことに呆気にとられるかも知れないけれど、どうか碇シンジ君の背中を追いかけて行って欲しい。
Qにおいて、物語はあえて観客を放り出します。理不尽でもなんでも、説明があろうとなかろうと、理解できようとできまいと、そういう状況に居合わせてしまった、関わってしまった、その中でもがきながら、わからないなりに、前だと思う方向へ進んで行くしかない。
ここに制作者の意図があります。
なぜ、あえてこんな構造を採用したのか。
東日本大震災に対する、物語の語り手としての、ひとつの回答、なのかもしれません。少なくとも俺はオトナの立場でそう受け取りました。
強制的に、そんな状況に放り込まれてしまうから、賛否両論真っ二つに割れているんです。
恐らく、そんな反応も織り込み済み、でしょう。
新たな謎や伏線の数々、聞き慣れないコトバは、とりあえず、「そういうモンなんだ」と受け流して。二回目、三回目の鑑賞でじっくり消化しましょう。
あなたの期待するものがそこにあるかどうかはわからないけれど、全く新しいエヴァンゲリヲンが始まる、その地平に立つ事はできる。その事だけは、保証します。ここまでの話が理解できていれば、この映画は一回でちゃんと「わかる」ようにできてます。
思い出して下さい。はじめてエヴァンゲリオンを体験した時のことを。そして、新劇場版は単なる焼き直しではないという事を。
繰り返します。
覚悟を決めて下さい。
衝撃に備えて。
最後にひとこと。
本作のキャッチに採用されたコトバ。
「希望は残されているよ。どんな時にもね」
観て、感じて。そして考えて下さい。
悪い夢を見てるよう・・・。
これが悪い夢だったらいいのに。
観終わった後、しばらく呆然と頭ぐるぐる状態。
大好きだったキャラクターが、容姿が変わらず知らないキャラになってる。
あのミサトさんが、
どんな時でも、シンジの味方だったのに・・・。
大好きなキャラクターたちを返してくれよー。
なんでこんなことに。
しかも、現状説明をしないキャラクター。
そのせいで、フォースインパクトまでいくって。
キャラクターたちの頭悪すぎ!!!
説明しないミサトさんたち、
渚が止めるのを無視するシンジ
話合うことさえしないアスカ
あれ?これ人類の存亡がかかってるんだよね??
なにこの子供のケンカ状態。
イライラする映画。
フラストレーションしかたまらない。
違う。
今回のEVAは違う。
どんなに話が破たんしていても、キャラクターの動きだけは破たんしてなかったのに、
話に合わせて、無理やりキャラが作られた感じ。
一緒に見た友達は
「年月が空いちゃったから、キャラクターの性格忘れちゃったのかな?」
なんて言ってましたが、それくらいひどい。
人によってはそれが斬新だ!とか、
目新しさが面白いとか言ってますが、
それなら、もうなんでもOKじゃんww
EVAって名前なら何やっても喜んでくれるバカファンじゃん。
たしかに、裏切られることはEVAなら慣れてる。
TV版のアニメもリアルタイムで見て、最終回で裏切られた。
THE END OF EVANGELIONのラストでは、誘った友達に睨まれたw
いいよ!それがEVAだもん。
斬新さが庵野の天才さだもん。
でも
今回のは、裏切りたい一心で作ったような作品。
これを褒めたら、今までのEVAを否定することになる。
今回のだけは、ガッカリした。
ほんと初日に見て、めちゃ凹んで、ようやく落ち着いてきた。
評価してる人も、きっと無理して評価してると思います。
だから、「ぼくは好き」「個人的にはいいと思う」なんて言葉がつくんだろうな。
ほんっとひどい作品です。
でも、EVAは大好きだからあと3回は見に行きます。
次こそ、いい作品を作って欲しいから。
破の予告はなんだったんだ?
