遊星からの物体X ファーストコンタクトのレビュー・感想・評価
全41件中、21~40件目を表示
エイリアンはやっぱりキモかった。
相変わらずのエイリアン映画(笑)
人間を消化する様子は恐怖しかありません。
次々に仲間を喰らっていくのですから、誰が人間で誰がエイリアンの成りすましなのか分からなくなりました。
それにしても、みんな主人公のケイトを信じすぎですよ…。
いくらリーダーっぽいからといって、みんな彼女の言うことを信じてしまう様子が納得出来ませんでした。
もしかしたら、彼女もエイリアンだったのかもしれないのに…。
ちょっとご都合主義的な作品だったかなと思いました。
前日譚と解っていると…
ラストも見当が着くのが難点ではあるが、前作よりも進歩した映像で綺麗に見せてくれる点は良い。
だが内容的に変わった感じはない。CG化によってアクションはスピード感が増してる為その辺は迫力として伝わる。
ただ『遊星からの物体X』を観ずに観ると近年にあったホラー作品と見比べる事になるため、似たような描写があり映像的に驚く程ではない。
しかし、くっつこうとする気持ちの悪さはある。(笑)
『遊星からの物体X』を観ているならあの死体はこの人か?など思い返したり、見直したりする事がありそう。
悪くは書いたが作品のクオリティーは高いので、単品でも十分楽しめる。
誰が入れ替わっているのか?中々区別が付かない所を歯の詰め物やピアスの有無などで見分ける展開は採血で調べた『遊星からの物体X』とは違う科学的なアプローチで、エイリアンのコピー能力と同化を解りやすくしてくれている。
前作ファンだとこちらの方が壮大に作られており、ちょっぴり残念な気持ちも湧いてくるのだが…。
ラスト前に、ケイトとヘリ操縦士カーターの呼気が白かったので両方人間だと思ったけど、焼かれたカーターは本当にエイリアンだったのだろうか? ピアスが外れただけで、ピアスホールが見えなかったとか?映像ではピアスの有無は解っても、ホールの有無までは確認出来なかった…。
しかし、あれだけの会話能力を有していて、ピアスを反対に付けられるとしたら、エイリアンの判別方法は限られてくるし…。
前作に繋がるラストを見せられると当然また『遊星からの物体X』が観たくなる(笑)
恐ろしい…恐ろしいループ力(笑)
名作とは感じないが、前作より面白い。
前作「遊星からの物体X」の前日譚です。ですが、半分リメイクの様なニュアンスでした。
前作は名作だと断言出来ましたが、本作はそうは感じませんでした。ですが、話自体は面白くなっているので、遠い未来では本作も「名作」と言われているかもしれません。
一応、指定はPG-12ですが、しっかり気持ち悪いのでおえーって感じです。
CG技術もレベルアップしているので、かなりリアリティ溢れる映像に仕上がっています。
主人公が女性というのもかなり好感触でした。
前作は、いきなり何か大惨事が起きた後の様子から始まりましたが、本作はそれに至る経緯を知る事が出来ます。後は同じ様な展開なので、飛び抜けて面白いとは思いませんが、あの名作を新しい切り口から観ている様でとても面白く、満足しました。
もっと良くなったのに。。。
“A”採点の“B”
過去に2度映画化された名作SFホラー。
本作は、1982年のジョン・カーペンター版の前日譚。
カーペンター不在という時点で82年版に及ばない事は目に見えているので、なるべく一本の映画として見る事に集中した。
氷の下の未知の生命体、閉ざされた極寒の地でのサバイバル劇…結構好きな題材。
“物体”は人間に寄生して擬態。隊員の中に“要る”という疑心暗鬼のスリル。
解剖シーンや“物体”が正体を現すシーンは、気持ちが悪いほどよく出来ている。
主役の女優も美人。(「ダイ・ハード」でマクレーンの娘役だったのか〜!)
B級はB級。
でも、それなりに見せ方を心得ている。
ニヤリとするリンクネタも多々。
そしてやっぱり、ジョン・カーペンター版がまた見たくなってしまうのだ。
なつかしぃ!!
