エイリアンのレビュー・感想・評価
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今見ても素晴らしい物語
BSテレ東京 録画して見た。
当時は中学生だったように思うが、あの恐怖は強く覚えている。
そんな昔の作品だが、いま見ても細部の作りこみは素晴らしかった。
何よりもシガニー・ウィーバーが若く美しい。
これより11年も前に作られたのが「2001年宇宙の旅」
そこにあったのが命令という絶対的なプログラム
そしてこの「エイリアン」にもそれが踏襲されていた。
アッシュという「ロボット」
しかし、マザーボードというように、メイン基板に「マザー」という概念を持つ欧米人
その日本語訳が「おふくろさん」
当時もこの翻訳に悩んだようだが、「マザー」でよかったんじゃないかなと思ってしまう。
さて、
昨今よりAIに意識が芽生えるような話があるが、私は非常に懐疑的だ。
実際はその逆で、人間が機械に合わせるようになっているだけだと思う。
脳医学博士の養老孟子先生は、昔はギターの流しというのがいて彼の伴奏に合わせて歌うのがカラオケだった。同じ曲でも歌い手によって調子が異なる。流しはその人の調子に合わせてギターを弾く。しかし今では機械により合わせなければならない。機械が人間に合わせるんじゃなく、人間が機械に合わせる世の中になってきた。
このように警告している。
2001年もエイリアンも、実はこのことを我々に伝えているのではないだろうか?
最近では誰もが使えるチャットGPTやCopilotなど様々な「AI風」なものがあるが、ネット検索を他人に依頼するのと違いはなく、プログラムによる制限があからさまにあって、人間の自由意志を暗に規制している。
プログラムが絶対である限り、意識など生まれるはずがないように思う。
このように、物語のように、想像は無限に広がる。
しかしながら、この自由意志はプロメテウスとコヴェナントで表現された。
「創造」に対するデビッドの挑戦
もしこんなことが起きれば、意識が生まれたと考えていいのだろう。
「2001年」でサルが食べた動物の骨をこん棒にして他のグループのサルを倒すシーンがある。
これとコヴェナントの最後のデヴィッドの行為はとても似ている。
もしここが真実の核心であるならば、戦争が繰り返されるのも理解したくないが、せざるを得ないように思う。
負のループの根幹部分
命令権者が本当のことを言わないというロジックを様々な作品が描くのは、それこそが事実だからだろう。
ダブルスタンダード
さて、、
この作品は物語そのものが面白いのは言うまでもないが、背景の作りこみが実に奥深い。
人類が初めて出会った「有機生物」
その検体を持ち帰ることこそが本当の目的だった
そのためには乗組員の犠牲はいとわない。
UFOと化石化した巨人
腹の破裂根
床に広がるエイリアンの巣
その後のシリーズではそこについてはまったく触れられることがなかった。
そうしてやっとプロメテウスとコヴェナントが描いた世界観が、ロムルスでは1と2の間を舞台にしており、その続きが描かれなかったのは残念だった。
デヴィッドは、「エンジニア」たちが想像した人類が何らかの理由で失敗だったと考え人類を滅ぼす計画を知った。
彼は彼の自由意志により、彼が目指す創造への挑戦をこの機会に合わせ、エンジニアの惑星をエイリアンによって滅ぼすが、彼の目的こそ「完璧なる生命体」
エンジニアたちがなぜ人類が失敗作だったのかを結論付けた理由を知りたい。
しかしそこを明確にすれば、物語が完全終了してしまう。