話が、飛びすぎて、内容がそのままQ、落胆、映像、戦闘シーンの楽しさ、ワクワク感がある
だからこそもったいない、最初、エヴァ(序)の時、内容がわかりやすく見れるフレーズで
きたのに、これでは、評価が、低かったエヴァ旧劇場版と変わらんようになってきた。
いったい、エヴァ(破)ででてきた謎のカギの行方は?なんで破でおきた覚醒、サードインパクト、止めたのに、なざ、どうやってこの15年間に、、ミニサードインパクトが起き、ミサト達が、ネルフ組織から、はなれているのか?この劇場で何も語られていない。エヴァの主人公の
乗り物、初号機が、戦艦の主導力になり、影の形すらない、それに加え、初号機がでてないからって、13号機は、初号機に、にせている別物・・・・なんなんだ~。前回(破)では、リピート三回したよ。面白く完結的だから、わかりにくかったシーンを見たかったからリピートした。今回は違う。物語の内容自体わからなくしている、終わりも完結的でない、まじ、こんなところで終っちゃうの?的な感じ、破の予告ででていた、かじさんはどこへ?とうじは?それに世界の住人達は?国は?滅んでるなら、ミサト達は、何でいきてるの?これは、超個人的な意見で、ミサトが(破)の時は、29歳という事は・・・・15年経ってるから44歳、見たくなかった。
とりあえず、つっこみ所満載の映画、次回頼む、こんなことにならないでくれ~。
アスカに惚れました
新劇場版を観るまでは、ずっと綾波派だったのが、序と破でアスカの好感度が上がってゆき、Qで大好きになりました。なんて素敵なんでしょう。なんだかんだ云いながらも、シンジを見捨てない懐の深さが輝いていました。また、カヲルがシンジにとても温かく接していたのが印象的です。
回数を重ねて観たい新作でした。劇場版の新作を連作でと聞いた当初は、何を今更と思ったものですが、いまこのかたちで改めてエヴァを観られるのが幸せだと考えが変わりました。
蚊帳の外に始まり奈落の底に終わる
エヴァとはTVシリーズからの付き合いになりますが
序、破同様、もう二度とQを見返すことはないです。
けじめとして見ません、生理的に見られません、
感情的に見直す気力ももはや残っていません。
立ち直るのに一週間と一日かかりました。
新劇への熱意が冷めている以上、変わることのない結末を繰り返し見て重箱の隅をつつくほどの気持ちに
自分を押し上げることができません。
1回見れば十分。それ以上でもそれ以下でもない。
もう完結編の公開日も信じません、期待していません。
予告もあてにしていません。
もう誰が敵味方になっても事実を受け入れることしかできません。
残っているのはゼーレを絶対に許さないという気持ちと
新劇への惰性くらいです。
●おとし方が破の二番煎じ
●のっけから目に見える死亡フラグ
●説明不足&投げっぱなし感
●舞台展開がこれでもかというくらい単調
●シンジが話を聞かない
こんなもんか、この程度の進展、3年以上待たせに待たせて
この程度のボリューム、振れ幅だった。
破を劇場で鑑賞して以来3年と4カ月少々
まだかまだかと斜に構えてずっと待っていたQの姿がこれだ。
公開までの長い期間、新劇の公開スパン、公開された内容、商業展開、
CM特報類をふまえて新劇を評価すると
公開日までただただ長くてモチベーションが下がって仕方なかった。
3年4か月で106分。破同様、キャラクター達に対する無駄でしかない愛着が
もろ刃の剣となりつきささる。
前回はアスカ、今回はカヲル。気持ちは再び奈落の底へ。
待たせに待たされて宙ぶらりんだった疑問に対する説明は一つもない。
劇場がなくて遠出してきたファンの人たちは帰路どんな気分だったろう。
仮に次回作もこの程度のボリュームで県外まで足を運ばせられるという
のはあまりにつりあわない気がしてならない。待たせすぎで中身が少ない。
破で「アスカを殺すよりは自分が死んだ方がいい」と
自己犠牲の精神をみせたシンジ。しかし今回はそれすらない。
死亡フラグチョーカーの引き受けシーンはひどくシンジに幻滅した。
もはや自己犠牲のじの字もない。
ミサトが行くなと制止しても行ってしまう、サクラが乗るなと言っても
結局エヴァに乗ってしまう。
