「君はよくやった。あとは我々に任せろ。」デンジャラス・ラン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
君はよくやった。あとは我々に任せろ。
ビックリ!序盤でいきなりデンゼル・ワシントンが殺されたかと思ったよ。スピーディで切り替えの激しい画像では見分けがつかない。そんなスタイリッシュ映像のおかげで画面に釘付けとなってしまいました。
CIA工作員になりたいが、暇な南アでのハウスキーパーを続けるマット・ウェストン。恋人アナとの関係も順調だったが、いきなりの“客”がやってきた。“隠れ家”に客がやってきたら、とにかく守らなければならない使命。そんな誰も知らないはずの隠れ家がいきなり何者かのグループに襲われる。1年間南アに住んでいたおかげで道には詳しくなったマットがトビンを守りつつ逃走するストーリーだ。
元々CIA工作員だったが裏切り、9年間逃亡を続けているトビン。なぜ彼は南アに来たのか、なぜ武装勢力に狙われているのか。疑問に思いつつもトビンを拘束し、逃げなければならないスリリングな展開。心理戦が得意なトビンにより洗脳されそうになりながら、自分も狙われ、やがて警官殺害の罪で警察にも追われることになるマット。CIA本部の中に内通者がいるに違いない!
普通に面白いスパイアクション。諜報機関内部の汚職という恐ろしさも伝わってくる。さらにデンゼル・ワシントンの心理攻撃。「君はよくやった。あとは我々に任せろ」という言葉もショッキング。
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