劇場公開日 2006年4月29日

小さき勇者たち ガメラのレビュー・感想・評価

全12件を表示

4.0ガメラとしては亜種

2023年9月6日
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鑑賞方法:VOD

他のガメラ作品と異なるテイストで描かれていますね。
昭和のガメラは冒険心のある少年たちを助ける大人なガメラで、平成のガメラは地球を救うガメラでした。
今回は子供と一緒に成長するガメラですね。
どのガメラとも違うけど、ガメラの話です。

賛否両論あると思いますが、良い作品だと思います。
何度も見ていますが、やはりあのリレーは涙がでますね。

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A1_Godzilla

2.0エキストラで…

2023年5月7日
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病院のシーンのエキストラで撮影に参加し、本編にも映ってます。

夏帆さんの撮影も見学しましたが、リハーサル込みで何度も同じテンションで演じられていて、やはりプロは違うなぁ…と感心。

あ、作品の出来は平成ガメラシリーズに比べると…

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ヒロ

4.5✌️

2023年2月19日
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トトリレーおもろ

夏帆が入院してる意味

子供だけすぎて、津田寛治が小トトに会ってないの問題!
話でしか聞いてない

冨岡涼と走ってばっかり

30メートル前後の大きさである面白さはある
橋の戦闘は面白い

子供向けすぎてジュブナイルものでもない

シーダスが謎すぎるのは1番問題かも
そもそもか自爆しちゃうというのがな…そこまで追い込まれてるように見えないのも問題

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むびお

5.0平成ガメラ3部作というコース料理に添えられた最高のデザートだと思います デザートは甘くないとデザートにはならないものなのです

2022年6月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

2006年4月29日公開
平成ガメラシリーズの第1作が1995年の3月公開だったからほぼ10年過ぎての記念映画だといえます
内容は典型的なジュブナイルものです
母を亡くした少年とその仲間達を主人公にして夏休みの日々をガメラの子供トトと交流して成長していくというものです
昭和のガメラシリーズはもともと子供の味方だという基本設定を思い出して根本に据えてあります

子供達もガメラもまだ子供なのに勇気をだして凶暴な怪獣に立ち向かうのです

題名の「小さき勇者たち」とはそういう意味です

超古代の生物兵器としてのガメラとギャオスの戦いという設定は平成ガメラシリーズそのままです

但し冒頭のガメラとギャオスの戦いは1973年なのに、当時の人々はすでにガメラもギャオスを知っていることになっていいます
平成ガメラシリーズでは第1作で初めてガメラやギャオスを人間が知るので世界線が異なる訳です

舞台は前半が伊勢の志摩地方です
これでピンと来ないようなら怪獣ファン失格です
昭和ゴジラシリーズの第1作の大戸島は
伊勢志摩の鳥羽市石鏡(いじか)です

本作では大王崎の灯台辺りが舞台のようです
そこで物語は展開されます

なんだかエメリッヒ版のハリウッドゴジラを思わせるような爬虫類の特徴の強いゴジラ形の凶暴な怪獣ジーダスがこの伊勢志摩に出現します
ゴジラ第1作を意識した山影からぬっと頭数をだすカットもあります

「宇宙怪獣ガメラ」は1980年の作品
その作品でゴジラ出てこいや!とあおっていました
すると1984年から平成ゴジラシリーズが始まりました

平成ガメラシリーズは1995年に平成ゴジラシリーズが終了するタイミングで作られました
「これでゴジラはお仕舞いなんて許さねえぞ!」というわけです

そして本作は2004年にミレニアムゴジラシリーズが終わった2年後の2006年に公開されたのです
またも「ゴジラでてこいや!」と煽っていたように思えます

そして2014年にギャレス版ハリウッドゴジラ
そして本作から丁度10年後の2016年に「シン・ゴジラ」が公開されたのです

となると今度はガメラが出てこないとならない順番のはずです!
シン・ゴジラから10年後は2026年です
そろそろ企画を始めてもらわないと間に合いません

終盤は名古屋市内で決戦が行われます
といっても名古屋城とか栄のテレビ塔ではなく、名古屋駅前だったり大須の商店街辺りだったりします
JRセユトラルタワーとか大名古屋ビル、名駅地下街ユニモールなどがでてきます