カヲルに頼り甘え機嫌をとってもらって心地よく転がしてもらい、
S-datを直してもらえば投げて壊す。
綾波が自分の望むように前にいた綾波のような行動や反応をしなければ
不満そうにする。
真実が知りたいといい真実を目にするも僕のせいではないと
狼狽し逃げようとする。
カヲルの制止もきかず、カヲル君が言ったから僕は槍を抜くんだと
責任転嫁するばかり。
シンジの涙は単純にカヲルの死を悼むものか、
それとも全ての責任をひとりでとらねばならない重圧に耐えきれない
無力で盲目な自分へ向けられたものなのか。そこが不可解で腑に落ちない。
カヲルがサードインパクトを阻止したのも、
ピアノでシンジを楽しませたのも、共に夜空を見上げたのも、
S-datを直したのも、爆発チョーカーを引き受けたのも、
序破Qでずっとシンジのことばかり考えて行動してきた
こと全ては徒労でしかなかったのか。どうあがいてもゼーレの思うつぼ。
破で綾波の料理会のために貧乏くじをひく立場を買って出た
アスカといい今回のカヲルといい、
人のいい、優しいキャラクターほど損をするだけではないか。
腑に落ちない、解せない。展開云々以上にシンジやゲンドウ、
ゼーレやユイへの憤りが増す映画でした
破からの長い年月を経て早くQを待つ日から解放されたいがために
また懲りもせずに絶望するために1800円だしてしまった。
完結編、そうですらわかりもしないシン・エヴァンゲリオン公開日まで
破以上に辛いこの泥沼の気持ち持ちを整理しなければならない日々が続く。
前回の今日の日はさようならにも増してQは音楽が殺しにきている。
旧劇のカヲルの象徴ともいえる第九を新劇で聞きたくはなかった。
24話セリフと似通ったセリフ責めも聞いていて辛かった。
旧劇を知っていればいるほどセリフも音楽もカヲルの死しか
指し示していない。避けようもない死亡フラグだけ、
カヲルに待ち受ける運命は死。
展開は予期できすぎたがそれに反比例して感情がいうことをきかない。
思い入れがなけりゃ・・・こんなことには。
たかが一話キャラだと思っていたキャラクターにこれほどまでに
情がうつってしまうとは。新劇を見るまではいけ好かないキャラクター
にしか見えなかったカヲルがこんなにも大きな存在になるとは、
夢にも思いませんでした。
とてもじゃないけどグッズに手を出すだとか
カヲルの行動を浅はかだとか愚弄したり責めたりする気にはなれないししたくもない。
ポスターや特報を目にするだけで辛い、今は極力見たくない。
汚い言葉でカヲルを罵り最期を花火呼ばわりする人間が理解できない。
一言カヲルに言えるのならば精一杯の労いの言葉をかけてやりたい。
よく頑張ったね、おやすみ渚カヲル、どうか安らかに。
予想の範囲を超えた規模でこの窮地を救済してくれるか、
全てを裏切ってどん底のどん底へ葬ってくれるか。
ファンが推測できる範囲の安易なループだったりしたら、
破の分岐だとか序の前の話でQは旧だとか言ったら許せない。
我々傍観者の想像を超えた落とし前をつけてくれないと
気が済まない。
序を見た時は新たなヱヴァが始まるぞ~、でも既視感バリバリという喜。
破を見終えた絶望感はアスカを返せ、アスカはどうなったんだという憤怒、怒。
そしてQを見終わった気持ちはやるせなさと喪失感以外の何物でもない、哀。
喜怒哀楽にマッチしている。
するとシンでは大団円の楽の気持ちがくるのでしょうか?そう願いたい。
サービスという名のぬかりのなさ。記号として独り歩きしたサービス。
マリとアスカコンビ。シンジとカヲルのコンビ。
女の子チームと男の子チーム。
記号として上記がどう見えるか。考えるまでもない。
表層的な記号として媚びが見え隠れしている点も悲しい。
ヴンターに至ってはスパロボ戦艦参戦も目じゃないではないか。
ぬかりない。
破以上に鼻につく死亡フラグとサービスへのヒヤヒヤ感。
旧劇以来のアニメでは派生綾波、綾波モドキにピリピリしたものですが
今回は公開以降、派生カヲル、カヲルもどきとされるキャラクターが広めてきた銀髪ミステリアスキャラクターへの罪悪も痛切に感じました。上っ面でペラペラで表層的な軽いイメージを擦り付けられてオリジナルであるカヲルが損なわれているように見受けられる。これは悲しかった。
