ポテチのレビュー・感想・評価
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プロ野球シーンが・・・
お金をかけた作品じゃないし、リアリティを追求する作品でもない。それは重々承知してるんですが、クライマックスであるプロ野球のシーンがあまりにもチープ!うーーん残念。。。外野席が無観客って、あんまりだわ。設定としては地方の独立リーグってところでは?
魅力的な68分!
「アヒルと鴨のコインロッカー」「フィッシュストーリー」「ゴールデンスランバー」に続く、原作・伊坂幸太郎と監督・中村義洋の4度目のコンビ作。
空き巣を稼業としている凡人の今村は、同じ年同じ日同じ病院で生まれたプロ野球選手の尾崎に奇妙な絆を感じていて…。
ネタバレ禁止映画なので、詳しく書けないけど(現在話題のあの映画みたい←ネタバレ?)、実に魅力的な68分!
タイトルの“ポテチ”とは、勿論あのポテチ。
劇中、塩味かコンソメ味かのポテチで今村が突然泣き出す。
「??」だけど、話が進むと分かってくる意味のあるシーン。
自分が凡人である事で思い悩む今村。ある理由から、母親にも申し訳ない。
だけど、その優しさが、場外ホームランのような感動を呼ぶ。
思い悩む事なんてない。
お人好しでちょっと学が足りない今村を演じる濱田岳がハマり過ぎ!
変わった縁で付き合う事になった恋人の若葉さん役の木村文乃(可愛い〜!)、同業者で先輩の黒澤役の大森南朋、今村とは似ても似つかない性格の母親役の石田えり…皆、好演!
監督も今村の上司“中村親分”役で出演(笑)
監督の作品に以前出演した事のある人気女優がエキストラで出演。さて、誰でしょう!?
震災後の仙台が舞台。
ほっこりする作風、コミカルな台詞や会話がとても心地良い。
映画って、時間の長さは関係ない。どれだけ充実した一時を堪能出来るか。
そんな事を感じさせてくれた。
ホームランってさ、ただ打球が遠くへ飛んだってだけでしょ?
映画「ポテチ」(中村義洋監督)から。
「人気作家・伊坂幸太郎さんの同名中編小説を映画化」と聞き、
とても楽しみにしていた作品である。
今回は、野球のホームラン関連の台詞を拾ってみた。
「ホームランってさ、ただ打球が遠くへ飛んだってだけでしょ?
そんなに大騒ぎすることじゃないよね」
「お前と同じ年の人間がホームランを打って人を喜ばせてるよって」
「だいたいホームランを打ったとして、何かが変わるのか?
人は、救われるのか?」「そうですよね」
そんな会話をしていたのに、ラストシーンは激変の台詞。
野球場で応援していた尾崎選手がホームランを打った。
もうそれだけで、大粒の涙とともに感激する。
それを横で見ていた男が言う。「どうした?」
彼女は答える、「だって、ただのボールがあんなに遠くに・・」。
そうそう、だからみんな興奮するんだよ、と言いたかった。
この違いは「ポテトチップの『コンソメ味』と『塩味』くらい」違う。
そうでも考えなきゃ、この作品タイトルで笑えないもの。(汗)
「ポテチ」のシーンは、たった一回だからなぁ。
俺は有川浩さん作品はほぼ読んでるが、伊坂幸太郎さん作品は一冊も読んでない。
〜著作は読んで無いが、映画は何作か見てるかな?
本作●ポテチは伊坂さん作品で何作目だろ?
未見の●ゴールデンスランバー
合わなかった●ラッシュライフ
ラストで嫌な気分になった●重力ピエロ
大好き●フィッシュストーリー
未見●Sweet Rain死神の精度 と アヒルと鴨のコインロッカー・CHiLDRENチルドレン
好きだった●陽気なギャングが地球を回す
↑と言う訳で!
俺的に【伊坂さんブランド】は当たり外れが大きい(´・Д・)」
本作はどうだろか???
>てか、濱田さんは凄過ぎないか*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*?
68分?そう来ましたかΣ( ̄。 ̄ノ)ノ?
☆評価は・・
DVD80円基準で(*^^)v
DVD買う度 ◎
モ1回見たい度 ◆◆
おすすめ度 *****
デートで見る度 ◇◇◇◇
観た後の行きたい街】仙台!
エンドロールわろたw
脚本の妙?配役の妙?
特に、アジア映画! 特に、邦画は!
