劇場公開日 2012年7月21日

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「映像は素晴らしいけど、物語としては・・・。」メリダとおそろしの森 だいすけさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5映像は素晴らしいけど、物語としては・・・。

2012年7月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

母親である女王の厳しい言動に嫌気が差していた主人公メリダ。
ある日、メリダは自分の運命を変える為に、鬼火に導かれ、
おそろしの森の奥に足を踏み入れるのですが・・・。

さすがにピクサー製作だけあって、映像の作り込みは本当に素晴らしいです。
特に、水の表現や、メリダの赤い髪の動きは本物のようでした。

肝心のストーリーなんですが、基本的には主人公メリダと母親の2人の話が軸です。
ピクサーとしては、初めて人間の物語を描いた挑戦的な作品だったと思うんですけど、
いまひとつ、何かが足りない。。。という感じがしました。
「ドタバタ」のシーンを削って、メリダと母親の心情を深く描いていれば、
印象が変わったかも知れません。そこが惜しい所ですね。

吹き替えの2D版で観たんですが、映像の美しさは十分に感じました。
あえて3D版で観る必要はないかな?と思います。

主人公メリダの声を演じた大島優子さんは、意外に違和感が少なくて良かったです。

だいすけ