劇場公開日 2012年11月17日

「急展開だが、面白くはない」ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q その辺の草さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0急展開だが、面白くはない

2021年1月8日
iPhoneアプリから投稿

恥ずかしながら、「序破急」という言葉はこのシリーズではじめて知った。

今作はその「急」に該当する模様。内容は確かに急展開なのだが、面白みに欠ける。

その上、意味不明、消化不良ポイントが多い。
何の説明もないまま、観客を置き去りにする。
まだ説明してくれたテネットとかの方がマシ。

むしろファンに失礼まである。鑑賞中、だんだんと別の作品、そう!まるで宇宙戦艦ヤマトを見てる様な感覚に至った。

今までと違うエヴァンゲリオンにしたいという意気込みは伝わった。たとえ今までと違っても、話が多少意味不明でも、観る側の半数が面白いと思えれば成功だろう。
しかし、残念ながら本作の内容は、制作者側の意図が暴走したオナニー映画のレベル。著名なアニメーションのシリーズとしては、致命的な失敗作。

せめてものフォローだが、
絵、音楽、演出、声優諸々、
話の内容以外に関する要素はハイクオリティだと思う。

アニメ多め