劇場公開日 2012年1月28日

麒麟の翼 劇場版・新参者のレビュー・感想・評価

全89件中、81~89件目を表示

4.0原作を凌駕する出来映え!

2012年2月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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こまじぇ

4.0悲しい祈りの末路は…

2012年2月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

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カバン

4.5麒麟の翼

2012年2月1日
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笑える

楽しい

知的

面白かった。
ただ 映画の上映時間の枠では 急展開過ぎる気がしなくもないが・・・楽しめました。
1月28日テレビ放送の『理想の息子 #3』を見た人は特に笑える場面があります。
麒麟の翼には 全く関係ありませんが。

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日出来屋

3.5謎の欠片の繋がりが問う人命の在り方

2012年2月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

萌える

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全竜

3.5孝行したい時に親はナイ

2012年1月31日
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悲しい

寝られる

東野圭吾の小説は、「容疑者Xの献身」くらいしか読んでないし、ドラマ、映画も容疑者-の他は1,2本見たかな、という程度。
ドラマ・新参者も1、2回見たくらいで、この作品のバックグラウンドはあまり知らない…。

妻(46歳、パート)、長男(私立中1年)の家族3人で、封切り2日めに錦糸町で鑑賞。
東野作品はだいたい見たり、読んだりしている妻は、見終わって開口一番、「ダメだねー」。
続けて、「原作をそのままほとんどなぞっただけ。あれならテレビで十分って感じ」と言った。

僕は、そこそこおもしろいかな、と思ったのだが、妻の指摘が正しいと思う。

監督はドラマ版の演出も手がけたTBSの社員ディレクター。
確かに、過不足ない演出で問題はない、とも思えるが、やはり映画に必要なスケール感と映像、そして芝居の深み、奥行きが足りないのだ。

具体的にどこに問題があるか、とは説明しにくいが、全体に薄味なんだよね。
確かにテレビで見ればコト足りる内容。
映画的な感動を味わえるまでには至らない、とは言えるだろう。

ただ、阿部チャン演じる主人公の父親(山崎努)の最期を巡るエピソードの部分は、親に孝行できなかった自分にはちょっと泣けたね。

映像化で原作本がバカ売れの東野先生は、ウハウハかな。
※ただし、麒麟の翼の原作本の印税の一部は震災被災地に寄付してるらしいけどね。

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町谷東光

4.5期待通り

2012年1月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

テレビドラマ派、原作派、どちらも満足させることのできる秀作。

眼で演技する阿部寛。
時折見せる笑顔が圧倒的に美しいガッキー。
役者のレベルは、原作のイメージを邪魔しない水準。

「新参者」のときの安っぽいテーマソングはほとんど使われず、BGMも秀逸。

オススメです。

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トライスター

4.5原作に忠実。あらすじをしっていても、最後は泣けます。

2012年1月29日
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鑑賞方法:映画館

原作者東野圭吾自身が、シリーズ最高傑作と言う『麒麟の翼』の映画化作品。

原作は読んでいてその面白さは知っていたのですが、本は面白いのに映像化されるとイマイチと言う事が良くあるので、ちょっと心配していたんですが、その心配は杞憂だったようです。ここに至るまで、TV連続ドラマとTVスペシャルドラマとして、加賀恭一郎シリーズは作られていたので、杞憂だったようです。

このシリーズの肝は、やっぱり阿部寛演じる“阿部”恭一郎では無いでしょうか。この作品でも、その魅力は十分発揮されていました。かっこいいですね。

一方、溝端淳平クンですが、う~ん。頑張ってはいますが、刑事には見えない・・・。若すぎるのかなぁ。もう少し、渋さが加わるといいのかも。あと、黒木メイサも、このシリーズだと、なんか浮きませんか? 若手の二人が若干微妙です。

本での金森看護師のイメージは、もう少し年齢の高いベテラン看護師のイメージですが、田中麗奈だと、ベテランと言うよりは、主任クラスのバリバリのやり手と言う感じですね。まぁ、そう言うのもアリですかね。

新垣結衣が、可憐で強い女性を演じています。中原香織は、ガッキーで正解ですかね。

ちょっと気になったのが、TBSの制作ということで、あとで地上波放送が容易な様に(と言う意図では無いかもしれませんが)、編集ポイントが所々にあるところ。映画ではなくて、「ここでCMだな」と言う事を感じるTV的なカット割りなんですよね。全体の流れを絶ち切ってしまうようで、気になってしまいました。

最初の頃から悠人が水泳をしていることをほのめかすなどなど、原作とは違う所はありますが、それは演出上の都合と言う事でよしとしましょう。その意味では、概ね原作に忠実に作られていて、それほど違和感は感じませんでした。

原作を読んでいるので、話の筋は知っているんですが、最後はうっかり泣きそうになってしまいました(苦笑)。中々見応えのある映画です。あ~、日本橋行きたくなった!