そう考えれば、ロムルスは出し惜しみだったのかもしれない。
「エイリアン」第一作で生まれたのはモンスターだけじゃない! 女性ヒロインの先駆け映画を深堀りしてみる。
物語について
映画ファンで「エイリアン」を知らない人はいないだろう。
念のため、ざっくりおさらいしておくと、
物語は貨物船ノストロモ号の乗組員が冷凍睡眠から目覚めるところからはじまる。地球に向かっていたはずが、大幅に航路を外れている。
とある惑星から、発信者不明の信号を傍受したという。
乗組員は渋るが、知的生命体からの信号を傍受した際には調査するという契約がある。
未知の惑星に降り立ち、謎の宇宙船と化石化した宇宙人を発見する。
さらに調査を進めると、一等航海士のケインは生物の卵を発見する。近づくと、卵から飛び出した物体に飛びつかれる。
調査隊の一行はケインをつれて船内に戻る。それが惨劇の始まりだった。
ストーリーは「ジョーズ」によく似ている。
監督のリドリー・スコットも20世紀フォックスに「エイリアン」を売るときに「これは宇宙のジョーズだ」とプレゼンしている。
「ジョーズ」は1975年に公開されて大ヒットした。リドリー・スコットはその大枠を流用して「エイリアン」の予算を獲得したというわけだ。
では、「エイリアン」は「ジョーズ」の舞台を変えて焼き直しただけなのか? だとしたら、現代にも続くフランチャイズにはならなかっただろう。
他作品との類似という点では、本作は「スターウォーズ」(1977年)をかなり意識している。
貨物船ノストロモ号だ。「スターウォーズ」とは全然デザインが違うが、下からのショットが多い。これはジョージ・ルーカスが「スターウォーズ」ではじめたショットだ。
リドリー・スコットは、宇宙船を下から撮るショットが好きなのか、惑星に着陸する際にも下からのショットだ。「ブレードランナー」の冒頭でデッカードを乗せた警察車両が上空に浮上していくショットも同じだ。
では逆にオリジナリティについて。
「エイリアン」のオリジナリティのひとつは、戦う女性ヒーローの先駆けという点にある。リプリーのように戦うヒロインはいなかった。他に戦うヒロインといえば「ターミネーター」(1985年)のサラ・コナーも有名だ。つけくわえるならば、彼女たちはSF映画のヒロインで、現実離れしている。地に足がついた女性ヒロインは「羊たちの沈黙」(1991年)のクラリス・スターリング(ジョディ・フォスター)あたりからだろう。
エイリアンの見せかたが巧い
やっぱ面白い
ロムルスを観てプロメテウスとコべナントも観なきゃって
思ったから観たら無印見直さなきゃって!
まずは声を大にして言いたい!
シガニー・ウィーバー若い!
きわどいパンツ!
以上!!!!
失礼しました。
まあ、プロメテウス、コべナントを観たからって
何が変わるわけでもなく。
(コアなファンの方は違うのでしょうが...)
無印よりも前の時代の宇宙船の方がとてつもなくお洒落でとてつもなく
ハイテク感満載なの...ナ~ゼェ~...w
でもね、1979年にこれだけのものが作れる。
1970年代はスターウォーズ、スタートレック、宇宙からのメッセージなどなど?
SF作品一杯でMr.Booインベーダー作戦なんてのもありましたね(SFデハナイ)。
宇宙ではあなたの悲鳴は誰にも聞こえない。
キャッチに嘘偽りないですな。
ピッタリです。
全体暗い画面の連続で湿気が半端なくてしまいには粘り気まで追加されちゃうし
ジャンプスケアだけでないおどろおどろしい感じ。
兎に角話に無駄がない。
SFホラーの金字塔。(イイスギ?)
