エイリアンのレビュー・感想・評価
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緊迫感のあるストーリーに釘付けに
「午前十時の映画祭」で鑑賞。
面白かった。
作品に「深み」とか「格調」のようなものはあまり感じられないけれど。まあそれはそれとして……。
緊迫感漂うストーリー。何かが起こる前の「間」のとりかたが巧いなぁ。
重厚でメカニカルな宇宙船の内部と、グロテスクで生々しい描写の対比が効いていた。
観る者の意識を画面に釘づけにする手腕は、たしかに見事だと思う。
シガニー・ウィーバーの熱演、そしてジョーンズ役のネコの名演にも感心した。
追記
一世を風靡したギーガーの名前を久しぶりに思い出しました。
それから、シガニー・ウィーバーも久しぶりに見たらセクシーな女優だなぁ、と。
ネコだけ助けて満足?
地球から遠く離れた宇宙で就業していた宇宙船ノストロモ号は、ほかの宇宙船からの救難信号を受けて、未知の惑星に降りたった。そこには異星人の宇宙船があり、船内には卵のような物体があった。その卵の中から奇怪な生き物が出てきて乗組員に寄生し、やがてそれは腹を食い破り、ノストロモ号内に潜伏した。その後、成長した宇宙生物は乗組員をひとりひとりと殺していき、生き残った女性航海士のリプリーは、閉鎖された宇宙船内で、たったひとりで戦い・・・さてどうなる!という話。
午前十時の映画祭15にて鑑賞。
エイリアンの造形など、その後の作品に及ぼした影響を考えると名作なんだろうけど、ストーリー的にネコだけ助けて満足なのだろうか?と疑問に思った。
大切な資源を地球に持ち帰るという任務は放棄だよね。
エイリアンを地球に持ち帰って対策のための研究をした方がよっぽど良い様な気がしたが。
隊員にロボットがいた事も驚きだった。
私はリプリー
こないだ鑑賞してきました🎬
エイリアンシリーズの記念すべき1作目🤔
リプリーにはシガニー・ウィーバー🙂
1人、また1人と仲間がエイリアンに殺されるなか、最後まであきらめずに対峙します。
宇宙船を爆破し一段落かと思いきや…。
頑張るウィーバーは応援したくなりますね😀
79年の映画ですが、パソコンやらは旧式で時代を感じるものの、最恐生物エイリアンにいつ襲われるともしれぬ恐怖を煽る演出は秀逸。
しかしなぜか猫のジョーンズは襲わない。
とはいえ船内にあんなクリーチャーがいたらビビるのは当然で、決着のつけ方もあれしかないでしょう🤔
そして今でも映画制作を続けているリドリー・スコット監督のバイタリティたるや、あっぱれという他ありません🫡
私がいうまでもありませんが、間違いなく後世に影響を与え続けるSFの傑作です👍
サプライズの連続
午前十時の映画祭にて久しぶりの鑑賞。むかーし、日曜洋画劇場か何かTVで見て寝れなくなった記憶がある。。久しぶりに見ると、こんなにサプライズが多かったのかと驚きの連続で今でも色褪せることなく引き込まれる。
なんか張り付いた、胃から出てきた、巨大化してる、ロボットだった、そんなとこに隠れてた、謎の半パン(笑)・・・。そんなこんなな状況下でみんな最後まで猫を大切にするところ!
原点!
