エイリアン3のレビュー・感想・評価
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デヴィッド・フィンチャー監督によってダークでホラー映画に振りきったシリーズ第3弾
完全版の方で鑑賞
デヴィッド・フィンチャー監督の長編劇映画デビュー作として有名なシリーズ3作め、作品の出来自体は1&2のレベルには届かずひたすらダークでサスペンスフル、ホラー映画のキャラクターの様にエイリアンを描き、やたら観客を脅かしにかかっている作りが特に違和感のある作品ではあるけど、まぁこれはこれで単体作品としては面白い
でも本作を観終わっても、なぜこの3作目を作ったのか意図がよくわからないのが正直なところ、人気にあやかって作られた続編ものということでしょうが、その域から出られないのが残念です
今回は牛(劇場公開版では犬)を媒介しエイリアンが誕生する設定と衝撃の映像が素晴らしいが、その誕生した4足歩行のエイリアンが人々を追いかけ回すシーンのCGが安っぽい映像なのが超残念なポイント
本作の舞台となるリプリーが不時着し救助される監獄惑星フィオリーナ161、そこで医師を務めるチャールズ・ダンスさん演じるクレメンズにリプリーからセックスを誘う謎の狂行があり意味不明
どうやって・いつリプリーはエイリアン クイーンを身ごもったのか?という疑問を抱えたまま終盤を迎え、リプリーが体内のエイリアンが生まれてくる前に自ら溶鉱炉に身を投じ自決する「ターミネーター2(1991)」と同じラストは衝撃の展開でした
悪いところは全部FOXのせいにしておこう。
デヴィッド・フィンチャーの映画監督デビュー作になるのかな。前作の諸々が台無しになっているとか、キャラの見分けがつきにくくて感情移入できないとか。
色々と横槍が入って、フィンチャーが作りたいようには作れていないとのことだから、ダメなところはFOXのせいでいいのでは。
そこは流刑地であり、 男たちの中にたったひとりの女であるリプリーは再びエイリアンと戦うことになる。 1作目、2作目と比して どう考えてもちょっと落ちるなというのが正直な感想。
動画配信で映画「エイリアン3」を見た。
1992年製作/115分/アメリカ
原題:Alien³
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1992年8月22日
シガニー・ウィーバー主演
『エイリアン』シリーズの3作目。
デヴィッド・フィンチャーの映画初監督作品。
フィンチャーは後に
『セブン』
『ファイト・クラブ』
『パニック・ルーム』
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
『ソーシャル・ネットワーク』
『ドラゴン・タトゥーの女』
『ゴーン・ガール』などを監督している。
シガニー・ウィーバーは、現場ではフィンチャーとのトラブルが絶えず、
「監督こそエイリアンよ!」と激怒するほどだったという。
当時として史上最高額の制作費が投じられたが、
企画段階からトラブルが絶えず、
映画の内容も評論家達からも酷評された。
批判の矢面に立たされたフィンチャーは
自身の意図に反する編集が行われた事に失望し、
「新たに映画を撮るくらいなら、大腸癌で死んだ方がマシだ」と述べた。
リプリーら生存者達を乗せて
地球に帰還するはずだった宇宙船スラコ号。
謎の事故が発生。
スラコ号から切り離された脱出艇は、
流刑惑星へ不時着した。
共に生還したはずのヒックスやニュートが着陸時に死亡した上に、
ビショップも機能を停止しており、一人生き残ったリプリーは悲しみに暮れる。
そこは流刑地であり、
男たちの中にたったひとりの女であるリプリーは再びエイリアンと戦うことになる。
1作目、2作目と比して
どう考えてもちょっと落ちるなというのが正直な感想。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
感想メモ
リプリーとエイリアンの物語の終焉に相応しい最後だったと思う
ネコって2で置いてきたまんまだっけ?
もうコールドスリープするのやめませんか、全然安全が保障されていない、いつのまにかエイリアンが忍び込んでいた、って設定よりも誰かが寄生されてたって方がリアルかなと思う、どうせ殺すならね
ラストの闘争劇、エイリアン目線の自由なカメラワークが良い
そして、真の敵とも言うべき会社の偉い人が初お目見え!2のアンドロイド、ビショップと同じ顔!
医者が序盤で死んで驚き、もっと活かせそうなキャラだったのに…
リプリーのアフロヘアは私の中で低評価だったので、スキンヘッドになって大正解!嬉しかった
次の話からは誰が主人公になるんだ…
一人の女性が母親になる話なのかな? 2人を失ったショックからクレメ...