くだらないことをだらだらと綴ってきましたが
絶対に観て損のない作品ですね。
知的生命体
本格SFホラーの傑作
リプリーを演じたシガニー・ウィーバーががっこ良い‼️
1979年作品。監督:リドリー・スコット。
エイリアンと言う地球外生命体のフォルムを、はっきりと目にしたのは
その映画が初めてだったと思います。
ともかく強烈にキモイ。
黄土色の甲殻類のように触角がある。
エイリアンの形態をデザインしたのはH・R・ギーガー。
アカデミー賞の視覚効果賞も当然ですね。
2122年。
貨物運送宇宙船ノストロモ号の乗員7名は、冬眠ポッドから
突然目を覚まします。
不審な信号を感知したため宇宙船ノストロモ号全体を制御する
AI「マザー」が知的生命体かららしい信号を感知して
乗員を起こしたのだ。
宇宙船の一部を発信源の小惑星に着地して、乗員は捜索に当たる。
3名が船外に出て捜索に当たる。
するとケイン(ジョン・ハート)の顔に謎の生命体が顔一面に張り付いたのだ。
これぞエイリアン。
宇宙船内に入れることを防疫のためと拒むリプリー(シガニー・ウィーバー)
リプリーに逆らうアッシュ(イアン・ホルム)は、ドアを開錠して3人を船内に
入れてしまう。
ケインの顔に張り付いた生命体をメスで傷付けると、液体が漏れる。
それは金属を侵蝕して溶かす程強力な《酸》だった。
暫くしてケインを見ると、謎の生命体は顔から剥がれて消えていた。
探すと仮死状態で見つかる。
ケインは回復して旺盛な食欲を見せていたが、突然苦しみ出す。
そして腹部から謎の生命体が蛇のような鎌首をもたげて襲いかかってきた。
エイリアンは宿主の口から体内に入り卵を産み孵化したのだ。
ここまで来ても、エイリアンを地球に持ち帰ると主張するアッシュ。
船長たちと取っ組み合いの戦いになり、アッシュの首がもげる・・・
するとアッシュの中には配線が組まれた機械で、アッシュはAndroidだったのだ。
アッシュはノストロモ社から、エイリアンの回収を秘密裏に
命じられていたのだった。
エイリアンに食い殺され1人死に2人死に、遂にリプリーただ1人になってしまう。
猫のジョーンズを冬眠ポットに入れて、リプリーも下着になり冬眠しようとすると、
なんとエイリアンがいるではないか。
気づかれぬようにそうっと宇宙服を身につけて、リプリーは必死で
排出穴からエイリアンを宇宙に放り投げる。
…………………………………………………………………………………(エイリアン2へ続く)
☆エイリアンは「1〜4」まで見ています。
「エイリアン3」のスキンヘッド👩🦲のシガニー・ウィーバーがデッカい銃を
手に戦う姿に惚れ惚れしたり、
「エイリアン4」ではエイリアンの子供を身籠もり、
研究材料に利用されることを拒み、自ら火の中に身を投げて自死する。
その強烈な自我と個性に羨望を覚えました。
強い女性と言えばリプリーです。
評価の低い「プロメテウス」や「エイリアン:コヴェナント」も好きです。
新作の「エイリアン・ロムルス」
劇場では見損なったのですが、配信で見るのが楽しみです。
宇宙SFホラーの伝説はここから始まった。
最新作『エイリアン ロムルス』鑑賞前にBlu-rayで復習。
1979年の公開時私は高校生で、シガニー・ウィーバー(撮影時27〜28歳だったと思われる)に悩殺されたのだった。
カンヌ国際映画祭で審査員賞(新人監督賞)を受賞したイギリスのリドリー・スコットが、ハリウッドに招かれて撮った監督デビュー2作目にして出世作。
『2001年宇宙の旅』(’68)で、コンピュータだけがが極秘の指令を受けていて乗組員の生命よりもその指令を優先するというアイディアを参考にしたと、リドリー・スコットが語っていたのを何かで読んだ。
