劇場公開日 1979年7月21日

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「ジェリー・ゴールドスミス」エイリアン 西から昇ったお日様はさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ジェリー・ゴールドスミス

2023年11月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

子供の頃JAWSを観て以来、完全に映画ファンになってしまったのだと気づきました。
数年後、スターウォーズを観たのですが、正直子供向けの映画にしか思えませんでした。
諦めかけていた時、救ってくれたのが此の作品でした。
低予算で作られた映画ですが、7人の乗組員の個性が適確に描かれていて、労働者階級7人が閉ざされた空間、人命蔑視という社会システムに於て生きようともがく残酷さを、これでもかと言わんばかりに観る側に突き付けた社会派映画※SFというよりも階級制度に対する鋭い警鐘を鳴らす様な位置づけの映画なのだと思います。
ストーリー、脚本、見事な特撮技術※当時CGは無かったので。
パーフェクトな作品ですが、この名作はリドリー・スコットがジェリー・ゴールドスミス作曲47曲の内のほんのわずか4~5曲だけを使用しております。
少ない僅かな曲ですが、ALIENの世界を十分且つ見事に表現できていると思います。

西から昇ったお日様は