エイリアンのレビュー・感想・評価
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映画史に残る傑作なのは間違いない
私は「エイリアン2」が大好きです。子供の頃にTVで初めて観た時から虜になってしまい、今まで何回観たか分かりません。でも第一作は大昔に1、2回しか観たことがないなと思い、改めて観てみました。
とにかく映像・美術が素晴らしい!圧巻でした。特に宇宙船内のセットの完成度が高く、未来的でありながらも使い古された工場のような質感もあり、「貨物船」という設定にリアリティがあります。また照明による明暗の使い分けが絶妙で、何かが潜んでいる恐怖や不気味さが増幅されます。ろくにCGがない時代にこれだけ説得力のある映像を作り出せたのは奇跡的です。CGを否定する気は全くありませんが、最近の映画はCGに頼りすぎですね。
ただ、ストーリーや展開に関してはわりとアッサリしてるなと。大体のストーリーは知っていたので当たり前ですが、フェイスハガーの登場から、エイリアンの子供が腹を食い破るまでがピークでその後はいまいち盛り上がりがなかったように思います。肝心のエイリアンも登場シーンが少なく、登場してもほとんど顔のアップのみで、何が何やらわかりません。主人公たちが襲われるシーンも、「気が付いたらいつの間にか後ろに居た」ようなシーンが多かったので、もっと追い掛け回されたり、予想外のところから襲われたりするシーンが欲しかったです。
SFホラーの傑作と言うけれど。!
この映画劇場で見ました。!
「もう40年もたったのか」と思います。
最初に見た時「え、これで終わり」と言う印象で納得出来なかった為、そのまま劇場に残り二度見しました。
納得出来なくて二度見した作品はこの映画だけです。
(当時は入れ替えがなかった。)
前半部のエイリアンの卵がある宇宙船内の造形は良く出来ていて素晴らしいと思いました。
特に対空銃座の様な所に座る「スペースジョッキー」と言われる化石化した異星人の造形は実にリアル。
エイリアンの卵から幼体が出てくる所は本当の生き物の様に見えてキモいがリアルである。
だけど私が感動したのはここまで。!
その後ストーリーは一人、また一人とエイリアンに殺害されていくがストーリーが展開が緩慢な感じがする。
そもそもエイリアンは何故他の生物を殺害するのか不明である。
(食べる訳でもなく動機無き殺戮。)
この事がストーリーを浅くしていると思う。
最後はリプリーが緊急避難艇からエイリアンを宇宙に放出して終わる。
このシーンのリプリー(シガニーウェバー)の下着姿になる所がお色気があっていいと言う人がいるが私は長身であの髪形のシガニーウェバーには色気は感じられない。
この映画の後半はH.Rギーガーデザインのエイリアンの不気味な生き物を見せられただけの印象だ。
SFホラーと言うなら同時期に作られたジョンカーペンターの「遊星からの物体X」の方がストーリーの面白さ、怪物の形態や造形の方が断然優れていると思う。
リドリースコットの作品はこの作品も含め前ストーリー「ブロメテウス」もそうだが何か中途半端な作品を作る監督と言う印象だ。!
エイリアン映画の金字塔
得体のしれないエイリアンが襲ってくる恐怖は観ている我々にも伝わってくるほどの臨場感のある映像だ。また、全体的に映像が綺麗で、特にエイリアンの卵がいたところの宇宙船の残骸のシーンの美しさは感動ものである。この魚型エイリアンとでも言えるエイリアンの出現は、それまでのタコ形エイリアンから脱却したエポックメーキング的存在だ。
この作品が1979年の作品なので、1968年作品「2001年宇宙の旅」から11年しか経っていなかったんですね。「2001年宇宙の旅」が公開されたときは、その特撮に非常に驚きましたが、技術の進歩はすごいですね。
1979年度キネマ旬報で外国映画14位でした(読者選出では5位)。この頃はまだまだこの映画の良さが理解されていなかったんですね。
この作品の設定は絶妙
歴史を変えた大傑作だが続編の劣化が酷い
1979 年のアメリカ映画。日本公開は同年 7月21日。監督:リドリー・スコット、脚本:ダン・オバノン、美術監督:H・R・ギーガー、音楽:ジェリー・ゴールドスミス。
大型宇宙船の薄暗い閉鎖空間の中で、そこに入り込んだ正体不明のエイリアンに乗組員たちが次々と襲われる恐怖を描いた SF ホラーの古典であり、監督のリドリー・スコットや主演のシガニー・ウィーバーの出世作でもある。卵から順を追って変態し、遂には人の体を食い破って成体になる血液が強酸性のエイリアンというアイデアを思い付いたのは脚本のオバノンで、このアイデアに言いようのないリアルさを与えたのが H・R・ギーガーのデザインであった。
