踊る大捜査線 BAYSIDE SHAKEDOWN2のレビュー・感想・評価
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いつも通り
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現場や下っ端を究極に軽く見すぎの真矢が司令官として登場。
殺人事件が起こり、真矢のもとで捜査が開始される。
でも余りにもエリート主義過ぎて誰もついて来なくなり、
上層部からおろされて、柳葉が捜査の指揮を引き継ぐ形になる。
柳葉は逆に、全面的に信頼するから指示出さないと言って現場に任せる(場)
犯人は会社をリストラされた者らの集まりで、リーダーが不在だった。
リーダー不在な集団なので身軽で最強の組織と自負してたのだった。
最後のシーン、織田が走ってって犯人らの車に追いつく(場)
で、リーダーのおらんおれら無敵の組織は捕まえられんやろと言われ、
いやリーダーが良ければ、リーダーがいる組織も強いと言い返す。
犯人らは鼻で笑って去るが、その直後突然逮捕。ええええええええ?
柳葉が上層部への確認もなしにレインボーブリッジを封鎖したらしい。
指示系統がガチガチな組織では橋の封鎖なんてすぐ出来ないって、
タカをくくってたのに、「いいリーダー」の柳葉が独断でやって、
犯人は逮捕されましたよ、ってなオチやったみたい(場)
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うーん、相変わらず馬鹿馬鹿しい、フジテレビらしい映画。
登場人物もありえんような極端な奴ばっかり。
まず織田は、おれを刺激するような事件はないんか?みたいに愚痴る。
所詮所轄なんで平凡な事件ばかりで、それにがっかりするという最低さ。
そんな奴に町を任したくはないわ、いやマジで警察官として格好悪い。
さらに、気まぐれ営業の居酒屋か何かが、
自分の希望の日に営業せんからって強引に逮捕。ほんとに死ね。
そして真矢も強烈。
事件は現場でなく会議室で起こってるとかノタマった。
自分の意見に反対する刑事らを全員首にしてとかもノタマったし(場)
柳葉もめちゃめちゃ。
上層部の許可もなしにレインボーブリッジを閉鎖?
犯人が現れて逮捕されたからええようなものの、そんなの運やん。
もし来なかったら市民やマスコミから大バッシング受けまっせ?
それに上述のように、現場の人間を信じて指示は出しませんって。
現場の人間の名前も顔も全然知らんのに、その何を信じるっての?
ってか指揮するのがあんたの仕事やろ。仕事しろよこの税金泥棒。
あと深津が犯人グループに撃たれて気を失ってる時の織田。
出血しまくっとるのに無理に抱き起こす始末。殺す気か?
誰か電話するだろうってな発想もやめて、お前がまず救急車呼べよ。
あと話の展開を進めるプロットが素人そのもの。
現場に洋ナシがいつも落ちてるから「用なし」ということで、
よってリストラされた人間が犯人ってわかる。馬鹿か?
それに犯人を追い詰めるきっかけとなったのもまたアホ。
犯人がカメダって言ったのは、実は東北弁で訛ってただけで、
実はカマタの事だったって。何やそのベタなストーリー(場)
結局多分この映画が言いたいことは、
会社組織では必ずリーダーがいて、そのせいで個人が生きない。
でもいいリーダーなら個人も生かせるんだよ、って事っぽい。
サラリーマンの共感を得ようとしたんだろうが、シュール過ぎて無理。
まあ違う意味で色々笑えたから、2点上げましょう。
全体に織田のイメージビデオで、しかも「格好いい」の定義が古臭い。
これが今で言う外交官・黒田某のルーツなんやわな(場)
文化の違いという高い壁。
「踊る大捜査線 THE MOVIE 2」海外版。
DVDで鑑賞。
「踊る大捜査線 THE MOVIE」を海外で公開した際、それぞれの人物に結末が付いている分、オチが多過ぎて混乱するという批判が出たそうな…。その点を教訓とし、青島くんの視点に絞って再編集が行われました。
オリジナル版より約18分短くなりましたが、同じシーンでも別テイクに差し替えられていたり、真下くんがもみくちゃにされる未公開シーンが追加されていました。
さらに、「スカイウォーカー・サウンド」にて効果音や劇伴をリミックスするという贅沢さ! サウンドに厚みが出て、すみれさんが銃撃されるシーンなんて、残酷さが増し増し…。
効果音も追加されていて、レインボーブリッジにおける犯人逮捕シーン直前で耳をすますと、青島が余裕の表情で犯人を見送ったのは、SATのヘリの爆音が聞こえていたから、と解釈出来るように小さく音が入ってる! 芸が細かい!
短縮された分、殆どのコメディーシーンが無くなっていました…。青島くん目線に焦点が絞られているので、組織の対立や事件の捜査過程などに集中することが出来ましたが、「踊る」の魅力はそこだけでは無いので、とても残念でした。日本人には理解出来ても、海外には伝わらない部分があるのかもなぁ、と思いました。文化の違いという高い壁ですねぇ…。
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