劇場公開日 1979年7月21日

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「グロさと心理恐怖の混合」エイリアン Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0グロさと心理恐怖の混合

2013年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

興奮

ストーリー:60点
キャスト:65点
演出:75点
ビジュアル:70点
音楽:60点

 寄生蜂という蜂がいる。他の昆虫の体内に卵を産み、幼虫はその昆虫を体内から食べながら成長して、大人になると最後には体を食い破って出てくる。エイリアンは人間につく寄生蜂みたいなもの。食物連鎖の頂点にいる人間がただの餌の立場になれば、ただ殺される以上の恐怖になるだろう。ましてそれが正体のわからない未知の生物で、逃げ場のない宇宙船の中ならなおさら。外見の醜さがそれをさらに盛り上げる。

 アッシュは地球外生物を乗員の命よりも最優先して持ち帰るという指令を受けていた。だが彼はどうして地球外生物を見つけることを知っていて、またその生物が完璧で生物兵器として有用であるとわかっていたのだろうか。物語には疑問が残った。

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Cape God