愚かな人間たちが完璧な生命体に無惨にやられる姿に不思議な爽快感
ギーガーの気色悪いデザインとか、シガニー・ウィーバーの主演作とか、AIやロボットが人間をコマとして扱うとか、1979年の公開当時としてはやはり時代を先取りしている感がありました。
ただ、本作の残念な点は盛り上がりが最初にあってあとはダラダラ盛り下がっていく構成にあります。
でかくて暗い宇宙船の中で、一匹のエイリアンと6人の乗組員たちが命をかけたかくれんぼをするわけですが、一番びっくりかつイヤーな殺され方をするのが一番最初の人です。その後の犠牲者はフツーの死に様ですので観ていてそんなにアガりません。ああ、やられちゃった、くらいです。最初がピークで、あとはどうしてもダラダラかくれんぼしてるようにしか見えません。しかも船内は暗いし広いし散らかってるしライトはチカチカしてるしで、見えづらい上に火炎放射器とか電気ショックとか生体反応機なんてちゃちな武器持ってても勝てっこありません。ハラハラ要素は乏しい作りになってしまいました。美術に全振りしててストーリーは二の次です。
アンドロイドのアッシュを破壊したあとに無理やり再起動させますが、大した意味はありません。
オペのシーンでサージカルマスクじゃ顔が見えないので酸素マスクで代用って、安っぽい。
7人全員で未知の小惑星へ向かいますが、事故ったら全滅です。2,3人は母船に残ったほうがよかったのでは。
脱出前に冷却剤取ってきてと頼まれた二人は犬死にです。
リプリーが飼い猫救出に必死になるのもなんだか滑稽。
なにしろ登場人物たちの行動一つ一つが場当たり的で残念。ことごとく選択を誤っていきます。そんな愚かな人間たちが完璧な生命体に無惨にやられる姿に不思議な爽快感を覚えてしまいました。そらしょうがないよ、としか言えませんでした。
今更ながら初見でした!
リドリー・スコット監督によるSFホラーの金字塔。
実はこの第1作を見ずにジェームズ・キャメロン監督の第2作を見て大変面白かった記憶があります。アクション映画になってたような記憶が…
第3作も見たと思います。あまり内容が思い出せませんが…
ではなぜこの第1作を見ていなかったのか?
それは私が映画にはまったのが1984年だからです。
基本、映画は映画館で見る派なのでビデオでもDVDでもテレビでも見てこなかったです。
まあ、ホラーがあまり得意でない私にそれほど積極的に見たいという思いがなかったのも事実なのですが…^^;
なので、今回午前十時の映画祭でようやく見ることができた次第です。
1979年作という割にやはり名作は色褪せないというか、さすが名作と言われるだけのことはあるなあと感心しました。
エイリアンの造形美術、気味悪さ、逃げ場のない宇宙空間でクルーが一人また一人とエイリアンに殺されていく恐怖。
じっくりとエイリアンを映すことはせず、カメラを動かしながら一瞬の姿をとらえる。
あんなにグロテスクでありながら、意外と知能犯なのも怖い。
人型ロボットも結構怖かったし、クライマックスにかけての緊迫感はさすがでした。
あのしつこさはターミネーター並みに怖い。
家に帰って改めてネットで調べると、「パリ、テキサス」のハリー・ディーン・スタントンがクルーで出演されていてびっくりしました。
好奇心も結構ですが、気味悪いものには近づかないこと!という教訓をえた映画でした。
最後、リプリー(シガニー・ウィーバー)のパンティ小さすぎないか!?半分見えてるやん!と思ったのは秘密です。
高品質なパニックホラー
ラストまでなかなか全身像を現わさないエイリアン。狭い船内でジリジリと緊張感を高めるソリッド・シチュエーション、ホラーサスペンスとしても秀逸。
今年はリクエスト結果をもとに選定された「午前十時の映画祭15」。
今週はSFホラージャンルを創出、確立、以後のSF映画に多大なる影響を与えたリドリー・スコット監督『エイリアン』を鑑賞。
『エイリアン』(1979年/劇場公開版117分)
もはや説明不要。
今でもフランチャイズ展開が続くリドリー・スコット監督のSFホラーの古典にして最高傑作。
