エイリアン3のレビュー・感想・評価
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当時
観たときより、面白かった。
ただ、ニュートやヒックスが死んでいた設定は疑問。
そもそも、どうやってエイリアンが宇宙船に紛れ込んだのか?
更にラストでリプリー迄…
これで4を上映するのだから、こけるのも無理はない。
劣化が凄い
ハッキリ言ってストーリーがお粗末すぎる。
民間輸送会社の社員がいつの間にか軍人になっている。
1⇒2もそうだが事故調査究明がされない世界では進化はない
そんな世界に宇宙を旅する技術を手に入れられる訳がない。
映画内の人物全てが未確認生物を信じない設定はおかしすぎる
地球上にさえ信じられない様な未確認生物がいても不自然ではないし
広い宇宙にいないと考える方が不自然だ。
作者のコンピューターに対する知識が古すぎる。
初作の1970年代ならともかく21世紀間近になって
コンピューターのディスプレー表示があれでは悲しすぎる。
少なくとも宇宙船とか出てくる未来の話なんだから
初代コンピューターの様な年代物をモチーフにされては困る。
1・2・3とどんどんショボくなっていく。
これはもう下水管の中に育ったワニを退治しようとして
馬鹿が集まって皆殺しになってしまった話と大して変わらない
宇宙とかエイリアンの設定がほぼ不必要な展開だ。
是が在るからこそのフィンチャー
リドリー・スコットの世界観に戻ったような、ダークな雰囲気にデヴィッド・フィンチャーらしさが垣間見れると思いきや、所々のエイリアン描写がCG?特殊効果?ジョボ過ぎる映像を見せてくれる。
前二作に敵わないどころか上回る何かは微塵も感じられずに、エイリアンと一緒で奈落の底に一直線な下回り方が目立つ、新人フィンチャーには分厚い壁が。
何が凄いって、この後に「セブン」を撮ってしまう偉業を成し遂げるフィンチャーに拍手。
撮らざるべからずな本作ではあるが、この作品があるからこその「ファイト・クラブ」かな??
製作陣はジェームズ・キャメロンに恨みでもあったのか?
人気SFシリーズ『エイリアン』の3作目。
男性囚人を収監する惑星に不時着したリプリーとエイリアンの新たなる戦いを描く。
鬼才デビッド・フィンチャーの映画監督デビュー作。
密室を舞台にしたSFホラーの名作『1』。
前作から大きくジャンルを変え、エイリアンvs海兵隊というド派手なアクション映画として作られた『2』。
そして、気鋭の新人デビッド・フィンチャーを迎えて作られた『3』は、原点回帰ともいうべきスプラッターホラーであった…
…いや、スケールダウンしとるやないかいっ!
あれだけウジャウジャ登場させたエイリアンが、本作では1匹だけ。
前作でエイリアン=ザコ(は言い過ぎにしても、割と倒せる怪物)として認識してしまっているから、1匹のエイリアンが人類を襲っても盛り上がらない。
とはいえホラーとしての完成度が『1』と同レベル、もしくはそれ以上であるなら文句はないのだが、本作のクオリティは…
まず、『1』がホラーとして成り立っていたのは宇宙船という密閉された空間が舞台であり、その空間がちょうど良い狭さを持っていたから。
本作の様にだだっ広い空間が舞台である上、外部とも連絡が取れる様では、密室サスペンスとしての面白さは半減してしまう。
何よりラストの囚人が命をかけてエイリアンを倒そうとする展開。
熱いことは熱いのだが、正直何やってるのかよくわからない上、グダグダしているので緊張感がイマイチ出ていない…
男だらけの収容所に女であるリプリーが単独で降り立つという、なかなかにエロチックな設定。この設定ならもっと生々しく、面白く出来そうなものなのだが、イマイチ活かし切れていない。
新たなキャラクター達は魅力に欠ける。
何やねん、あの医者…リプリーと関係を持つ意味あったの?
まぁ、単純に出来が良くない作品なのだが、1番の問題は…『2』の登場人物を特に理由もなく皆殺しにしたことでしょ!
あんなもん『2』ファンは怒るに決まっている!
『2』でのあの壮絶なバトルは一体なんだったのか?
悩める観客に追い討ちをかける様なニュートの解剖シーンとかいる?
エイリアンよりこんな露悪的なシーンを入れようと考えた製作陣が怖いわ!
