逆転裁判のレビュー・感想・評価
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つまんない
原作を全く知らないで観た感想です。
キラキラした面白いおバカ映画かなって思ってみましたが…
ペラッペラッのストーリー。法廷モノなんである程度謎解きもあるかなって思ってたんですが石橋凌さんが出た瞬間に『こいつやん』と誰でも判ってしまう。
この映画をダメにしてる一番の理由は全編に散りばめられている小ネタの数々…
当方原作を全く知らないので原作絡みの面白さはわからないので、そこはまぁ良いとして(ホントは原作知らないとわからない小ネタっていうやり方もキライ)散りばめられた小ネタが片っ端からサムイ…制作側の『これ確信犯的でナンセンスで面白いでしょ?』というのがミエミエ…宮藤官九郎的アプローチをしようとして大スベりしちゃった感じです。
良かったのは桐谷美玲さんのアンバランスに短いスカート?丈だけです。
135分ダラダラしたまま終わったなぁ…
全然ダメ
普通に楽しめる映画(゚∀゚)
原作のゲームは未プレイだけど結構楽しめた(^_^)
三池監督独特の悪趣味さも外連味も好きです(^O^)/
ゲームにある推理の部分は薄いという感想が多いけど、あれはあれで2時間強の法廷映画としては全然OKです(´∀`)
俺が気になったのは近未来の裁判風景っていう設定で、手を動かして映像やら画像やらを大写しにすること。
これって完全に『マイノリティー・リポート』のオマージュじゃないかと(゚∀゚)
てことは・・・あの映画のテーマでもある人が人を裁くことの難しさとその弊害を描き出そうという志が感じられる。
昨今の裁判員裁判で、そのテーマが余計にずっしりと重くのしかかる。
何より小日向文世の回想シーンで、奥さんが首を吊って死んでるところの描き方は秀逸だと思うΣd(゚∀゚d)イカス!
その後の「愛してるわ、光太郎さん・・・」はちょっと余計かなとも思ったけど(^_^;)
鮎川誠も良かった(・∀・)イイ!!
役者じゃないから演技は下手だけど、それが役の不気味さを倍増させてるし、現実に裁判で供述するシーンって大体あんな感じなんじゃないかなとも感じた。
そしておばちゃんに扮してた谷村美月は素晴らしいΣ(゚Д゚ノ)ノオオォッ
最初見た時「どこかで見た顏だな~」と思ってたけど、エンドロールになるまで分からなかった(;´∀`)
いかにも野次馬根性丸出しっていう感じが上手く出てたと思う。
そして桐谷美怜も(゚д゚)イーヨイイヨー
ああいうふわふわした演技をさせるとほんとしっくりはまると思う。
役者はもう全員素晴らしい(・∀・)イイ!!
さらに主題歌もポルノグラフィティの『2012Spark』カコ(・∀・)イイ!!
あれでエンドロール終了後「( ゚Д゚)_σ異議あり!!」で『逆転裁判』のタイトルが出るのは上がるわ~~~(゚∀゚)アヒャ
ひょうたんの下りは一体なんなのかちょっと謎だが・・・(;^ω^)
全体的にかなり良くできてる面白い映画です(≧▽≦)
3日で結審とは。
何やら皆さん、ヘンな格好してるなぁ~と思ったら^^;
ゲームが原作なんですってね、このお話。
なるほど…どうりで(爆)名前もヘンだし、ただそれ以外
肝心の物語の方はワリと普通に…裁判劇として楽しめた。
面白い試みだと思うのだ、序審裁判っていう制度。
近未来、本当にこんな制度が用いられたらどうなるだろう。
たった3日で有罪か無罪か。その判定が下るのだ。
検事と弁護士の一騎打ち。その辺はかなり漫画だったが…
なんか色々盛り込まれているもので(オカルト調だったり)
普通の考えで観ない方がいいのだろうな~とは思いつつ、
中尾くんの髭が気になった…^^;
最近友人と仙人について話したばかりだったので余計に(爆)
あの髭…ゲームでもああいうキャラなのかしら。
主人公の成宮くんも、あの通りなんだろうか。
よくあれで弁護士やってるよな~^^;と思ってしまったが…
という訳でツッコミ所が派手すぎて、どうツッコメばいいのか
分からないほど異彩を放ってしまった作品。
冤罪を晴らす、というのがテーマになってはいるが。。