原案・脚本のダン・オバノンは、学生時代にジョン・カーペンターと共同で脚本を書いた低予算映画『ダーク・スター』(’74)(監督はカーペンター)で、宇宙船から投下する爆弾の切り離しに失敗し、その爆弾には“納得する理由がなければ爆発を止めない”という思考機能があるため、乗組員が必死に爆弾を説得する…という内容が『2001年…』のパロディーだと言われた。
宇宙貨物船ノストロモ号は居住エリアが白基調で、このビジュアル面にも『2001年…』の影響を感じる。
宇宙空間を巨大な宇宙船が往く構図は『スター・ウォーズ』(’77)以降スタンダードになったものだが、これも『2001年…』に起源がある。
映画のオープニングで、乗員が凍眠している無人状態の船内で何故かノートのページが風になびいている。
機関士が犠牲になる船内の加工場(?)で、雨のように水が滴っていて、高い天井(というか、天井がなくて外から光が射し込んでいるようにも見える)から長く太い鎖が何本もぶら下がって揺れている。
こういう宇宙船らしからぬヴィジュアルにリドリー・スコット独特の芸術性を感じる。
ノストロモ号を小惑星LV-426に向かわせる信号を発していたのは、巨大な異星人の死骸が化石化してしまっている宇宙船の残骸だった。
後続のシリーズではこの異星人の存在は無視されているが、リドリー・スコットがシリーズに復帰した『プロメテウス』(’12)でこれについて説明している。
最初、エイリアンは副船長の腹を破って出てきたから小さいくて素早いと思われた。それはそれで怖いのだが、猫を探しに行った機関士を襲ったエイリアンは巨大に成長していて、しかも背後に音もなく忍び寄る狡猾さなのだ。
人に寄生して宿主の体内で成長し、外に出てもなお脱皮して変態・成長するエイリアンの三段階変態のアイディアをダン・オバノンは構想の初期から持っていたらしく、彼のオーダーに従ってH・R・ギーガーが生み出したデザインは実にオゾマシイ。
さらに、成体の身体は金属質の黒鉄色で、それが保護色となって船の機材に同化してしまうのだからより怖い。ノストロモ号の船内はその映像効果を計算してデザインされている。(白に統一された居住エリアが映し出されることは、もうない…)
そもそも光がない宇宙空間はそれだけで恐ろしい。そこを航海する人が唯一支配できる空間のはずだった宇宙貨物船の中がクルーを拘束する場と化し、闇の中から化け物が襲ってくるという、この恐怖の舞台設定は周到だ。
ダン・オバノンの脚本を買い取ったウォルター・ヒルがデヴィッド・ガイラーとともに加えた改変は、アッシュをロボットにしたことと、男だけだった乗組員に女性を加えたこと。その女性の一人を主人公にしたのは、20世紀フォックスのアラン・ラッド・Jr.のアイディアだったと言われている。この改変がなければ、リプリーというキャラクターは生まれなかったのだ。
また、当初はウォルター・ヒルが自ら監督する予定だったらしく、そうだったら全くテイストの違う映画になっていたかもしれないし、これほどの成功があったかどうかは分からないのだから、伝説の作品は運命がそうなるべく導いたのだ。
リプリーの最後の戦い。
猫を寝かせてシャワーでも浴びるのかしらと思うほどに色っぽく身支度をしていると、“ほら、そこにいる!“
悲鳴を上げずに恐怖する女性の図としては、本作のシガニー・ウィーバーと『羊たちの沈黙』(’91)のジョディー・フォスターが双璧だと思う。
一人、また一人と登場人物が犠牲になっていく密室恐怖映画のパターンを、『スター・ウォーズ』で活劇の舞台として市民権を取り戻したばかりの宇宙に持ち込んだことに、当時は驚き、恐怖した。
「怖い」という評判が広まったために、逆に劇場へ行いかなかった人も私の周辺には多くいた。
宇宙SFとホラーをかけ合わせた新しいスタイルは、シリーズ化されただけではなく様々な亜流を生み出すテンプレートとなった。
ダン・オバノンとH・R・ギーガーとリドリー・スコットによるこの発明は、画期的だったのだ。
私の記憶が確かなら………………