退屈する様な作品ではないですが、制作首脳陣に強烈なキャメロンアンチが居るに違いないと、頭を抱えてしまう迷作です。
「俺は改心した…絶対に女、襲わない…」
SFホラー部分より【男性刑務所へ迷い込んだ女性】部分が面白い。
「俺は改心した…絶対に女、襲わない…」と言い聞かせるように呟く囚人共に恐怖!
あのフィンチャーの監督デビュー作。
それだけにセリフが知的で映像もクール。
失敗作とされているが支持も厚い92年作品。
(2020/3/16)
言うほどでもないと思ってたけど、
エイリアン祭りを自主的に開催してから3作目のエイリアン3。
デビッドフィンチャーのデビュー作にして、シリーズ最低の作品との悪評高い今作。
前半30分は最低作??割といいじゃん。
と思っておりまして。
ニュートが死んじゃったのは結構ショックだけど、デビッドフィンチャーならやりそうな感じするし笑
リプリーと親しくなる医者のおじさんも、なかなかの過去があって感情移入できる感じでよかった。
でもですよ。
エイリアンが出てきてからのモロ合成感に興ざめしてしまい、1、2のエイリアンを見ただけで身の毛のよだつ感は本当に皆無でした。
なんで、時代的に1.2より新しいのに一番嘘っぽいの?
やはり、下手に合成とかCGに頼るとダメですね。
1作目の方がよっぽど生々しくて、本物っぽくて怖かったです。
しかも登場人物でリプリー以外で唯一感情移入できるお医者さんも、そうそうに殺されるし。
しかも結構どうでもいいところで。
後半はただ、おっさんたちが右往左往する感じで、なんだかなーでした。
リプリーが地球のために自分命を犠牲にしたところはなるほどでしたが。
まー、めげずに4作目も鑑賞してみます。
リプリーの選択
エイリアン・シリーズ第3作。
レンタルDVDで3回目の鑑賞(吹替)。
確か本作がエイリアン・シリーズの初体験だったはず。
本作が賛否両論なのは公開から27年経った今も相変わらずで、そうなった経緯とはデヴィッド・フィンチャー監督の作家性とそれを理解し切れなかった製作側の迷走の果てでした。
今回改めて鑑賞してみて、シリーズの中では異質ではあるものの、個人的にはとても怖く、且つ面白いなと感じました。
満足な武器も無い中、三たびエイリアンと対決することになったリプリー。犬から生まれたエイリアンは俊敏で残酷さも二割増し三割増し。次々と囚人を血祭りに揚げていきました。
リプリーの運命たるや悲惨。助けたニュートは脱出艇の墜落で死亡し、再び娘を失った悲しみに暮れますが追い打ちを掛ける悲劇が。クイーンが体内に宿っていただなんて!
スリル炸裂な鋳型への誘き出し作戦に手に汗握りました。迷路の様な通路を逃げ回りながら、時には先回りされながらの決死のサバイバル。息をつく暇もありませんでした。
多くの犠牲を出しながら鉛を流し込んで一件落着、と思いきや、新たなエイリアンの生態が明らかに。強靭な皮膚の持ち主だったとは。ですが物理法則には勝てず安心しました(笑)。
その後の展開が凄絶かつ悲しい。リプリーが選んだ決着のつけ方はシガニー・ウィーバーが自ら望んだことだそうで。これまで散々な目に合って来たリプリーの魂を救済してあげたかったのかもしれません。ですがその願いは5年後に脆くも踏みにじられてしまうことになりましたが…
※修正(2024/02/02)
フィンチャーらしさは感じられなかった
デビッドフィンチャーだから、
苦手なエイリアンを観たのだけど面白くもなかったし
怖くもなかったな。
突然出て来て一人殺して…の展開に
後半は慣れてしまった。
もっと重厚で殺伐とした、絶対的恐怖を見せてくれる
と思ったけど、舞台が広いからか逃げれそうな、
少し余裕も感じられた。
全員犯罪者だから死んでも別に…
と思ったのかもしれない。
公開当時だと怖かったのか?CG全盛の今だから怖く
なかったのかわからないけど、
ガッカリしてしまった。
どうやらエイリアンは2が名作らしい。
おうち-138
ハゲの見分けがつく人は見ましょう。
エイリアンシリーズを制覇しようと、1見て、2見て、なぜか4を見てしまった私。
というわけで2の感動が少し薄れてしまいましたが、ちゃんとストーリーは2から繋がっていました。