会社の同僚(男の子)でゲーム大ファンの子が、初日に観に
行ったんだそうだ。そちらの感想は聞いていないのだが、
他の男の子にどんな感じか聞かれてあらすじを話したら…
原作の様々なエピソードを混ぜている感じですね、と言われた。
ほほ~う、そうでしたか^^;
三池監督、かなり楽しく遊んでいるのがよく分かる演出で、
それはそれで楽しめるのだが、いかんせん長すぎだぞー。
どうでもいいエピソードで時間使いすぎー。間延び感ありあり。
たった3日で結審するのに、映画の中ではずいぶん長いぞ。
(斎藤くんのヒラヒラ、素敵だわぁv今時いないもの、あの恰好)
逆転裁判ファンの監督に作って貰いたかった
原作は何度もプレイしていたため楽しみにしながら見に行きました。正直がっかりでした。キャラクターは、イトノコ刑事が若く頭の切れるキャラになっていたりと…
肝心の内容も飛ばしまくりで、なぜかナルホドーが言葉に詰まる度に即座に判決を下そうとする裁判長、弁護士と検事とのやり取りは数回だけ。原作を知っていても「今のおかしい」と思ってしまう場面が物凄く多かったです。
逆転裁判の一番の醍醐味である弁護士と検事のスピード感溢れる戦いも全くなく、見ていて眠気を誘うだけでした。
あげくのはてには尋問中に証人が帰ってしまうという呆れたグダクダ感。
“映画を楽しむ”というより、「あっあのキャラ似てる」など“コスプレを楽しむ”という感じでした。
にわかファンでなく何度もプレイした本当の原作ファンには少し残念でした。
本当に逆転裁判を好きな監督に作って貰いたかった
良かった点はCGが綺麗で目を奪われたところです。
明らかになるのは人の心
原作ゲームをプレイして結末を知っている身なので、
映画として評価を下すのが難しいですが……。
まずは原作との比較という視点から。
スゴい風貌と髪型(笑)のキャラ達がまんま登場するのに、
色彩を抑え、話の雰囲気も若干重めにしてあるので、
(霊媒なんてものを実写で見せるならオカルト風味を加えるしか無いよね)
実写であることに驚くほど違和感がない。
特に主人公役の成宮寛貴は完ペキじゃないかしら?
「異議あり!」「待った!」の名調子もしっくり来てます。
一部の犯人の設定が変わったり、物語の順序が多少入れ換わってはいるが、
原作を映画内に収める為の改変なので気にはならない。
あと霊媒士の卵・マヨイの設定は、原作ではもっと天真爛漫な感じなんだが、
映画の上映時間では彼女の暗い側面ばかりをピックアップせざるを得ないのだから、
あれくらい影のある雰囲気の方がしっくり来るのかもね。
つう訳で、原作ゲームの実写化という点ではかなり良く出来ているかと。
では、映画としては?
ミステリー映画では
・推理の材料は残らず観客に提示する
・観客に推理させる余地を与える
・推理を観客に納得させる
といった点が大事だと個人的に思うのだが、
本作はこれらに関して少々不満が残る出来かな。
また、“序審裁判”という特殊な設定とはいえ、
裁判長がすぐさま判決を下そうとする所や
オウムに尋問するという冗談スレスレの流れ、
別件の事件の真相を裁判で暴こうとする展開など、
原作を知らない人はかなりムリがあると感じたのではと、ちょっと心配。
話を詰め込み過ぎた感も拭えないかなあ。
けれど、原作を知る・知らないの関係ナシに、
この映画には心に響く部分が確かに存在していると思う。
勝ち目の無い裁判を引き受けた弁護士がいた。
誰も信じてくれない事の悔しさを彼は知っていた。
あんなに空っぽな「愛してるわ」の声を支えにし続けた男がいた。
背筋がゾッとするほどの愛情と悲しみの深さに涙が出た。
嘘をついた幽霊がいた。
死してもなお、守りたい人がいた。
どんなにエキセントリックでハチャメチャな設定でも、
そこに“人間”がちゃんと存在してくれていればいい。
逆に、いくら演出や脚本に凝った映画だとしても、
愛の無い映画なんて最低だ。
僕はこの映画、気に入ってます。
『ヤッターマン』や『忍たま乱太郎』よりは皆にオススメできるかな(笑)。
<2012/2/12鑑賞>
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