『悪魔の受胎』(’81)というイギリスの低予算映画があった。日本でロードショー公開されたかどうかは知らないが、私は1985年に企画上映でこれを観た。
下品で非道徳的で陳腐な映画だった(内容はほとんど覚えていない)が、怖がらせ方だけは本家を超えていた気がする。
『エイリアン』が人の体に寄生するのを受胎のメタファー(エイリアンのデザインがペニスを彷彿させるため)だと評す意見があって、それをまんま頂いた映画だったが、実はこの映画の脚本はイギリスで『エイリアン』が公開される前に完成していたとのこと。亜流ではなかった…m(_ _)m
SFの歴史を変えた名作
異星人とのリアルなコンタクトを描いた「未知との遭遇」、宇宙の冒険アドベンチャー「スター・ウォーズ」と並んでSF映画の初期三部作の1つにもなっている名作だが、1979年の作品なんて存在すら知らない世代が増えて来たのは悲しい現実である。実際私も平成生まれの為リアルタイムで劇場で鑑賞した世代ではないが、リバイバル上映は勿論出向き、今の希望としてはIMAXで観たい位のファンである。何回観ても本作の完成度の高さに脱帽し、これを超えるSFホラーは今でも無いと断言できる。
H.R.ギーガーがデザインしたエイリアンことゼノモーフのビジュアルは一度見たら忘れられないインパクトがあり、エッグの状態から成体になるまでの過程も丁寧に描かれている為、誰が見ても宇宙最強の完全生物だと分かるだろう。
基本はエイリアンから逃げるか戦うかの攻防戦となる訳だが、今後のシリーズでも度々登場し、ゼノモーフさながらのブラック企業、ウェイランド社の陰謀だったり、初見だと驚く様な裏切りや、登場人物の意外な正体が明らかとなったりと、120分以内に収めた本編でぎっしりと詰まっている。また、本編では明かされない「スペースジョッキー」などのあえて謎のままにしているエイリアンの出所など、見応え十分な要素が多く用意されており、観客をどっぷりと世界観に浸れる様に良く練られている印象だ。
正直今観るとしょぼく感じる部分も当然あるが、今から百年以上も後の話なのに使っている機材がレトロ感満載なのも「味」として楽しめるのではないか。むしろそれだから良いという部分も当てはまるだろう。現代の思い描くSF的世界観でエイリアンが暴れるのも良いが、どこか古臭くて薄暗いディストピア的描写の方がよりゼノモーフの存在を引き立たせてくれるのではないか。
2003年にディレクターズカット版が公開されているが、劇場公開版では安否不明だったダラス船長が登場する等のシーンが追加されたりしている。勿論両作品とも鑑賞済みだが、どちらも無駄の無いストーリー展開であり、この先も語り継がれてほしい名作だと思う。
何度見ても面白い
一番最初はテレビで見て、レンタルでも見て、最後は午前十時の映画祭で初めてスクリーンで見た。その時は、エイリアンの動かなさがひどくショボく感じた。今回はレンタルDVDで見る。エイリアンは振り向くとそこにいる、みたいなびっくり場面で登場する。両手をあげたポーズがキュートだ。ノストロモ号の搭乗員がやたらと待遇や賃金に愚痴を言う。リプリーは途中まであまり目立たない。若くてかわいい。アンドロイドのアッシュは最後燃やされる。
タイトル画面カッコイイ!
タイトルロゴの出かた!宇宙船造形!なんてカッコイイ…
エイリアンの造形ばっかり印象にあったけど、映画として多方面から良作でした。
あと何よりネコ。ネコ演技してるネコ!
エイリアンも、隠れて飛び出したりびっくりして逃げたり欠伸したり、扱いがネコ。
ジワジワ来る恐怖‼︎
ロムルスを観たので過去作も観ようと思いまず1作目を観ました!
ロムルスと一緒でエイリアンはやっぱり怖いし、気持ち悪かった!
ロムルスを先に観ていたので、ロムルスのあのシーンはこのシーンをオマージュしてたのか!とかあのキャラクターが出てる!などこういう感じでも楽しめました!
古い映画ですが、名作と言われるだけあって今観ても完成度が高いと感じれてとても面白かったです!