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勝手な評論家

3.0悪くはないのだけど、『相棒』に比べてメリハリが弱い気がしました。

2012年1月29日
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鑑賞方法:映画館

 小地蔵の大好きな作品「いま、会いにゆきます」の土井裕泰監督作品に加えて、東野作品のなかでも一番人間ドラマの要素が濃い原作だけに、期待して見にいってきました。
 けれども主演の阿部寛からはいまいち真に迫る感動を得られませんでした。

 親子間の葛藤がメインのテーマであり、ラストまで犯人候補が揺らいでいく構造は、近年の『相棒』シリーズの十八番とするシナリオ。どうしてもここは加賀でなく、右京ならどんな対応をするのかという色眼鏡で見てしまいます。特にラストで犯罪の誘発する原因を作った中学教師の水難事故隠蔽について、阿部寛は色をなしてこの教師を叱り飛ばします。けれどもこれが水谷豊だったら、ラストの犯人を叱り飛ばす決めゼリフでは、もっと感情を込めて、実を打ち震えながら、観客のカタルシスをはらしてくれたことでしょう。 本シリーズは連続ドラマの日曜劇場『新参者』の続編。刑事ものでは、ヒットを飛ばしているテレビ朝日の蓄積されてきたノウハウによる重厚な空気感に比べて、雑多なドラマを手掛けるTBSの日曜劇場製作の本作では、全体の雰囲気自体に軽重の違いを感じさせます。もしかしたら監督すらミスマッチだったのかもしれません。

 一定の人生経験を積むまでは刑事役を拒み続けてきた阿部寛。彼にはひょっとしたら苦手意識があるのかもしれません。本作のキモは、被害者の青柳武明とその息子悠人との親子断絶にありました。そして主人公の加賀恭一郎も元刑事だった父親に対して、同業後輩としてのコンプレックスを抱えていたのです。だから加賀は真相が明らかになるほどに、青柳父子の関係に感情移入するわけです。だからもっとお節介に、熱く武明や関係者に絡むはずです。ところが割と淡泊に阿部は演じているのですね。その辺が良くも悪くも阿部寛らしさがよく出ているのです。だれど加賀自身も、本作の象徴である「飛べない麒麟」のひとりであったことを強調した演出の方が、ぐっと観客も加賀に感情移入できたことでしょう。
 加賀が控えめな分、加賀の父親の看護を担当した看護士の金森登紀子が、加賀に三回忌の開催を迫るしつこさが目立ち過ぎて、違和感を感じました。
 原作ものは、どこをポイントに置いて2時間のドラマに凝縮していくのかがポイントとなります。本作はその点原作をそつなくまとめ込んでいて破綻がない秀作です。けれども『相棒』と比べても、面白味に欠ける感じがするのは、どこか一つ打ち出すところが弱かったからではないかと思うのです。『白夜行』と比べて筋を説明していく整理の仕方は、土井監督の方が数段上手いと感じます。けれどもラストの意外性や感傷においては、『白夜行』の深川栄洋監督が面白く感じたのです。

 物語としてはすごく秀逸。恐らく東野圭吾原作では最高傑作でしょう。事件直後に若い不審な男が現場から逃走。その若い男八島冬樹の持ち物からは被害者が持っていた財布と書類鞄が発見されます。そして、被害者が役員となっていた金属工場を解雇されたことについて怨んでいた証言もとれるなど、動機も証拠も充分。容疑者としては充分な疑いが固まっていったのです。
 しかし八島と同棲していた中原香織は、「彼が人殺しをするはずがない」と否定。加賀の粘り強い捜査によって、全く違う筋から真犯人が浮かんでいく過程は、推理ドラマとして出色の出来映えだと思います。
 特に「死者の声を聞くことが、生きているものの努めだ」という同僚のドラマの転換点となるひと言は、加賀の父親に対するトラウマを解消させただけでなく、見ている方もグッと考えさせられるひと言になりました。

 それと八島冬樹と中原香織が駆け落ち同然で上京したとき、東京での生活の出発点としてまず立ち寄ったのが日本橋の麒麟の像の前でした。そこで無邪気に万歳と叫ぶ若いふたりに、「ここから夢に羽ばたいていく、はずだった。」と加賀がつぶやくところは余計に涙に誘われます。

 またある事件のことで、父親が期待した水泳をやめて、生きる目標すら見失いかけてきた青柳悠人が、本当の父親の気持ちを知って涙するところも感動的でした。
 その父青柳武明が刺されて瀕死の重傷にあいながらも、119に通報せず、ひたすら日本橋の麒麟像に向かって事果てたことも、本編の大きな謎の一つです。武明の命をかけた息子へのメッセージ、贖罪の思い、そして微笑み。中井貴一は実にいい芝居をしていましたよ。きっと原作のラストは、涙に泣きくれる感動巨編なのでしょう。

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流山の小地蔵

4.0映画というよりテレビドラマ

2012年1月20日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

楽しい

知的

テレビドラマの「新参者」に特に思い入れがなければ
地上波で放映されるのを待ってもいいかも。

映画というよりもテレビドラマ。
東野圭吾作品に漂う人情味あふれる人間の機微は
実に緻密に描かれ、話の展開の構成も上出来で
役者陣も誰一人として興をそぐような
配役ではないし演技も良く 悪い点は見当たらないのだけれど……

映画ではなくテレビドラマ、
それしかいいようがない。

テレビドラマとして観たら満点です。

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星なれ