いつものエイリアンホラーだった
初期設定にガッカリし、主人公のお腹CT画像に驚き、そしてシリーズ終了を宣言した様な最後のシーンに驚愕
デビッド・フィンチャー 監督による1992年製作(115分)のアメリカ映画。
原題:Alien³、配給:20世紀フォックス映画、劇場公開日:1992年8月22日。
昔の記憶が薄れていたせいだが、結果的に2回目の鑑賞であった。それなりに面白かった記憶なのだが、昔と異なり今回はエイリアン2に続けて見たせいで、最初の設定にまずはガッカリしてしまった。リプリー(シガニー・ウィーバー)が前作であれだけ必死に救い出した美少女ニュートが、いきなり死んでいたという物語設定は、安易で酷いと思ってしまった。前作で演じていたキャリー・ヘンが出演出来ず、代役も見つからなかったせいなのか?
舞台が流刑惑星で武器が無いという設定も、ウィーバーの銃規制賛成派というポリシーが関係しているかもしれないが、迫力が無くなり今一つ。彼女が丸坊主になるというのも頂けないとと思ったし、医師(チャールズ・ダンス)とセックスする設定も不要と思った。
ただ、エイリアンをコンクリート詰めにするという発想はユニークだと感じ、それで痛めつけられながら、なお這い上がってくるエイリアンの姿にはアメリカ映画らしく、かなりの迫力を感じた。
そして、主人公リプリーがエイリアンに寄生されてしまうという設定には少なくとも最初見た時には大いに驚かされた。そして最後、溶鉱炉へのリプリー身投げとその最中でのお腹からのエイリアン誕生映像には圧倒された。
このシリーズも流石にこれで最後と思ったのだが、まだ次が制作されたのに更にビックリ。
監督デビッド・フィンチャー、製作ゴードン・キャロル 、デビッド・ガイラー 、ウォルター・ヒル、製作総指揮エズラ・スワードロウ、共同製作シガニー・ウィーバー、キャラクター創造ダン・オバノン 、ロナルド・シャセット、原案ビンセント・ウォード、脚本デビッド・ガイラー 、ウォルター・ヒル 、ラリー・ファーガソン、撮影アレックス・トムソン、
美術ノーマン・レイノルズ、編集テリー・ローリングス、特殊効果監修ジョージ・ギブス、
特殊効果デザインアレック・ギリス 、トム・ウッドラフ・Jr.、クリーチャーデザイン
H・R・ギーガー、視覚効果リチャード・エドランド、衣装ボブ・リングウッド デビッド・ペリー、音楽エリオット・ゴールデンサール。
出演
シガニー・ウィーバーエレン・リプリー、チャールズ・S・ダットンディロン、チャールズ・ダンスクレメンズ、ポール・マッギャンゴリック、ブライアン・グローバーアンドリュース、ラルフ・ブラウンアーロン、ダニー・ウェブモース、クリストファー・ジョン・フィールズレインズ、ホルト・マッキャラニージュニア、ランス・ヘンリクセンビショップ、ピート・ポスルスウェイトデヴィッド。
昔見て、話しの概要は覚えてたものの、中盤どう戦ってたかが全然思い出...
昔見て、話しの概要は覚えてたものの、中盤どう戦ってたかが全然思い出せなくて
見直してみました。
これは覚えてないわけだわ・・・って内容でした。
なんか油撒いて燃えるシーン・追いかけっこのシーン・・・・なんか誘導したり閉じ込めたりしようとしてるのはわかるんだけど、具体的にどうしようとしてるかとかどうなったら勝ちとか今は進捗はどんくらいで、エイリアンに追われてるのが狙い通りなのかやばい状況なのか、いまいちわかりにくく・・・・。
武器持ってないんでどうしてもしょっぱくなりますよね・・。
エイリアンのCGもしょぼい感じで迫力が無かったです。
あとは、
2の生き残り全滅→世間的には不評のようですが、私はすんなり受け入れられました。
理由がしっかり描かれてたし、そういうことも起こりうるだろうし、
続編作るうえでも事情もあるだろうし。
犬エイリアン→エイリアンの生態・設定がまた一つ分かってよかった
最後の溶鉱炉のシーン→映画的に一つの区切りとして良い終わらせ方だなと思いました。
フィンチャー監督のデビュー作‼️
「エイリアン」というフランチャイズを考えた場合、2作目の存在は大きいと思います‼️一作目は優れたSFホラーだったと思いますが、怖いモノがダメな人は苦手な作品だと思うけど、2作目は世界最強のSFバトルアクションで、「エイリアン」というフランチャイズの人気を後押しした偉大な作品であり、シリーズ中一番ファンも多いと思う‼️その「エイリアン2」に続く3作目が本作なわけですが、20世紀FOXの重役たちは考えなかったのか❓前作であれほど観客が感情移入したニュートとヒックスを、冒頭でアッサリ殺す事でファンが怒るかもと考えなかったのか❓前作のエイリアンの大群を相手に大戦争という設定に大興奮した観客が、たった一匹しか出ない今作にガッカリするかもと思わなかったのか❓強力なシラミのために丸坊主だらけの、まるで宗教映画のような暗〜い雰囲気に観客が失望するかもと思わなかったのか❓牛に寄生したエイリアンが4足歩行で猛スピードで走り回る姿が、まるで巨大なゴキブリにしか見えないと心配にならなかったのか❓なぜリプリーがクイーンの子を宿しているのか分からず、観客がパニックになるかもと思わなかったのか❓リプリーが溶鉱炉に落ちていくラストがキャメロン監督「ターミネーター2」のパクリに思われないかと心配にならなかったのか❓とにかく初公開当時は「エイリアン2」を愛するあまり、怒りしかこみ上げてこなかったけど、今観直してみるとそこまでヒドくない‼️とことん点数を甘くして、フィンチャー監督こだわりのアート(芸術)スリラーという事にしときましょう‼️
雰囲気はそのままに男の世界でも暴れるリプリー!