※午前10時で観た2回目の感想※
家で一回だけ観た事はありましたが、
午前10時の映画祭で観に行ってきました
今観ても超怖いです
ビジュアルのインパクトとエイリアンの設定の数々には今観ても衝撃を受けます
人の顔にあれが張り付いて、中に卵を埋め込むって怖いけど最高の設定‼︎
さらに血が酸性、口の中に口がある…などなどインパクトある設定が多すぎる‼︎
それがちゃんと怖い‼︎
あと映画館で観て観たら、エイリアンの鳴き声や、卵の音が凄く耳に残って恐怖を倍増させていました
猫を助けに行った2人目の犠牲者の所もめちゃくちゃ度肝抜かれる
上からぶら下がってるロープ?みたいなのがずっと揺れてたら、最後の最後でエイリアンのしっぽが出るっていう演出が凄まじくびっくりするし、怖いけど同時に面白いという感情も来る‼︎
最初の方もそうだけどタメがしっかりあるシーンが多いから凄く上質です
リプリーの主観視点になった時の画面の揺れ具合とかは焦りがめちゃくちゃ伝わってくる‼︎
あのロボットの流れとか改めて観てみると最初の方から結構怪しい動きしてるんだと気づきました
ロボットの首が…の所のインパクトもエイリアンのシーンじゃないのに凄く印象に残ってる
他にも戦艦のシーンはスターウォーズっぽくてその映像もとても印象に残ってます
最後のルールを守るAIが爆発をやめない展開は序盤のルールを守るリプリーが最後はルールを守るAIに苦しめられるという皮肉が効いてる事は一回家で観た時は全然気が付かなかった
最後の光がチカチカするシーン。
家で観た時はそんなに気にならなかったけど、映画館で観たらめちゃくちゃチカチカする‼︎あれは絶体絶命で冷静でいられないリプリーの感情も表れているようで凄く良かった
最後の最後まで緊張感を与えて続ける展開にはもう恐怖でいっぱいになりました
アバター、前日譚
「エイリアン ロムルス」の予習。
リドリー・スコットと云えば、「テルマ&ルイーズ」や「最後の決闘裁判」みたいな、一風変わった人間ドラマのイメージが強く、実はスコットのSFものはこれが初めて。「ブレードランナー」も「オデッセイ」も、こんだけ映画見ておいて未だに見たことないんだよねぇ...。
まあそもそもSFが苦手だから本作もハマるか不安だったんだけど、かなりホラー色が強くて、しかもとても70年代の思えず、これぞ映画!って感じてすごく楽しめた。金字塔と言われるだけある。時代と技術が合っていない笑 45年前でこのクオリティ、そりゃ衝撃的だっただろうな...。
この特撮感溢れるエイリアンのビジュアルがもうたまんないんだよね。目がなく、口元がリアル。しっかりとした歯並びに、異常な唾液量。そして血液は金属や皮膚を溶かす強酸性。見た目から入り、身体的な特徴までも恐怖。こんな奴に出会ってしまったら、最期。見ている側も冷や汗が滴る。こんなゾクゾク、なかなか体感出来ないから本当に楽しかった。登場シーンが少ないのにこのインパクト。いやぁ、すごい。またエイリアンに出会うために、何度も見てしまうんだろうな。名作たる所以。
ただ、エイリアン以外のシーンは結構冗長で少し眠たくなった。終盤の畳み掛けも弱くて、ストーリー的にはあんまり好きじゃなかったかな。シガニー・ウィーバーを見ると「アバター」を思い出すのは、自分だけじゃないはず。後の2をジェームズ・キャメロンが撮ることも考えると、これはアバターの前日譚だったのか?と思ったり...。
真のリーダー
リプリー、ラスト・サヴァイバー・オブ・ザ・ノストロモ
1979年7月21日公開初日に新宿プラザ劇場で「エイリアン」と遭遇した。あれから45年、「エイリアン:ロムルス」観賞を機に、BDで再観賞(TV他で何度も観ているけど)。
画面中央に縦線が1本、また1本。5本の線が並びそして、それが変化すると「ALIEN」のタイトルが現れる。当時は斬新だった。
