「衝撃と爽快感、そして絶望と希望」ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q Aries7043さんの映画レビュー(感想・評価)
衝撃と爽快感、そして絶望と希望
素晴らしい映画です。
やっぱり、庵野監督はアニメーションがイイ。
CGなどは若干薄っぺら感があるけどそこは動きと演出でフォロー。まあ、アニメは画のリアリティよりも動きなのでその辺は作画時間なんかを考慮するとCGで時間短縮するのはベストな、と言うか苦渋の選択。戦艦の画なんかは本当は手書きでやりたかったんじゃないかな。なのでああいうデザインにしてCGでしか描けない映像にしてると思う。
エヴァのアクションも相当かっこいい。
冒頭の宇宙戦は燃える‼もう、最高‼
最近はなんかを棄てるときはいつも○○をジェットソン!って言いながら捨ててる(笑)
シンジ君は今回は辛い役回り。お弁当男子でモテモテだったことは夢のよう。まあ、破で調子に乗り過ぎたよね(笑)
アスカが今回は萌えた。超可愛かった。最後シンジ君を置いて行かなかったのは惚れた女の弱みって感じでえ~、連れてっちゃうの⁉って思っちゃった。甘いなぁ~って。
カヲル君は石田彰さんの演技が冴えてた。まあ、石田さんだけじゃなく皆さんも冴えまくりでしたが。
とにかく、批判も多いですがそれはまあエヴァなんで(笑)
自分としては一般のお客さんにこのヲタアニメを観せた庵野監督に敬意を表します。約30年前、ダイコン4を観て燃えまくっていた若き日の自分を思い出すと庵野さんも出世したなぁ~と感慨にふけってしまいます。まさかエヴァの映像に宇多田ヒカルの曲が流れる日が来ようとは…。しかも新曲。スゲーな庵野さん。
まあ、これで一般のお客さんが離れてもイイんじゃない?わからない人にはわからないから。自分は庵野監督がやりたい事をやってくれるのが一番嬉しい。今回はそれがヒシヒシと伝わってきた。やっぱり庵野監督はヲタクだった。素晴らしい‼ブラボー‼
次回は「本当にエヴァンゲリオン:オワリ」ってことだと思う。早く終わらせたいでしょう、監督も。最後一つ、頑張って欲しいです‼