外国人を意味する名詞「エイリアン(Alien)」が、「(攻撃的な)異星人」を意味する単語として広く定着するきっかけともなり、空港の入館ゲートの「外国人」という表記が Aliens から Foreigners に改められるきっかけを作った。公開時のキャッチコピーは「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない In space no one can hear you scream.」であった。
エイリアンのデザインは、シュールレアリスムの巨匠デザイナー H・R・ギーガーが担当した。彼の起用こそがこの映画の成功を決定付けるものであった。本作以降、続編3本とスピンオフが製作されシリーズ化した。また、スコット自身による本作の前日譚として、2012 年に「プロメテウス」、2017 年に「エイリアン: コヴェナント」が公開されたが、2009 年に脚本家のオバノンが亡くなってしまったため、物語のプロットはスコット監督の好きなように変更されてしまい、格段に質が低下してしまったのが残念でならない。デザイナーのギーガーも 2014 年に亡くなっており、彼の独特な世界観も失われてしまっている。ギーガーが参加したのは1作目と3作目のみであり、2作目に出てきたクイーンなどは別人がデザインしたものである。
卵が開くと覗きたくなるのは生き物として当然の好奇心であり、それを見るために頭を動かして目を持って行くということは、すなわち寄生するための呼吸器である鼻や口を持って行くことに他ならず、寄生体はそこを目掛けて飛び付いて呼吸を支配し、引き剥がそうとすると強酸性の血液が邪魔をするというのは、非常に合理的であり、空気呼吸を行う陸上動物のほとんどが当てはまる。つくづく秀逸なアイデアである。
1作目では、捕まえられた犠牲者の肉体を材料にして卵を作るという無性生殖が描かれており、半分卵化した登場人物のシーンも撮影されたらしいが、スコット監督がそのシーンをカットしてしまったため、2でクイーンが登場する余地が生まれてしまったのは痛恨のミスであったと思う。更には、最新作の「コヴェナント」に至っては、卵さえも誰かが意図的に作ったものだという話になっていて、折角の神秘性をドブに捨てたような改変には非常に落胆させられた。
第1作のエンディングは3種類考えられ、全員死亡するというものから複数人が生き残るというのまであったが、最終的に現行版に決着した。生き残る役になったシガニー・ウィーバーは、その後プロデュースまで兼任するようになり、発言力が増して作品の方向性を大きくねじ曲げるに至ったので、1作目で殺しておくべきであった。
音楽担当は大ベテランのゴールドスミスであったが、最初に作った曲は瑞々しいものだったために没になり、次に作られた曲は静的で不気味なものだったためにスタッフを満足させた。作曲に要した時間はわずか 10 分に過ぎなかったという。クルーの目覚めのシーンではゴールドスミスの過去の作品が流用されている。また、エンドクレジットで流れているのはゴールドスミスの曲ではなく、映画と縁もゆかりもないハワード・ハンソンの「交響曲第2番 ロマンティック」が使用されている。これを不満としたゴールドスミスはフォックスに説明を求めたが、結局覆ることはなかった。曲想が本編中とあまりに違うので面食らったが、誰か余計なことをやらかしてくれたらしい。
終わったと安心していたら実はもう一波乱というエンディングは、スコット監督のアイデアで、脱出艇でのラストシーンの追加撮影のため、4日のスケジュール延長を要求した。会社は難色を示したものの、彼は今までの定石を引っくり返すと会社を説得して了解を得たものである。スコットの目論見通り「事態が解決したと見せかけてさらにもう一幕がある」という手法は成功し、以降のホラー映画に新しい定番をもたらした。
(映像5+脚本5+役者5+音楽5+演出5)×4= 100 点
16位/443 2021.05.19現在
自分は1980年生まれですが
この作品がそれよりも
1年前に作られてることが
もう信じられません!
このデザイン、センス良すぎます!
とにかくカッコいい!
今観ても、全力でカッコいい!
自分はこういうの、、、
エイリアンとかプレデターとか
少しジャンルは違うけど
フレディとかジェイソンとか
映画の中の突出したキャラクター
大好きなんですが、、、
稚拙な語彙力😭
それの全ての始まりは
エイリアンです!
