「前三部作のテイストそのままのノリで。」ボーン・レガシー みっどないと・シネマさんの映画レビュー(感想・評価)
前三部作のテイストそのままのノリで。
選ばれた人間が集まる巨大な組織は、じつは善と悪が表裏一体であり一旦暴走を始めたらとても危険な組織となる。この様なある意味とてもリアルな設定がストーリーの根底にあり、ある秘密計画の犠牲者となったひとりのスパイ兵士に国家権力の巨大組織が襲い掛かる。シンプルといえばその様に簡単なストーリーだけど、細かいカット割りのアクション・シーンや手持ちカメラを駆使した臨場感たっぷりの街中での追跡シーンとか、どのアクション映画のカーチェイス・シーンにも負けない激しいカーチェイスをみせるなど100%男性映画なんですね。
前三部作の脚本も手がけたトニー・ギルロイ監督ですからボーン・シリーズのファンを裏切らない作りで楽しませてくれます。
続編の製作も決定したとのことですから、この後のストーリーではマット・デイモン演ずるジェイソン・ボーンとの絡みなどもあるんでしょうか?
とても興味が湧きます。二人の競演の二重に激しいアクション映画を期待したいです。
CIAの裏側の陰謀と政府をも巻き込んだ彼らのスキャンダラスな計画をアーロン・クロスやジェイソン・ボーンはどのようにして闇から白日の下にさらして事件の結末を着けるのか。
人気シリーズですから手の抜けない演出とストーリーでこの後も充分期待に応えてくれることを信じて続編を待ちましょう。
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