前作ありきで見ると名作
よかった
宇宙人がバカっぽい
エイリアンの不気味さがよく出来てる
ロブ・ボッティンは凄かった
ジョン・カーペンター作品の前日譚ということで、ストーリーよりもクリーチャーを見比べる感覚で観に行った。
その結果ロブ・ボッティンがいかに凄かったかということを再認識させられることとなった。今回の作品も別に悪くはない。十分及第点には達している。しかしCGもなかった時代に、メカニカルだけで作られた「観る者の予想をはるかに超えた」クリーチャーを観た衝撃を超えることはなかった。
むしろ宇宙船の描写にもう少し工夫をして、エイリアンは宇宙船を動かして何をしようとしていたのかとか、そもそも何の目的でやってきたのかなども描くようにした方がよかったと思う。
「名作」とは呼べないが、「名作」の前作より全ての面で面白い。
観てきたけど滅茶苦茶面白かった。
30年前の前作と比べると、当たり前だけど全てに置いて良くなってたし、今作ならではの一工夫もあった。
技術革新で表現レベルが格段に上がった特殊効果やクリーチャーデザインだけでなく、各所の演出や脚本も大きくレベルアップしていた。
もっとも、名作と言うのはその時代の他の作品との比較によって決まる物なので、既にCG全盛の時代に生まれた今作よりも、こんな気色の悪いクリーチャーの概念すらなかった時代に登場した前作の方が「名作」なのは間違いないが。
もし、全く予備知識の無い人に今作と前作を観せたら、恐らく大半の人は今作に軍配を上げるだろう。
惜しむらくは、コマーシャル的な部分において、現代に置いては時代に埋もれざるを得ない企画であったと言う事だろう。
でも、そんなコマーシャル的な話は作品自体の完成度の高さにいささかもマイナスにはなっていないので安心して劇場に行って欲しい。
全国14館と、公開規模が少ないのもマイナスイメージだけど、内容はB級の皮を被ったA級作品。
近くで公開してるなら絶対オススメ。
リメイクではなく、前日譚です。
1982年制作のジョン・カーペンター監督の「遊星からの物体X」を見たのは、作品が公開されてから、15年ほど経ってから。
しかも、DVDで。
当時、「アナコンダ」や作品名は忘れたけれど「ピーターソンさん」が出てくるものなど、≪うぎゃ~、エグイ~≫という作品をたくさん見ていた。
そんな中でも、この作品の凄さは、今でも記憶に残っている。
これは傑作だ!!
主演のカート・ラッセルも若かったもの。
で、リメイクかと思いきや、前日譚だった。
見事に話がつながっている。
きっと、監督も古典SFホラー傑作のファンなのね。
30年も経てば、映像は進化し、エイリアンのエグさもすごい。
この人がそうなのか、いやあの人か。。。
それとも・・・。
適度に怖さも散りばめられ、疑心暗鬼が膨らむ。
いいね~。
ただ、私にとっては、男性出演者で見知った人がいなかったので、名前と顔がつながらなくて、これは誰?どういう場面に居た人? という疑問があり、ストーリーについていくのが少々ややこしかった。
それと、怖い作品をたくさん見過ぎたかな。
あまり恐怖は感じなかった。
慣れって、コワいね。
作り手の気合を感じる正統派続編! 真夏でも南極だけは行きたくない……
怖い。
オリジナルとの比較はさておき、とりあえず、かなり怖い。
悪意しか持たないおぞまし過ぎるクリーチャーの数々。疑心暗鬼の緊張感。
そして北極というだだっ広い密室が醸し出す静かな絶望。
夏なのに底冷えするような寒気を感じましたよ。
オリジナルのファンなので、ここから先はどうしてもオリジナルとの
比較中心のレビューになってしまう点はご勘弁願いたい。
鑑賞前の一番の心配はクリーチャーだった。
2012年のメジャー映画でCGを使わない筈が無い。だがこの手のクリーチャーをCGで描くと、
生物っぽさや質量を感じないというか、どうにも薄っぺらに見えてしまう例が多い。
だが本作、相当に頑張っていた。
人体が滅茶苦茶に歪んだような造形の“それ”らが
もぞもぞ床を這いながら怒号を挙げる姿には
肉や質量をしっかり感じるし、ぬめった皮膚の質感もリアル。
ストレートに言うと、すっげえ気色悪い(笑)。
作り手はあの“生”っぽさの再現に苦心したに違いない。
一部のシーンではちゃんとアニマトロニクスを駆使してるらしいし。
オリジナルにも登場した“双つ頭”が完成するシーンなんてね、
思わずニヤリとしつつもおぞましさで顔を引きつらせてしまうという、
自分でもよく分かんない表情になっちゃいましたよ。
そして『誰に擬態しているのか?』という疑心暗鬼が生む恐怖もしっかり継承されていた。
擬態している人物を確かめる為の検査シーンなんて、
“それ”が屋内にいるか屋外にいるか目の前にいるか
隣にいるか何匹いるかサッパリ不明のとんでもないカオス状態。
検査方法についても「なるほど」と膝を叩く新たな方法が提示される。
ホントにそれで見抜けてる?という不確かさを残している点も絶妙だ。
本作はオリジナルのシチュエーションを幾つも踏襲しつつ、
そこにことごとく新たなヒネリを加えて怖がらせてくれる。
終盤に登場する“あの場所”のデザインにもっと独創性が欲しかったとか、
ファンも度肝を抜くような造形のクリーチャーが観たかったとかの不満はある。
中弛みを感じない部分が全く無い訳でも無い。
だが全体として、オリジナルをリスペクトしつつ、
『元ネタを知ってる観客も知らない観客も震え上がらせてやるぜ!』
という作り手の尋常ならざる気合が感じられる、
かなりステキな前日譚になっていた。
オリジナルをその場で観返したくなる、見事な幕引きも◎!
<2012/8/5鑑賞>
B級全開でした!
全41件中、21~40件目を表示