当時
劣化が凄い
ハッキリ言ってストーリーがお粗末すぎる。
民間輸送会社の社員がいつの間にか軍人になっている。
1⇒2もそうだが事故調査究明がされない世界では進化はない
そんな世界に宇宙を旅する技術を手に入れられる訳がない。
映画内の人物全てが未確認生物を信じない設定はおかしすぎる
地球上にさえ信じられない様な未確認生物がいても不自然ではないし
広い宇宙にいないと考える方が不自然だ。
作者のコンピューターに対する知識が古すぎる。
初作の1970年代ならともかく21世紀間近になって
コンピューターのディスプレー表示があれでは悲しすぎる。
少なくとも宇宙船とか出てくる未来の話なんだから
初代コンピューターの様な年代物をモチーフにされては困る。
1・2・3とどんどんショボくなっていく。
これはもう下水管の中に育ったワニを退治しようとして
馬鹿が集まって皆殺しになってしまった話と大して変わらない
宇宙とかエイリアンの設定がほぼ不必要な展開だ。
是が在るからこそのフィンチャー
製作陣はジェームズ・キャメロンに恨みでもあったのか?
人気SFシリーズ『エイリアン』の3作目。
男性囚人を収監する惑星に不時着したリプリーとエイリアンの新たなる戦いを描く。
鬼才デビッド・フィンチャーの映画監督デビュー作。
密室を舞台にしたSFホラーの名作『1』。
前作から大きくジャンルを変え、エイリアンvs海兵隊というド派手なアクション映画として作られた『2』。
そして、気鋭の新人デビッド・フィンチャーを迎えて作られた『3』は、原点回帰ともいうべきスプラッターホラーであった…
…いや、スケールダウンしとるやないかいっ!
あれだけウジャウジャ登場させたエイリアンが、本作では1匹だけ。
前作でエイリアン=ザコ(は言い過ぎにしても、割と倒せる怪物)として認識してしまっているから、1匹のエイリアンが人類を襲っても盛り上がらない。
とはいえホラーとしての完成度が『1』と同レベル、もしくはそれ以上であるなら文句はないのだが、本作のクオリティは…
まず、『1』がホラーとして成り立っていたのは宇宙船という密閉された空間が舞台であり、その空間がちょうど良い狭さを持っていたから。
本作の様にだだっ広い空間が舞台である上、外部とも連絡が取れる様では、密室サスペンスとしての面白さは半減してしまう。
何よりラストの囚人が命をかけてエイリアンを倒そうとする展開。
熱いことは熱いのだが、正直何やってるのかよくわからない上、グダグダしているので緊張感がイマイチ出ていない…
男だらけの収容所に女であるリプリーが単独で降り立つという、なかなかにエロチックな設定。この設定ならもっと生々しく、面白く出来そうなものなのだが、イマイチ活かし切れていない。
新たなキャラクター達は魅力に欠ける。
何やねん、あの医者…リプリーと関係を持つ意味あったの?
まぁ、単純に出来が良くない作品なのだが、1番の問題は…『2』の登場人物を特に理由もなく皆殺しにしたことでしょ!
あんなもん『2』ファンは怒るに決まっている!
『2』でのあの壮絶なバトルは一体なんだったのか?
悩める観客に追い討ちをかける様なニュートの解剖シーンとかいる?
エイリアンよりこんな露悪的なシーンを入れようと考えた製作陣が怖いわ!
退屈する様な作品ではないですが、制作首脳陣に強烈なキャメロンアンチが居るに違いないと、頭を抱えてしまう迷作です。
全78件中、21~40件目を表示








