「壮大な叙事詩…次への希望」ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
壮大な叙事詩…次への希望
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『破』の最後の闘いで、綾波レイを命懸けで助け出した碇シンジ。その闘いから14年の年月が経過した、その後の世界や2人の運命が描かれている本作。
14年間の眠りから覚めたシンジは、それまでの状況が大きくかわり、事態をのみこめない。使徒と闘っていたネルフを相手にミサト達が新しい組織ヴィレを立ち上げ闘っていた。
観ている自分もいきなりの場面転換に、なかなかシンジの置かれた立場が理解できないまま、観る者も置き去りにし、「なぜ?」を抱かせたままストーリーは展開。
そこを明らかにしてくれるのが、新たなエヴァの搭乗者・渚カオル。綾波レイを助け出す事で暴走したエヴァが第3インパクトを引き起こし、世界を破滅に導いた事を知ったシンジ。いつものごとく、そんな運命を悲観してウジウジ…。
しかし、改めてカオルと共にエヴァ13号機に乗り込み、立ち向かう。そして、壮大な結末へと向かう。そして、残された者達の、その後の運命を最終作に委ねていく。
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