ヱヴァQには破以上に言いたいことが山ほどあってとぐろを巻いています。
好きな子が血祭りにあげられるのは破に続いてこれで2度目。
どうも慣れませんね。慣れたくもありません。
ありきたりではない展開で嬉しい反面、いくら時間が経っても納得いかない。
飛び散る肉片と血、だらんとした腕。決定的な死という記号が
これほどまでに衝撃的とは。
主人公碇シンジとの決定的な決別。
TVシリーズではシンちゃんに感情移入できたけれど
新劇はそうはいかない。破で違和感を感じていた主人公への
気持ちの同調が今回は完全になくなった。
というよりQではどのキャラクターにも感情移入できなかった。
今回感情移入できたキャラクターは誰だろう?
一番好きなキャラクターであるアスカでもない、運命を変えようと
動き始めたカヲルでもない、ヴィレのクルーたちでもないし
ましてやゲンドウや冬月、ゼーレ、ユイでもない。そう、誰もいないのだ。
何度も何度でも立ち上がる碇シンジの物語、それが新劇。
脇役がいくら好きでその雄姿を見たいと願い劇場に足を運ぼうとも
これは碇シンジの物語。シンジが好きだろうがそうでなかろうが
彼の物語に付き合わなくてはならない。
いいかげんシンジのうじうじには付き合いきれなくなってきたというのが
本音だ。毎回毎回エヴァに乗る乗らない乗る乗らない。
それに巻き込むゲンドウとユイさんもどうかと思うが。
ゼーレをぎゃふんといわせるくらいの主人公の甲斐性がほしい。
お前アスカに手を引かれている場合じゃないだろ、しっかりしろ。
まるで鋼鉄の手の付けられないシンジをみているようだった。
ここまで生理的に受け付けられないシンジは初めてだ。
Qが嫌いだ、主人公碇シンジも嫌いだ。待たせに待たせる新劇の
姿勢も嫌いだ。
旧シリーズに関しても24話でカヲルを殺させシンジを追い詰め、とどめと
いわんばかりにairで量産機にアスカと弐号機を鳥葬させる。
ゼーレの用意周到さには昔からへどがでる。
アスカを傷つけカヲルを殺した新劇ヱヴァ。
そんな新劇を許さない。
よりによってお気に入りのキャラばかりがこうもひどい目にあうなんて。
破で唯一助けて無事であったはずの2番目綾波も何故か退場している。
もうわけがわからない。
型破りのラストはもう全員退場かな?監督の考えなんて思いもつかないけれど。
5か月経って、円盤が売り出されるっていうこの時期も、
Qは大好きなキャラが無残に死に至らしめられる
悪趣味な、演出だけひどく手の込んだスナッフフィルム
でしかありません。それ以上でも以下でもない。
アスカがなぜ動いていられるかもわからないまま
説明不足の消化不良状態だけが続く。
変に見る側の想像通りでがっかりする落胆じゃなくて、
精神的に蝕まれる映画。
好きなキャラが出るだけでありがたいなんて思えるほど
優しくなれません。そんな御仏の境地になんてなれっこない。
序を見始めるとき、今度はきっと希望のラストになるだろうと
信じて疑わなかった。
TVシリーズの碇ユイがいい人に違いないと刷り込みで思い込んだように。
でもそうじゃないのかもね。そう甘くはない。
本編とは反比例して記号が独り歩きする浮遊感満載の新劇ヱヴァ。
根底からバラバラにされる感覚。
Qの円盤CMが店で流れるたびに足がすくんで泣きそうになる。
でも、
半年経ってみて少し振り返りたい気持ちになっています。
大好きなキャラたちが精一杯活躍しているなら
たとえどんなに残酷な結末が待っていようとも
たとえどんなにこっぴどく血祭りにあげられて退場させられようと
その雄姿と発した言葉の一言一句とその存在全てを
見届けてあげるのがファンの務めかとも思いはじめました。
とにもかくにも、キャラの独白が多くて
最後の方にばっかり比重の多い、胸糞悪い不親切な映画でしたね。
それでもなぜかどこかが好きでやめられない。
ちょうど
庵野監督のバカヤロー!と怒りに震える自分と
辛くてもつまみぐいでいいから振替ってやりたいという鎮魂の
気持ちがぶつかりあっています。
仏のような気持ちで、振り替えたら最高ですね。
あのシーンだけはもっちのロンで、すっとばしてやりますけど。