映画館での鑑賞は初でしたが、宇宙貨物船ノストロモ号船内のセットデザインがネジの一本一本まで細部に渡って丁寧に表現、暗闇に差し込む採光を上手くコントロールしたライティングによる光の闇のコントラスト、ダストやスモッグにいたるまで徹底されており、美術セットの美しさ、1カット1カットの情報密度の高さに圧倒、驚かされます。
すっかり地球外生物といえば本作でH・R・ギーガーがデザインしたエイリアンを想起させますが、本作ではラストまでなかなか全身像を現わさず、狭い船内でジリジリと緊張感を高めるソリッド・シチュエーション、ホラーサスペンスとしても秀逸ですね。
音楽面も漆黒の宇宙空間の静寂と船内のパニックの緩急をジェリー・ゴールドスミスが見事に判断、緊張感をさらに高めています。
そして最後はキャスティグ。
脚本のダン・オバノンも船員のキャスティグが決まるまで登場人物の男女別をつけていなかったそうですが、リプリー役を女性、さらにシガニー・ウィーバーにキャスティングしたことは大正解。
知性を漂わせながらも、彼女の射るような強い眼差しは、当時まだ珍しかった戦う女性としては適役、女性がアクション映画の主役に抜擢される端緒になりましたね。
SFホラーの金字塔
【追記】2025.8.23
"午前十時の映画祭15"の『エイリアン』のリバイバル上映を観て来た。映画館で観るのは46年振りである。4Kでレストアされた事により画像が素晴らしく綺麗なのだ。先ずオープニングの"ALIEN"のタイトルが少しづつ浮き上がって来る。←このセンス! とてもこの作品が半世紀近く前のものには全く見えない。当時から何と言うハイクオリティか!唯一古臭いのはパソコン画面とメインコンピュータの"マザー"のある部屋ぐらいだろう⁉︎しかし今となっては其れすらもクラシック的で味わいがあると言える。
この映画以前は米国の空港の外国人専用を表すのは"ALIEN"の表示であったがあまりにこの作品が有名になり表示が"ALIEN"→"FOREIGNER"に全面的に変わったのだ。これは有名な話しだ。映像、撮影、デザイン、セット、美術、脚本、ストーリー、音楽から小道具に至る迄全てが素晴らしい出来栄えなのだ。SFホラーの原点であり最高峰である。申し訳ないがその後の続編は惰性でしかない。此れを超えられる作品は未だに無い。
【レビュー】2024.8.10
この映画との出会いは、むかし久々に幼馴染みの友と会い、無料券貰ったからと何も知らないまま田舎の映画館に連れて行かれ、かなり前よりの席に座って観せられた…
余りに怖くて恐ろしくて忘れられない作品となった
ある意味トラウマ級でそれ以前に観た「悪魔のいけにえ」や「ジョーズ」「エクソシスト」に匹敵した
その後、前よりの席で鑑賞するようなってしまった
リドリーはこの後ヒットメーカーの巨匠となって行く
この過程は「ターミネーター」を作成しこの後の「エイリアン2」の監督となったキャメロンにも受け継げられている
この作品を映画館でオンタイムに鑑賞出来た幸運に感謝すると共にこの様な映画体験が中毒となってしまった
しかしそれらを観てしまった為、最近の米国映画のつまらない事くだらない事
嘆くばかりである
テレビで初見した時は非常に面白かった
結論から言うと、今観たらそれほど面白さを感じることができなかったです。
テレビで初見した時は、非常に面白かったことを懐かしく思いました。
その時にお話しのネタを記憶してしまっていました。猫が出てくることだけは忘れていました。
改めて観て、設定が分からないことが多いです。
先ずエイリアンの目的が分からない。何故に人を執拗に襲うのか。捕食が主目的ではなさそう。
それから、舞台となる貨物船(宇宙船)の大きさが分からない。構造も分からない。
とても大きいことは分かるのだけれど、船内の描写は意外とコンパクト。
観ていて空間の把握が全くできないので、行き当たりばったりでエイリアンを捜索したり、逃げたりしている感じに見えて、高校の文化祭のお化け屋敷みたいなノリに思えてしまいました。
主演のシガニー・ウィーバーは、記憶の中ほど美しくはなく、またそれほどナイスバティではなかったです。
エレン・リプリー第一の戦い
1979年の作品である。デジタル修復はされているものの基本的にはフィルム撮影とアナログ編集された作品であり古めかしいが今観るとかえって新鮮に見えるところが面白い。