こうでなくちゃね*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
木村文乃ちゃん!大好きになたよ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
あっさりだが高カロリー
伊坂幸太郎さんの作品はよくよく考えればブラックな、重たい話なのだが、それを登場人物たちが、気持のよいテンポでさらりと展開していくストーリーである
。見終わった後、まるで空が晴れ渡り、爽やかな風吹き抜けるような印象さえうける。
同じ時間に、同じ病院で生まれた今村と尾崎。しかし、二人は全く別のそれぞれの道に進んでいく。ある日、尾崎はひょんなとこから自分の母親とが実は尾崎の母親で、自分が母親の本当の子供でないと知る。自分は空き巣、方や尾崎はプロ野球選手。本当は母親がプロ野球選手の息子をもったかもしれないことを思うと、自分は間違いだったのだろうかと思いつめてしまう今村だった。
そんな思いを抱いていた中、恋人の若葉がポテチの味を間違えて、「こっちの味食べたことなかったけど、おいしい。間違ってよかったかも。」と言う所。
ピークはそこだった。で、ぶわっとなった。感がいい人はうすうす気づいていくのだが、原作(背景)を知っている人はここでいたたまれない気持ちになると思う。
最後の落ち込んでいる尾崎を励ましに試合を見に行くシーンは見ていて球場の人たちと一体になれる気がしました。
けっこうブラック
東北に向けて発信した映画らしいけど、中身はけっこうブラックユーモア。
ゆる~い構成の中、説教臭いセリフが連発。
意味なさげなシーンがブツ切りで続いて最初の方は全然面白くない。
けど中盤あたりから、複線がどんどん生きてきて徐々に盛り上がってくる。
ラストは不覚にもホロッと。
わずか1時間強。基本的にちょっと頭のおかしい人たちの織り成すストーリーだけど、ブラックな味付けとしてはその辺絶妙。
ポテチは直接内容に関係ないけど、まぁ食いながらどうぞw
ビシーっと決まる、しお味作品。
原作、監督、キャスト、音楽、上映時間。
すべてがビシーっと決まる映画はそうそうないのだけれど、
やってくれましたね~これは^^;
いやまぁ、おそらくビシーっとくるだろうとは思いながら、
ここまでビシーっと決めてくれるとうれしくなってしまうv
伊坂作品が大好きなので、しかも中村監督とくればねぇ!
いわゆる短編、たった一本でも作品になるんだという好例。
とってつけたように群像劇や、オムニバスにする必要なし。
それぞれの相性が重要というのは大前提として、
観る者に伝わるテーマや感動というのは単純が一番である。
…ポテチ?
はて、何が言いたい作品なんだろうかと^^;初めは戸惑う。
そのポテチは、物語の後半、車の中で登場する。
間違えて食べてしまった、コンソメ味としお味のポテチを、
彼女がスッと取り替えたり、取り戻したりする。その工程。
ん…?なんだろう。と思う。彼がワンワン泣きはじめる…。
エ?何、どしたの?突然。
原作を知っている人や、なんとなく予想がついていた人なら、
ここで「あ~」と気付くのだけど、まぁここで「何よ?」となっても
ラストで、、、絶対に泣ける!と思う…(心の中でもね)
主人公の濱田岳曰く、嬉しそうに?ただ嬉しそうに、叫ぶ!?
そんなシーンだったそうだ。
だけど、叫んでいるうちに涙がポロポロ…出ちゃったらしい。
そりゃ、そうだよ。彼のあの演技にすべてが詰っているもの。
自分と同じ生年月日の野球選手のことが、気になる主人公。
よっぽどのファンなのか?、彼の部屋に空き巣(!)に入っても、
その日の試合を見ている始末(爆)
初めからよく分からないのは、なんでこの子が空き巣なんか!?
というその職業なのだが…今作で重要なのはどうもそこではなく、
彼=今村君の性格と、天然混じりに学力が浅いところか^^;
空き巣に入った先で自殺志願の女の子を助け(それが今の彼女)
しっかり同業に誘って、しかも監督自身が親分(専務)役で登場。
一応ミステリー?が入っているので、詳しくは明かせないが、
冒頭からの流れ(謎)が、ビシーっと繋がって終わるところが最高。
最後の最後まで(もうエンドの音楽まで)凝りに凝ってていいトコ
尽くし。いいぞ斎藤和義~♪この長さで、この感動と爽やかさ。
ポテチを食べてうめぇ~vと唸り、喉を緑茶で潤した清涼感。
その職業には首をかしげても?
その人間性が、他人を助けては助けられる幸運に繋がっている。
何よりもその性格を、これまたビシーっと言い当てた若葉さんの、
今村君を想う気持ちにも泣けたしなぁ。黒澤の行動力にもね~。
で、尾崎選手はどうなのかしら^^;(阿部亮平の寡黙な姿に驚き)
ビシーっと活躍して欲しいですねぇ。今後に期待したいところ。
(またもや息子愛に泣けてしまった。涙がしお味でしょっぱいわ)
ポテチ ちょっとビターなやさしいお話
浜田岳という俳優が最近気になるので即 見に行った。時間的にはお手頃な長さ。少し物足りないくらいと言う印象が逆に丁度いい。小説の予備知識なしで観たのでストーリーがどう展開していくのか先が判らず退屈しなかった。ストーリーの進行と共に核となる謎が徐々に判っていくのだが、最後に 「それって予定調和ってやつ」と言う展開はもう一ひねり欲しかったかな。映画とは言え(いや 映画だから)もっとビターな展開で落としておいて希望に繋げるラストに持って行くほうが個人的には好きです。
浜田岳の淡々とした現代のどこにでもいそうな若者ながら存在の光る演技が良かった。彼を見たさに行ったので予想に違わずです。主人公が空き巣を生業にしていると言うなんとも奇抜な設定ですが、バイオレンス性はありません。ただ この空き巣と言う無茶な設定がストーリー上で全てのポイントでもある。準主役の大森南朋もいい味してます。この人も存在感あります。これからますます注目。作品全体は映画と言うよりはテレビドラマ的なライトな雰囲気でしたがまあ楽しく観れました。
観て損は絶対ない!更にファンになると思う
行ってきました試写会。
この68分ってのもちょうどいい長さ。
濱田岳さんと大森南朋さんのファンになりますよ、これは。
震災後のオール仙台ロケだけど、肩肘張らずに観れます。
観賞後は間違いなく爽やかな気分になります。
もう少し詳細書いてみました(ネタバレありません)
ohsuke.laff.jp/
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