あそこだけは勘弁だ。一生見ない。
行き場のない憤怒と気持ちの決着がどこまでいってもつかない映画でした。
・・・なーんて。カヲルのがんばりっぷりを見たら。円盤
買わずにいられるわけがないでしょ!
ところどころしか見てないけどね!
問題の退場シーンももっかい・・・3度は見たよ!もうっ!!!
・・・生き生きとピアノを楽しむカヲルの場面に戻せる。
そう、Qは、自分にとっての裏ビューティフルドリーマー。
視聴者が見たいところまで、いつでも戻せて繰り返せる。
都合のいい夢。さかのぼって破、序までさかのぼるもよし。
グッズに走るもよし。旧劇に退行するもよし。
とにかく、カヲルががんばったんだから、トラウマで
終わらせるわけにいきません。
破は、さすがにむりですが。
マリ部分だけならなんとか・・・。
なかなかなれないや。円盤、折角買ったのに。しかも高いうちに。
まぁ、カヲルが体をはってあそこまでがんばったんだから、
これくらい安いもんだよ。
シンまで、ゆっくりお休み、カヲル。
2回見た後での感想
これから見に行く人も多いと思うが、まず、見る観客側に対して特に序盤は、状況の把握を能動的に求められる映画だと感じる。今までの展開から、ある程度の状況の予測を観客側で(補完)しないと、進行するストーリーにおいていかれてしまうし、描写自体に対する的確な理解ができないと感じる。
個人的には、製作側の意図(視点の絞込みと一貫性を重視した展開)は理解できるが、製作側の理解している背景や状況全体が、映画にいきなり入り込んだ観客のもつそれと、かなりギャップができているし、おそらく製作側の意図に深く入りすぎて、観客側の視点、立場や理解の速度に対するバランスが、見る側にかなりの作業を要すると思われる。
自分は2度目にはかなりスムーズに入れたが、そういった楽しみ方をできない観客にとっては消化不良になりかねず、作品自体の質や製作側の高い目標はかなり先鋭的でユニークなものがあるものの、この作品に初見で響く観客の数を限定してしまう可能性を感じる。
ある程度の情報をもう少し早い段階で提示して、観客をもうすこし助けながらも、製作側の意図を実現する表現方法がありえなかったのか、疑問が残ることが、やや低い評価の根拠である。
また、人物間のドラマが集中する印象があり、幅が狭いと感じた。これは視点や一貫性との兼ね合いがあるものと推察されるし、またやりすぎは、ストーリーにノイズを増やすものであるが、もう少しスパイスがあったほうが、全体としての味が深みが増すのではないかと個人的に感じた。
その一方、前2作からの転換点としてのQというコンセプトとストーリーの方向性には興味が尽きない。周到な計算をうかがわせるが、完結作を待たないと本当の真価は見えてこない気がする。新たな要素も多く出ているが、いずれもかなり映画全体の中でデザインされていることが、注意深くみると伺える。製作側がいかに力を入れたかが感じられる。
結論としては、製作側のユニークで斬新な力の入れ方が現れた作品だが、それが一方、作品の提示方法としては、見る側に対応を求められる形となっており、前2作よりも観客を選ぶ性質の作品となっている。未補完の第3作、急展開のQ、これからも乞うご期待、といったところか。ファンなら2度見れば、理解が改善するだろう。
暗い。。。
初日のレイトショーに行ってきました。パンフレットに行列。劇場は満員。破の時も満員でしたが、さすが人気があるなと。。わくわくしながら開始を待ちましたが。。。ナディアっぽくなったな。。音楽はナディアだったし。。船の戦闘シーンはCGがなんとなく安っぽいかな??って思いました。アスカやマリのエヴァの戦闘シーンはカッコ良かったですね。アスカ好きなので。。シンジくんは今回ホントにかわいそうでしたね。。アフレコたいへんだったろうなー。一番理解不能だったのは、カヲルくんの静止を聞かずに暴走??してしまったことですかね。。なんで???って感じで違和感がありました。予告は酷かったけど、きっとまたがらりと変えてくるんだろうとおもい、期待して次回のファイナルを楽しみにまちます!!!初号機でアスカ達と暴れるシンジくんが観たい!!!!!!!
