「心に響く作品」新少林寺 SHAOLIN クビョンホンさんの映画レビュー(感想・評価)
心に響く作品
この作品は多くの人に観てもらうべき作品だ。リメイクした作品ではあるが比較してはいけない。アクションがどうとかではない。この作品で伝えたい事は、誰もが平等だということ。常に慈悲深く考えろということだ。現社会においても自分より仕事が出来ないような人間には見下したような態度をとっている。使えない人間だと考える。人間に上下なんかない、皆が平等であるべきだとこの映画は伝えている。この映画は富と権力をもっていた人間が部下の裏切りにより全てを無くしドン底に落ちてしまう。しかし自分を見つめ直し改心することで人間は皆平等だとたどり着く。裏切った部下は富と権力で全てを自分の支配下に納めようとしているが、その部下を作り上げたのは改心する前の主人公。主人公は部下の心を改心させなければいけないという使命のもと戦う。最後は悲しく終わるがエンディングがまた心に残る。映画館で観ていたら数分は立ち上がれなかっただろう。この映画を観た人は、このレビューに共感して貰えると嬉しい。
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