「またこのクソ監督。。」灼熱の魂 たまねぎ なきおさんの映画レビュー(感想・評価)
またこのクソ監督。。
知人が「評価が高い」ということで借りてきてしまった。。
ああそうなのか と、何気なく見はじめたが
序盤を過ぎたあたりで
「あれ、、何か見たことある感じだ」と感じてクレジットを見てガッカリ。
そう、前回クソ映画モドキとレビューした
脅威の好評価ミステリー「プリズナーズ」の監督と同じ監督だったのだ。最悪だ。
どうせキリスト教を蔑ろにした奴に天罰が下るんだろ?と、穿った見方をしていたら、
まあ~その通り。
ついでに言えば戦争を背景に持ってきてる分、プリズナーより更にクソ度は増している。
戦場のピアニストのレビューにも書いたが
戦争という題材は本当に平等に描こうとすれば物語にはなり得ない。必ずどちらかに感情を移入せざるを得ないような代物を下手にシリアスに描くべきじゃない。
この映画で言えばキリスト教幹部を暗殺した
主人公はまるでテロリストのような描き方で拷問を受ける。
が、逆にイスラム教の幹部を殺すことはどうなのか?イスラム教信者からすればそれもまたテロだろう。
しかし、この映画では本題が戦争ではないのでそこまでは描かない。であれば背景に戦争を持ってくるなと感じる。
【平等に見せかけた扇動】という手口は、この監督の常套手段のようで、一見キリスト教にも問題があるように見せかけつつも描き方としては実にキリスト教の聖書に沿い、キリスト教信者が思い描いている【神】を感じさせる内容になっている。
結局、プリズナー同様に映画に見せかけた宗教の広報動画でしかない。
物語としては手塚治虫の【火の鳥】の太古の日本で描かれている近親相姦と愛についての方がよほど考えさせられる。
この監督は最近だとバカウケに似た宇宙船の
メッセージを撮ってるが
そっちも表面上はSFだが内容は受胎告知、聖母マリア等を題材にしている。
完全なる宗教ヘッドだ。
クリスチャン以外で【好評価】を鵜呑みにしてべた褒めしてる連中は
仏陀降臨というありがたーいクソアニメ映画(笑)を見て、自分が見ている物がなんなのかを考えた後に
この映画がどうして【好評価】として扱われるのか?という理由を考えた方が良い。
勘違いして欲しくないのは 宗教の自由についてとやかく言ってるわけではなく
映画 という誰しもが楽しめるエンターテイメントを利用してひいきにしている宗教の刷り込みは最高にクソだということ
それは自身の宗教を邪推なビジネスレベルへと落とし入れてるだけだと。そういう見解です。