「そばにいるよ」50/50 フィフティ・フィフティ クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
そばにいるよ
難病モノ、というとあまり見た事ないですが、
主演が卑屈になって周りが励ましてという葛藤があり、
最終的に主演は周りと打ち解け病気と闘う決意をする、
という流れだと思いますが、
この作品もほぼそういう流れです。
しかし概ね笑って観られる作品です。
ガンになったアダムから彼女は離れていき、
心配な母親は電話魔になり、
病院で「ガン友」やセラピストの先生と仲良くなったが、
そのガン友も亡くなり、治療の経過も宜しくなく、
いつもリラックスでサイコーなアダムも遂に荒れだす。
そこで、セラピストのキャサリンに救われますが、
ずっとアダムをリラックスさせていたのは、
悪友のカイルだった事が判明。
カイルのおかげで、別れた彼女も笑い飛ばせたし、
ウザい母親の事も思いやれたし、
ガン友との“ハイ”な時間も過ごせた。
何よりキャサリンに電話したのもカイルの車の中だし。
でもその気遣いを語らないカイルこそサイコーだ。
ラスト出来過ぎだけど、
あーゆー始まりの日のドキドキ感は大好き。
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