これぞエヴァ
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q レイトショーで25:30から観てきました
初日ということもあり、さすがエヴァといった感じで劇場は満員でした
内容ですが
巨神兵の物語がエヴァの前に放映されるので、それが本編前から雰囲気を作ってくれます
そして本編!
お決まりですがエヴァ特有の情報満載でクラクラさせられていく感じ。
TV放映されていたTVの26話版のエヴァを見ていたファンからすれば
これこれっていうシーンやカットがふんだんに盛り込まれていて
心を揺さぶります。
そして話の展開が急すぎて
なんて言いますか1作目の『猿の惑星』的感覚に陥るので
プラスで表現すると新鮮でいいということになりますが、マイナスで表現するとエヴァ感を感じることができないという事に。
個人的に思ったのは、この話の流れから
こりゃスターウォーズのクローンウォーズみたいに
『破』と『Q』の間の話が後々また出てくるぞ!と思い
中々商売上手だなぁなんて感じましたね。
ラストに関しては公開前から3話完結ではなく続編がまだあると事前に知っていたので、予想の範囲内ですね。
ってか、まあこんな感じになるよねー
エヴァだったらというか。
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生の公開当時の衝撃というか落胆のぶりから比べれば傷は浅いです。
あの映画に比べれば、新しい展開が当然ですが入っていたのでね。
ただその新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生の後になる
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
を今度は正真正銘の完結編だって期待十分で見に行ったら、もっと違う感覚のどん底に突き落とされてるわけですが...
当時は結構尾を引いて大変だったので
次作になる新劇場版完結編のラストがどうなるのか
期待半分、不安半分です。
前劇場版と同様に庵野さんのメッセージがラストに込められると思うので。
観ないわけにはいきません。
それにつながるのが今作なのですから中々評価しづらいのです
まあ謎解きで言えば、前フリ段階の終盤なので余計にモヤモヤが残って当然なのかもしれませんが。
映画を観て一つ思ったのが
今はシンジを傍観できる自分がいるという事
15年前の自分だったらできていなかったかもしれない
それだけ大人になったのかなーなんて思いつつ
当時の感覚のまま、今回の映画を観ていたらどうなっていたんだろ
なんて感じました。
長々と書きましたが
自分の中で捉え方は少し変化しましたが
もう15年前になるんですよね、当時の事が思い返され
当たり前ですが
これがまさにエヴァをリアルタイムで観てるなって感想です。
まあまだ1回目なので2度3度は観に行きます!
