「アクション>サスペンス」デンジャラス・ラン gsacraさんの映画レビュー(感想・評価)
アクション>サスペンス
デンゼル・ワシントンが頭の切れる元CIA役、ということから、頭脳派な作品と期待していましたが、ちょっと違いました。
彼の凄さを示すエピソードは、最初にセーフハウスに連れ込まれてからのワンシーンくらい?。あとはそれほど凄い!と思わせるところもなく、劇中での紹介プロフィールにあるような「尋問のプロ」らしさも示されず・・・常に取り乱さず冷静な雰囲気を出すことで「経験豊かなプロ」らしさは感じられましたが。デンゼル・ワシントンの演技力はさすがですが、全編を保たせるには制作側の努力が欲しかったですね。
どちらかというと、アクション寄りの作品です。新人工作員が必死で逃げる・戦う場面は満載。新人だけにとっさの状況判断が甘く、いらない被害を発生させてさらに苦しい立場に追い込まれる・・・さあ、どうする?というのが楽しめればよいかと。
最終的な「悪者」の設定も小粒で意外性も少ないため、満足度が低くなりました。
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