沈黙の背信 TRUE JUSTICE PART3のレビュー・感想・評価

シアトルで劇薬入りの麻薬が出回り、死者が次々と出てしまう。
ボス（スティーブン・セガール）は麻薬取締局と共同で捜査にあたるが、内部に情報を漏らす奴がいることに気付く。
引き続き二部構成だが、今回は次の予告入りだった。

セガールボスの「太陽にほえろ！」第三弾。
だんだん馴染んできたのか、なんか今回ちょっと面白かった。麻薬組織の黒幕感も良かった。てっきり黒人部下は殉職するものかと（笑）それにしてもアメリカの汚職警官ってあたりまえのようね。
・「歯応えがないなあ、残念だ。危うく殺すとこだった」おいしいところは全部セガール（笑）
・「彼女はストーカーでな、俺に付き纏ってる」お約束のエンディングが楽しい。
BS-TBS版鑑賞。関根勤のアクションがキモい。

総合：65点 （ ストーリー：65点｜キャスト：70点｜演出：65点｜ビジュアル：70点｜音楽：65点 ）

　映画というより『CSI』のような一話完結型の連続テレビ作品みたいだと思ったら、やはりそうだった。
　演出は時々セガール映画にあるような神秘的なものとかいかにもなB級らしいものはなく、基本に忠実なもの。物語も罪者がいてそれを取り締まるセガール率いる捜査班が捜査をし摘発に乗り出し戦うというありふれた流れ。特に目新しさはないが、話の展開が速いので飽きずに観られる。連続作品だし、あれば観てもいいかな。ただしセガールらしい強烈な格闘はないのが残念。