伊勢志摩には観光に良くいく所ですし、名古屋にも一時住んでいたこともあるので見慣れた街並みが破壊されるカタルシスがあります

すべてが終わってガメラが飛び去っていくとき少年もガメラも大人に少し近づいているのです

怪獣映画ファン、ガメラファンなら大いに楽しめる映画と思います

特撮は樋口真嗣特撮監督ではありません
が、なかなかクォリティーは高いものがあり特撮も満足できると思います

監督は田﨑竜太さん
平成ライダーシリーズなど多数の東映特撮シリーズの監督をされてきた、学生時代からの筋金入りの特撮ファンです

映画的な演出も的確です
このロケ地は小津安二郎監督の1959年の名作の「浮草」の舞台の近くです
そんな事を思いださせる街並みや光景を美しく撮影されています
「浮草」はガメラと同じ大映作品でした
それ故この地が舞台に選ばれたのでしょう
大映にとっては、ガメラも立派な格調高いドラマ作品と並ぶ大きな柱であるということです

本編のストーリー、役者も良い演技です
夏帆は15歳、名作「天然コケコッコー」に出演の1年前の姿です
彼女も主人公の少年の子役もみんな演技が上手く引き込まれます

平成ガメラシリーズの3部作のようなハードな内容ではないので、そこが不満な方もあるかも知れません

それでも3部作というコース料理に添えられた最高のデザートだと思います
デザートは甘くないとデザートにはならないものなのです

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あき240

4.0子供を守るガメラ

2021年8月27日
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鑑賞方法:映画館

 主人公の透少年の父親は小さな食堂を営んでいたため小さな亀でさえ飼うことを許されなかったのですが、『トム・ヤン・クン!』を観た直後に鑑賞したため、もしかして“亀料理”を客に出すことを危惧していましたが、さすがにそれはなかったようです。それはさておき、透少年をはじめ、子どもたちはガメラ(トトと命名)を普通の“空飛ぶ亀”だと信じていて、隣に住む緋色真珠店の娘が心臓の手術を受けるので、トトの卵を守っていた赤色発光物体をお守りとして彼女にプレゼントします。実は緋色真珠というのも、33年前にガメラがギャオスとの死闘の末誕生した真珠で希少価値の高いシロモノ。店主である寺島進はその真珠を全て売り尽くし、赤色発光物体も娘が名古屋の病院で手術を受けるために持っていたため、伊勢志摩の小さな漁村には守り神がいなくなったのかもしれません。ですから、いきなり狂暴な怪獣ジーダスの上陸を許してしまうことになったのでしょう・・・

 まだ体長が8mという成長段階にあったトトはそれでも人間を守る。最初の戦いでは捨て身技でなんとかジーダスを追い払ったものの、トトは力を使い果たし政府と自衛隊によって捕獲されてしまう。しかし、政府の目論みはガメラを巨悪な怪獣と戦わせるための兵器だとしか考えていない。何しろ内閣府参事官は田口トモロヲである。何をやらかすかわからない!『ガメラ2 レギオン襲来』では地下鉄運転手だったのに・・・偉くなったものだ。

 ガメラの造形を見てもミニラが甲羅を背負ってる雰囲気だったこともあり、クライマックスまでは普通のお子様向け怪獣ドラマだと感じていたのですが、わけのわからない赤い石リレーでは感動してしまいました。説明しろと言われても無理です。多分大人には理解できないのでしょう。そしてガメラを捕獲することしか考えていない政府の前に立ちはだかる子供たち。必殺のメガンテ攻撃を許さない透くんの純粋さとともに涙してしまいました・・・今年(2006)は命を大切にするといったテーマが多いのかな。

【2006年4月映画館にて】

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kossy

4.0ガメラと子どもたち

2021年1月20日
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興奮

怪獣化していく亀をめぐる子どもたちの奮闘。中盤から終盤にかけてのタイトル回収はなかなかグッときた。子どもたちのエネルギッシュな感じがとても良い。
ガメラを含めた怪獣たちの詳細というか、何処から来たのかとかどういう種族なのかとかいう情報がほぼ無かったのが非常にモヤモヤする。
映像は特撮も本編もかなり凝っていた印象。もし実際に怪獣が、巨大亀が現れたらどうなるかという視点の拘りが垣間見れた。
GYAO!