体中シラミだらけ、ハゲの犯罪者ばかりの牢獄でひとり目覚めるシガニーさん。私ならそれだけで死ねる。
登場人物みんなハゲですので、私のように85ですと(測ったことないのでそれ以下の気がする)、人物の見分けがつきません。ステイサムとロック様くらいの見分けしかできませんので。
〇〇が死んだとなってもピンとこないハゲ仕様。よってあまり感情移入できず。
てかこのユタニ社はいつになったらエイリアンの情報共有をするん(笑)
絶対逃げられないシェルターがあるなら、絶対攻め込まれないシェルターなはずで、私ならあそこに閉じこもるけど?というツッコミは映画としておもんないですからね、すみません。
思ってたほどデビフィンデビフィンしてない。もっとデビフィンらしい描写があるのかと思ってましたが、どんなシリーズものを撮ろうがお構いなしに自分の作品にしてしまうジョン·ウーのようなアレはなく、エイリアンでした。
2のようなドラマ性とスピード感にハマる人にはあんまり3はハマらない気がします。説教くさいところもあるし。
ただみんなで大声で作戦会議したりするときはちゃんと襲ってこない、映画をわかってるエイリアンさんは健在です。
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恐怖、暴力、グロ、エロ、そして重要なファクターとなっている宗教観...
恐怖、暴力、グロ、エロ、そして重要なファクターとなっている宗教観。この宗教的な面がSFアクションの緊迫感を邪魔して、イマイチ盛り上がらないのだ。男だらけの中、しかもレイプ、殺人の罪で投獄されている囚人たちの中である。エイリアン以外に暴力的な男たちとも戦わなければならない、強くなったリプリーのドラマなのだ。一作目からかなりの年月が過ぎていることもあり、リプリーを丸坊主にしなければ表現できなかったことも興味深い。
一番の見所は、「友達よね?もう長い付き合いなんだから」という台詞。だけど、宿主として卵を産みつけられているんですよね。。。リプリーお母さん。
しかし、やっぱり脚本がおかしい。書き換えの連続により、男どもの心理描写が上手く繋がらない箇所もあるし、エイリアン出現と逃走のシーンだけを楽しむような仕上がり具合だ。スプラッター部分だけはシリーズ最高峰かもしれない。
微妙だけど嫌いじゃない
最後に主人公のリプリーが死ぬので、4の監督は苦労しただろうと思いながら感想を。
意外と酷評されているほど、つまらなくはなかったです。
1、2とは違う宇宙船外のストーリー展開も挑戦してるなと思いました。ただ、他の方が指摘している通り、男しかいない星の設定や蝋燭を立てにいってエイリアンに襲われるシーンなど、つっこみ要素はいくつかありました。
一番感情を動かされたのは、最初のニュートが死んだシーン。前作であれだけ努力して助けたのに殺されるは、さすがに響きました。
ディビットしかりニュートしかり、色々な物を今作は断ち切っており、それを挑戦と捉えるのか改悪と捉えるのかは人によって違うでしょう。私は、どちらでもないかな。
シリーズ中いちばん好き。まさに、エイリアンをデビッドフィンチャーが...
シリーズ中いちばん好き。まさに、エイリアンをデビッドフィンチャーが作るとどーなるでしょう?て感じ。
クレメンスってあのおじいちゃんだったのか!好きなはずだわ。
いろいろスケールダウン
監獄で、いろいろ制限あるならもっとホラーテイストにしてほしかった。吹き替えはさらにギャグみたいな感じなので字幕がよろしい。エイリアンを、やっつける方法は好きなのであそこまで持っていくやり方もっとなんかあってもいいかと。前作で特殊部隊壊滅してるので捕獲部隊は分かりやすくゴツい部隊にしてほしかった。
なるほど
全てを消毒したくなる。メイキングで言ってた。
・・・なるほど!確かに。
その雰囲気は出てたが、
でも消毒じゃ、エイリアン死なん。
どうする、リプリーと仲間達!
最後はあーぁ、な感じです。
ってコレ、見事フィンチャー節じぁ?
酷評も多いが、私は好きです。
ただ、この作品より、セブンがより好きなんです。
全65件中、21~40件目を表示