やっぱり、よくわからん
所々に、昔テレビで見たときにもあったかなーって場面があったけど、なんかもう違う作品出来ちゃったような・・・嫌いじゃないけどヽ(  ̄д ̄;)ノ
専門用語のオンパレードなので、出来ればパンフレットか何か見たかったですね。
まぁ、TVの時も後半は、意味不明な感じだったし、今更、気にしない、気にしない♪
さて、どんな結末になるんだろう。
個人的には相当苦しい作品
これまで学生時代からずっと見続けていましたが、
矛盾したエンディング(情報不足で呑み込みきれない)の過去作品と比べても
相当無理のある内容でした。
新しい展開で驚かせたいという意識が出すぎていて、
話の展開が全体的に苦しく、無理やり結果だけを視聴者に理解させるばかりだと思います。
正直、次回とりあえずちゃんとやるから今回は急展開だった事情だけ理解して。と言われているように感じる作品です。
別物であると理解してみても、相当苦しく、初めて残念に思う作品でした。
他の方は評価が高いので違う見方もあると思いますし、
ファンは一度は見るべきだと思いますが、
これまでの劇場版と違い、地上波でももう一度見たいとは思えない出来でした。
非常に残念でした。
気持ちが整理できない・・・。
初日・初回を鑑賞。
のっけからシンジ君が放り出される展開と
観客は全く同じ状況に・・・。
「なんだ、これ???????」
こんな不思議な感覚は久々です。
隣にいたおじ様(明らかにパチンコから入ったな)は途中から?過ぎて飽きモード。
おじさん、大丈夫。最初からのファンも理解できてないから。
“つづく”が出た時点で場内が一時騒然に・・・。
しかし、旧劇場版のときの“気持ち悪い”の後とは異なり、
明らかに皆が戸惑っているのが分かりました(怒りとは違う)。
席を立てずに“理解できた?”“いや・・・。”という会話が
いたるところから聞こえてきました。
シンジ君には
今回は“あんた、バカ~?”とけっこう怒りたいですが、
今後の活躍に期待しましょう。
興味もたれている方は
早めに劇場に行かれることをお勧めします。
この“不思議な感覚”を大勢で共有できますから。
P.S.本編後の次回予告は全く“アテにならない”ことが本作で分かりました。
何これスゴい
急速展開に夢中に見入った。
かっちょいいアクションと神秘のドラマが、
圧倒的なビジュアルで繰り広げられ夢中。
情報量が満載で目と耳を離せない。
この上ない世紀末なのに、
そこはかとなく漂っている希望は、
同時上映「巨人兵東京に現わる」にリンクしていて興味深い。
さて、この先にはどんな希望が待っているのだろうか。
完結編の公開が待たれる。
破格のサプライズに感情の折り合いが付かない
「うわっ!うわっうーわっ!うわっ!何だよこれ?」
というのが、上映後、劇場に明りが灯ってからの第一声でした。
いやぁいやいやぁ、これはちょっとねぇ~。
ここへ来ましたか?という。つか、こんなトコ僕ら連れてこられたんですか?という。
こんなゾーンにそんな球を放り投げて来たの?という。
だってこれ、大暴投じゃないですかぁ。ある意味でw
なんつーか、この破格のサプライズに、嬉しいのか腹立たしいのか何なのか感情の折り合いが付かない。付けられない。
頭ン中で全然情報処理が追っ付かない。
ん~、ん~、だってねえ。もうねえ。
冒頭からずっと「ん?んん?」「えっ?何?」「はぁ!?」という、疑問符だらけ。疑問符のバーゲンセール。オンパレード。
これ本当にエヴァですの?パラレルワールド?っぐらいの大胆方針転換。
この不可思議で唐突な世界に放り込まれたシンジと一緒に我々も…―
って、ああ~ダメだ!ダメダメ!これちょっとでも内容に触れちゃうとネタバレになるから滅多なこと言えない。
んん~まあつまり、どう説明すればいいのかな。もどかしいな。
もうベツモノなんですよね。我々が知ってるエヴァじゃない。
踏襲された前作イメージはスッパリ消え去り、違うステージに行っちゃってます。
そういう感じです。そういうことです。
是非、劇場に足を運び、その目で確認してみて下さい。多分俺の言ってること分かると思いますから。
是非、劇場のライヴ感で疑問符撒き散らして下さい。そんで上映後に感情の折り合い上手く付けて下さい。
はー。またセンセーショナルキメやがった、庵野。
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