撮影以外にも美術が面白い。有名なギーガーの手によるのはクリーチャーのデザインだけで、他のセットや宇宙船のミニチュアは寄せ集めの美術スタッフによって創り出された。だから、ゴシック建築的な母船ノストロモ号とスター・ウォーズ的な連絡艇のデザインはチグハグだし、船内も操舵室やコールドスリープ室は「2001年」ぽい未来的イメージなのに、マザーと会話をする部屋は妙にポップなデザインだったり、タイタニックに出てきそうな貨物室があったりする。
乗員たちも、宇宙船のそれというよりも、いかにも貨物船の乗員ですという素朴なところがある。
つまりとても人間的なんですね。それだけにエイリアンとの肉弾戦はリアルであり今観ても迫力がある。
当時はCGがない時代なので、ウジャウジャとクリーチャーが登場するというつくりにはできない。エイリアンは進化するのだけどこの映画の「エッグチェンバー」も「フェイスハガー」も「チェストバスター」も「ゼノモーフ」も同一個体です。(基本、ミニチュアが一体ずつということ)最終的にはこの個体とエレン・リプリーの一対一の戦いになるのだけど。
そしてエイリアンはこのあと「2」「3」「4」まで制作されてシガニー・ウィーバーは20年続けてシリーズに出演し、映画の時制によれば300年くらいエレンとして戦い続けることとなります。いやそれって映画の設定としても出演者としてもすごいよね。
初めて観た時「なんでそんな所に!?」と思ったのは私だけではないはず。
「エイリアン」は「スター・ウォーズ」と並んで私が映画好きになる原点となった作品。TV放送をVHSに録画したものからDVDやBru-rayと色々な形で観てきたが、今回映画館で鑑賞できる機会に恵まれて非常に嬉しかった(午前十時の映画祭15で鑑賞)。
何故こんなにもこの作品は魅力的なのか、何度も観てしまうのか。実の所自分でも不思議で仕方がない。私は洋画の中でもアクション映画が好きで、戦闘シーンと爆発をこよなく愛している。好きな映画、観たいと思う映画は相当偏っている自負がある。このシリーズでも確かに一番好きなのは皆も大好き「2」である。しかしこの「1」も負けず劣らず好きだ。戦闘シーンなど無いのに。爆発は、まぁ一応あるけれど。さらに言えばゼノモーフ(「1」の個体は「ビッグチャップ」)の姿なんて全体からすればほんのちょっとしか出ないのに。
「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない。」
こんな惹かれるキャッチコピーが他にあるのかと。舞台は未来で宇宙とは言え、閉鎖空間で全体的に暗く常にドキドキさせられる。そして不気味で恐ろしいゼノモーフの造形。背景美術や音楽といったその他の要素も全てがマッチしている。これはつまり、その世界観に入り込めるという事、没入感が凄いという事だ。例えばCGがやたら浮いていたりすると没入感が削がれてしまうが、そういった事がこの作品には無い。そこが凄い所で最も魅力的な所であると思う。
昨年の劇場新作もあり今年のドラマシリーズもあり、何やら賑わっているエイリアンシリーズ。それらも勿論面白いし盛り上がるのは良い事だが、好きな作品は何度でも観たい自分としては、是非「2」を劇場で観る事ができる機会に立ち会いたいものだ。
リドリー・スコットの第1作はやっぱり違うねぇ
ホラー?
昔観たような気がするけど、改めて観てみた。
エイリアンも怖かったけど、アッシュが怖かった。
あと、酸が船体の床を溶かしていくのも地味に怖かった。
それから、これはちょっと言うべきじゃないかもしんないけど、シガニーウィーバーの顔を見てると、アーロンジャッジが浮かんできて中々入り込めなかった。まだシリーズ作品たくさん残ってるのに…どうしよう。
この映画は当時の人にとってメチャクチャ衝撃的だったんだろうなぁと思う。
たくさんのオマージュ作品があるもんね…。
ドラゴンボールのフリーザとか、ライブアライブのロボ編なんかストーリーほぼほぼおんなじだし。
でも、自分的にはむかーし、志村けんのバカ殿でやってたヤツが一番怖かった気がする…。
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