劇場公開日 2012年9月7日

  • 予告編を見る

デンジャラス・ランのレビュー・感想・評価

全44件中、41~44件目を表示

4.0画面から目が離せない

2012年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

知的

なぜ狙われるのか、どうやって逃げるのか。
観ていて目が離せません。
冒頭で言葉巧みに相手の不安をあおるところなど、どきどきしました。
最後まで楽しめます。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
rock on

3.0アクション>サスペンス

2012年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

知的

デンゼル・ワシントンが頭の切れる元CIA役、ということから、頭脳派な作品と期待していましたが、ちょっと違いました。

彼の凄さを示すエピソードは、最初にセーフハウスに連れ込まれてからのワンシーンくらい?。あとはそれほど凄い!と思わせるところもなく、劇中での紹介プロフィールにあるような「尋問のプロ」らしさも示されず・・・常に取り乱さず冷静な雰囲気を出すことで「経験豊かなプロ」らしさは感じられましたが。デンゼル・ワシントンの演技力はさすがですが、全編を保たせるには制作側の努力が欲しかったですね。

どちらかというと、アクション寄りの作品です。新人工作員が必死で逃げる・戦う場面は満載。新人だけにとっさの状況判断が甘く、いらない被害を発生させてさらに苦しい立場に追い込まれる・・・さあ、どうする?というのが楽しめればよいかと。

最終的な「悪者」の設定も小粒で意外性も少ないため、満足度が低くなりました。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
gsacra

5.0派手な逃走劇ばかりでなく、破綻のないシナリオとワシントンの太々しい演技に大満足です

2012年8月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 とにかく逃走劇としてカーチェイスがつきものですけど、南アフリカのケープタウン市外で白昼堂々撮影されている本作のカーチェイスは凄いのです。一般車両を次々クラッシュしながら主人公が負ってから逃げ回るシーンはリアルそのもの。スタジオセットでなく、ケープタウンの往来でどうやって撮影したのか疑問に思いました。
またケープタウンの白人が潜入するには余りに危険なスラム街にもカメラは堂々と入っていきます。アメリカ本国ならまだしも、南アフリカのロケでよく摂れたな感じました。
 そんなリアルティ溢れる映像に負けないくらい演技面でも出色の出来。特に世界的犯罪者トビン・フロストを演じるデンゼル・ワシントンの人を喰ったような太々しい態度は、いかにも大物スパイとしての貫禄を感じさせました。そんなフロストの身柄を確保したばかりに、一緒に敵の襲撃を受けることになった新米CIAのマットを演じるライアン・レイノルズは、これまでのヒーローとしてのオーラを一蹴。何とも冴えないスパイ見習いの新米スタッフぶりで、ベテランであるフロストと対照的なコンビを引き立てました。

 本編の面白いのは、フロストが単なる悪役ではなく、彼なりの正義で世界中のスバイ組織の腐敗と闘っていたことです。フロストがCIAを裏切ったのも、そして用のないはずのケープタウンまで出向いたのもスバイ組織の腐敗と関係があったのです。
 マットは終盤でフロストから全ての真実を聞き出したとき、フロストが暴こうとしていたスバイ組織の腐敗の告発を自らが率先して行おうとします。それは世界中のスバイ組織から命を付け狙うリスクを負うものでした。けれども、マットはそれに怖じることなく決然と立ちあがる訳なんですね。
 このドラマは、逃走劇だけでなく、フロストが背負っている秘密の謎解きと見習いスパイとして青臭かったマットが一流のスパイとして変身するところが見どころだと思います。
 最後に所属組織にスパイとして認められたマットが、身の安全のために別れた彼女を遠巻きにして眺めるシーンが意味深でした。マットが持っているで世界中のスバイ組織の腐敗データのその後の展開のなかで彼女を巻き込んで、壮大なバトル合戦となる続編に繋がっていくのかもしれません。
 とにかく最初から最後まで緊迫感あるアクションシーンの連続で目が離せなくなる傑作です。午前中に見た『トータル・リコール』もアクションが派手でしたが、それを大きく上回って手に汗を握る展開を見せてくれます。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
流山の小地蔵

4.0『セーフ・ハウス』のままでいいと思います

2012年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

CIAの施設、重要人物(凶悪犯)を一時的に匿う(保護する)場所を 『セーフ・ハウス』と呼ぶ。 その施設は 至る所に点在し、新米の捜査官が配置されている。 そして その人物が運ばれてきた時、事件は起きる…という流れ。

新米CIA・ウェストンを演じた ライアン・レイノルズ。 イイ! 『グリーン・ランタン(2011)』なんかより、ずっとカッコよかった! 『リミット(2009)』で怯える男を演じていましたが、あの経験が生かされている演技でしたね。 大物俳優を相手に これだけ存在感を出せたら 立派です。 後半のスーツ姿で 上司と話すシーンがありますが、もう少し表情を研究してほしかったと思います。

容疑をかけられたCIA捜査官、トビン・フロストを演じた デンゼル・ワシントン。 いつ見ても 彼の演技には圧倒されます。 善人なのか 悪人なのか、最後まで観客を惑わすのが見どころ(『トレーニング・デイ(2001)』を思い起こさせます)。 アクションもまだまだこなす 57才。 いぶし銀。

その他、働く女性役が とても似合う ベラ・ファーミガ(『マイレージ、マイライフ(2009)』)、最初から ちょっと…ね ブレンダン・グリーソン(『ハリー・ポッター・シリーズ』)、『Warrior(2011)』(レビュー書いてます)にも 出てたね ジェイク・マクラフリン(イケメン!)など 面白い人選。 キャラクターと人物が合っていると思います。あと、後半に ケラー役でジョエル・キナマンという俳優さんが出てますが、ハンサム!です。

誰を信じるか、のるかそるか、ライアンの戸惑い顔と 常にクールなデンゼルの静かな演技。 激しい銃撃戦に カーチェイス、そして生死をかけた取っ組み合いも 盛りだくさんの内容。 舞台となる南アフリカの 繁華街、郊外、スラム街?などを垣間見るのも 興味深いです。
ちょっと気になること、原題の『セーフ・ハウス』のままで 十分ストーリーに合っていると思うのですが、なぜわざわざ 同じ英語でちがうタイトル(『デンジャラス・ラン』)にしたのでしょう? あと 作品トップの写真はライアンも写っているものにしてほしいです。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Blue