ストーリーも素晴らしいし
エイリアン登場するのは少ないからこそ
緊迫感がたまりません。
そしてリプリーが
カッコ良すぎる!
今、感想書きながら
正直、1位でもいいなと思うくらいの
泣く泣く16位です!
以下、
超個人的主観による駄文のため
盛大にスルーしてください
(RG風)
エイリアンのあるある言いたい♫
エイリアンのあるある早く言いたい♬
エイリアンのあるある今から言うよ♪
エイリアン見ると年代感覚が
ややこしくなりがち♩
備考 点数は自分が
生まれてから現在まで
観た映画をランキングにして
相対評価で点数付けてます
上位と下位から順番に
感想書いてます
初回鑑賞年齢→14歳位
(2021年時点40歳)
初回鑑賞場所→自宅 テレビ
鑑賞回数→12〜3回 部分的も含む
記憶度→90%
マイ映画ランキング
2021年時点
全映画中→15位
洋画部門→13位
未知の生物がカッコ良すぎる部門→1位
美しい
例えると
旅の途中の宿でゴキブリが出て、ウワッとなっているときに、たくましいカミさんが叩き潰してブシャッと汁が飛び散る感じ。
ヤレヤレと思っていたら車の中に別のゴキブリが紛れ込んでて驚き、
実は子供がそのゴキブリを飼おうとしてたと知ってまた驚く。
…
例えになってない(笑)。
気味悪いけどはまる
要員7名のノストロモ号は、地球へ帰航していたところ、謎の救難信号を受け未知の惑星に降りた。そこには宇宙船があり地球外生命体が化石化していた。ケインが何やら生物を見つけ食い付かれた。シガニーウィーバー扮する三等航海士リプリーだけはケインを船に入れるべきではないと言ったが聞き入れられなかった。船で手当てしようにも顔に何か張り付いていた。トムスケリット扮するダラス船長がケインの様子を見に行ったら生物は死んでいた。宇宙船は飛び立った後、ケインは気がつき皆で食事を共にしたが、ケインが暴れ始め体内からエイリアンが食い破って出現した。地球まで10カ月。果たして乗組員らの運命は? 全く狙い通り気味悪い展開だったけどはまるね。リプリー役のシガニーウィーバーだけが救いだったよ。
ネコ好きもたいがいにしよう(笑) SFホラーの金字塔、文句なしの面...
上品&アーティスティック!
名作SFホラー
濃密なホラー映画。そして、それ以上に濃密なネコ映画。
SFモンスター映画の金字塔『エイリアン』シリーズの記念すべき第1作。
宇宙船を舞台に、凶暴な宇宙生物の恐怖を描くSFパニック・ホラー。
監督は後に映画界のレジェンドとなるサー・リドリー・スコット。本作の成功により、映画界に確固たる地位を確立することになる。
第52回 アカデミー賞において、視覚効果賞を受賞!
映画史に残るエポック・メイキング的な作品でありながら今回が初鑑賞。
40年以上前の映画ながら、映像がカッコ良い!SF描写のリアルさや臨場感のあるエイリアン描写は流石リドリー・スコットといったところ。
70年代の映画のため、技術的に仕方ないことかもしれないが肝心のエイリアンの出番が実は少ないのが残念。完全体が画面に映ったのは3分にも満たないのでは?
エイリアンの出番が少ない分、宇宙船のクルー達の間に起こる確執や、彼らの感じる恐怖が描かれる。
エイリアンとの戦い以外のシーンは少し冗長だったようにも思う。
宇宙船の爆破装置に関してはかなりご都合主義。あんな自爆機能が貨物船に必要なのだろうか…?
爆破5分前になると操作不可という緊張感を煽る謎仕様もよく考えると不思議すぎる。
わずか20分で火炎放射器を作れる黒人のオッさんが有能すぎる。たくさんボーナスあげて下さい。
エイリアン以上にネコの出番が多い。勝手に船内をうろついて、それを追いかけることでエイリアンと鉢合わせるという恐怖演出のために使い勝手が良かったのだろう。
とはいえ、あれだけ繰り返し出てきていたのは、本来はエイリアンに寄生されるという役回りだった為ではないのかなぁー、と思ったりします。動物愛護の精神?まぁ可愛いから良いんですけど。
昔の映画なのでどうせショボいだろうと思っていたのですが、結構怖いしビックリしました。
現在まで語り継がれる映画はやっぱり凄いんだなー、と感心しました。
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