「幸せは歩いてこない♪だ~から歩いていくんだね♪」ハッピー・ゴー・ラッキー septakaさんの映画レビュー(感想・評価)
幸せは歩いてこない♪だ~から歩いていくんだね♪
8月13日より
ヒューマントラストシネマ渋谷で始まっている
“三大映画祭週間2011”
“カンヌ・ベルリン・ヴェネチア”
外国三大映画祭で、いずれかの賞を受賞するも、
まだ日本で一般公開されていない作品を一気に上映しましょう!!
そんな企画で開催されているプチ映画祭。
今作はオープニング作品♪
全9作品を鑑賞予定ですので、
順番に感想を書いていければと思います(笑顔)
☆彡 ☆彡
セリフのやりとり、
フラメンコを習うシーン、
自動車教習所の先生との会話、
共感ポイントで大きく頷きながら、
これまた大きく笑わせてもらいました(笑顔)
主演のサリー・ホーキンスが
2008年ベルリン国際映画祭銀熊賞(女優賞)受賞。
30歳の年齢を感じさせない、
人生を心の底から楽しもうとする
飛びっきりに明るい姿を好演していました。
10年来の親友に
「いい人になるのを止めたら」と
言われてしまうのが玉に傷なのですが(苦笑)
今作で一番印象に残ったのは、
そんな彼女の犠牲者?となった
自動車教習所の男性教官役を演じたエディ・マーサン。
どっかで見たことがあるよな。。。
こんな個性的な役者さんを忘れるはずもない
『アリスクリードの失踪』(11)で
ホモの犯人役を演じていた強面の俳優さんでした❤
今作中の役柄設定と、
私もほぼ同年齢だと思うのですが、
この教官のような体験、私もあります(恥)
男って、基本、バカですから、
女の人に、こんな風に接しられちゃったら、
自分に気があるんじゃないかと、誤解しちゃいます。
そして、自分の中で、勝手に盛り上がって、
あれこれ、妄想の世界を作り上げちゃって、
気がつくと、自分の中では、既に付き合っていることになっている(苦笑)
そんなアホな経験をしてますから、
エディ・マーサンの演技はドツボ&共感ビーム発しまくり。
あるワンシーンなんて、
本当に顔が赤面しているように見えたくらいですからね。
ラストシーンには、
人生は長い、人生には小波もたつ、
人生は何処に進んでいくかわからない
暗示が込められていたと思うのですが、
私には、それよりも作中でエディ・マーサンが、
その後どのような人生を送ったのかが非常に気になりました。
イコール、それは、
自分の人生も非常に気にしている表れでもあるんですけどね(苦笑)
☆彡 ☆彡
女性目線から見ると、
サリー・ホーキンスの
前向き爆弾っぷりは、憧れの対象になるかもしれません。
個人的には、フラメンコの女先生の
スペインならではの、情熱あふれる
一人自爆芝居が大笑いのポイントでした(笑)
いつも笑顔でいれば幸せになれる
いつも幸せでいれば幸運は訪れる
今回のプチ映画祭の上映作品は全9作品。
残りの8作品にも、期待できそうですね(満面の笑顔)