「この世で一番凛々しいのは戦闘特化型白雪姫！」スノーホワイト　しゅうへいさんの映画レビュー（感想・評価）

　BSテレ東4K「シネクラ！プラス」で鑑賞。

　クリステン・スチュワートが美しい。そして強くてカッコいい、斬新な白雪姫（スノーホワイト）像を体現する魅力的な姿で魅せる。
　もう一方、邪悪なラヴェンナ女王を演じるシャーリーズ・セロンは妖しい美しさを振り撒いて、最高のヴィランぶりを披露していた。

　スノーホワイトが鎧に身を包み、味方の軍勢と共にラヴェンナ女王の城へ攻め入るクライマックスが大いなる見せ場だ。しかしながら、そこへ至るまでの物語が結構平板で、退屈はしないまでも、少々面白味に欠ける印象であることは否めない。因縁のラヴェンナ女王とスノーホワイトの戦いの決着もなんだかあっさりしていて、肩透かしだった。