「命をかけて伝えたかったメッセージ」麒麟の翼 劇場版・新参者 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
命をかけて伝えたかったメッセージ
クリックして本文を読む
"新参者(劇場版)" シリーズ第1作。
レンタルDVDで3回目の鑑賞。
原作は既読です。
連続ドラマ、TVスペシャルを経ての映画化。最近は落ち着いて来た感あり。高視聴率ドラマの映画化の風潮は正直微妙だなと感じる時もありますが、つくづく上手いやり方です。
身近にいたのに、何故分かってあげられなかったのか、何故もっと知ろうとしなかったのか。事件をきっかけに浮かび上がる人々の想いが交錯していく展開が堪らなく切ない。
原作を読んでダダ泣きした人間なので、その映画化である本作でも涙が止まりませんでした。何回観ても泣いてしまう。
日本のゼロ地点である日本橋、そこから始まる物語がエモーショナルでした。麒麟の翼の意味も胸に迫って来ました。
被害者(中井貴一)が命をかけて、ある人物に伝えたかったメッセージに胸を打たれました。誰かを想う力ってすごい。
[余談]
改めて観ると水泳部の面子が超豪華!
今をときめく若手俳優が一堂に会していて驚きでした。
[以降の鑑賞記録]
2023/08/10:Netflix
※修正(2023/08/10)
コメントする
りかさんのコメント
2023年8月26日
あの時どうすれば良かったんだろう、と考えてしまう場面がたくさんあり、ということは、話の現実は、大変辛くて、しゅうへいさんが大泣きするぐらい、の作品。
(ちなみに、私、ほっとんどの作品で涙出ません。たまに、『おみおくりの作法』とか、あと1つ2つ。涙腺は弱いのですが。)