宇宙貨物船ノストロモ号は7人の乗員と2000万トンの鉱石を積んで地球へ帰航中。のはずだったが、冷凍冬眠から覚めたクルーは自分達が地球付近では無く、発信者不明の信号を傍受した制御コンピュター”マザー”により進路を変更され遙か彼方の宇宙にいる事を知る(クルーが宇宙船内なのにタバコを吸いすぎるな、45年前には電子タバコの発想は無いね)。
しかし、2000万トンの鉱石積載した宇宙貨物船ノストロモ号ってどんな大きさなんだ?しかもクルーが7人、効率がいいのか、ウエイランド社がケチなのか。ヤフェット・コットーとHDスタントンはボーナスの話ばかりしている。
発信元の直径1200kmの小惑星に着陸し、調査すると卵状の中にいた見たことの無い生物にJ・ハートが襲われる。船長T・スケリットは宇宙船に連れ帰るが、リプリー(S・ウイーバー)はエアロック解除を感染等防止の観点から拒む(この対応は正しい。彼女は規定どおり24時間隔離を主張する)が、アッシュ(I・ホルム)が解除して船内に入れる。アッシュはリプリーが分析した信号はSOSでは無く警告のようだという報告を着陸し調査に向かったクルーに連絡しないなど不審な動きをみせる。
顔に張り付いていた生物は切除しようとすると強烈な酸を放出し、宇宙船の床を2階層通過してしまう。これでは剥がす事は出来ない。生物は顔に張り付いたまま脱皮し、シリコンを吸収しているとアッシュが分析するが、いつの間にか顔から剥がれて死んでしまう。しかし、生物はJ・ハートの体内に卵を産み付けており、内蔵を食い破って現れるが船内に逃げてしまい、脱皮を繰り返して巨大化した生物(エイリアン)はクルーを次々と襲い始める。
アッシュが人類が初めて遭遇した地球外生物にこだわりを見せる中、リプリーはマザーにチャットでウエイランド社の指令を確認する(キーボード入力やブラウン管調のモニターなのが1979年だな)。ウエイランド社の指令は「生体標本の持ち帰りを最優先し、乗員等は場合により放棄してよし」というものだった。
このことで(編集ミスか?リプリーは既に鼻血が出ている)アッシュと小競り合いになるとリプリーはアッシュに殺されそうになり、止めようとヤフェット・コットーがアッシュを倒すとアッシュは壊れる。彼はアンドロイドだった。彼の最後の一言は「君たちは生き残れない」
アッシュが牛乳(若しくは白い液体?)を飲んでいるがその理由の説明がない。例えば、8マンが特殊タバコをすっているのは超小型原子炉を冷却するためだ(例えが古いぞ)。
壊れたアッシュは白い液体にまみれている。牛乳のはずはない。アンドロイドなら飲まなければ良いだけだ。
エイリアンを船内に残し宇宙船ごと爆破しようとするが、シャトルに乗り移る前に残りのクルーはエイリアンに殺られる。自爆装置を起動して間一髪シャトルに乗り移ったリプリーはノストロモ号が爆発するのを見る。やっとエイリアンを葬ったと安堵するリプリーだったのだが、・・・。
無音の演出が凄いと思った。宇宙の静けさが感じられ、無駄に音楽を付けずに怖さが十分に感じられる。この時点(初公開初日時点)では、エイリアンに関する情報があまり無かったので、不気味さが最高に感じられた。完全変態の宇宙生物も45年前は相当新鮮だった
最後の通信が「ノストロモ号の他の乗員は全員死亡した、6週間後に銀河系に到達するので回収を期待する。リプリー、ラスト・サヴァイバー・オブ・ザ・ノストロモ」だった。
「おいで、ジョーンズ」どこへ行くか判らない猫を宇宙船内で飼っててもよいのかな?
太陽系どころか銀河系の外かい、遠いにも程がある。ということはロムルスも銀河系外にあったという事になる。「エイリアン2」でリプリーが地球に戻るのが57年後の設定だとすればあと37年。1と2の間のケイリー・スピーニーのエイリアンシリーズはまだ作られるのか。
全138件中、21~40件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
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