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棒人間

3.0トト・ザ・ヒーロー

2020年6月12日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

楽しい

単純

萌える

シリーズ通算12作目。2006年の作品。
一年ずれ込んだが、ガメラ生誕40周年作。
昭和シリーズや平成三部作とは一切関連ナシ。本作のみの単品。
尚ガメラ映画は今のところ、本作を最後に作られていない。

事故で母親を亡くしたばかりの少年、透。
父親と再出発を始めたある日、不思議な卵を見付ける。
卵から産まれた小ガメに“トト”と名付け、育てるが、みるみる大きくなっていく。
トトは30年前、自爆してギャオスの脅威から人類を救ったガメラなのか…?
そんな時海難事故が続き、原因である怪獣ジーダスが現れる…。

見るのは劇場で観て以来。
初見時はどうしても平成三部作が好き過ぎたので、再びの昭和シリーズのような子供向けの作風チェンジが残念だった。
やはり平成三部作のようなシリアスでリアル志向の作風が良かった…。
が、時を経て改めて見ると、そんなに悪くはなかった。

子供向けと言われているが、昭和後期の『対バイラス』~『対ジグラ』(『対ジャイガー』を覗く)のような荒唐無稽の漫画ではなく、良質なジュブナイル・ファンタジー。
主人公の少年の成長、ぎこちない父子の関係、そして透とトトの交流…。
監督は特撮ヒーローを手掛けているが、脚本は特撮や怪獣モノを手掛けた事のない女性脚本家で、固定観念の無い物語作りである。

全く新しいガメラ映画だが、分かる人には分かるネタも。
トトがびっくりする“包丁”。これは言うまでもなく!
また、OPのガメラ対ギャオスは、本来『ガメラ3』でイリス戦の後に描かれる予定であった最終決戦。時間や予算の都合でカットされたが、本作のOPシーンとして上手く活かされた。

透役の富岡涼(この2006年の活動を最後に引退したらしい)の純真な演技もさることながら、やはり夏帆!夏帆!夏帆!
夏帆が可愛いッ!
隣の家の面倒見のいいちょっと年上のお姉さん。
でも、心臓が悪く、手術を控えている何処か儚げ…。
萌える~!
不器用な父親役の津田寛治、夏帆の父親役の珍しく優しい役所の寺島進、二人の父親も好演。

新怪獣のジーダス。
トカゲをベースに、人間を食らう凶暴な性格。
ギャオスを彷彿させ、トカゲがギャオスの細かくなった肉片を食べたとか、ギャオスの遺伝子が組み込まれ異常進化したとかの裏設定あり。
デザイン的にも“THE怪獣”。

特撮面は製作費推定15億円も掛けられながら、グンと低い平成三部作より斬新さや見せ場や特筆さに欠ける。
クライマックスは成長したトトとジーダスの決戦。特撮怪獣映画の醍醐味や、トトも火球やお馴染み回転ジェットを披露するも、前半のドラマ部分に比べ後半はちと平凡。今一つ盛り上がりにも欠けた。
他の方も書かれているが、トトを助ける為の子供たちの“リレー”も何故…??
…いや、それはあくまで私がもう穢れた大人だから。

これまでと比べずっと小さい。顔も子供のよう。
鳴き声も違うし、着ぐるみ感や作り物感も。
でも、魅力は変わらない。
まだ成長しきってない小さな身体で果敢に立ち向かっていく。
クライマックスも圧倒的劣勢でも立ち向かう。
そんなトトを子供たちは信じる。
トトはそんな子供たちの為に。

子供たちのヒーローであっても、守護神であっても、友達であっても。
これまで描かれてきた通り、長い眠りから覚め、再び復活する日が必ずやって来るだろう。

その日までーーー。
ガメラ!

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近大

2.5松竹のガメラ

2018年8月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

平成ガメラ三部作の続篇みたいな導入部で、ガメラを卵から孵して育てる少年が主人公。
ガメラの表情がひょうきんなので迫力はないが、従来の”子供に愛されるガメラ”路線は納得。

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いやよセブン

3.0たまにはこういう。

2017年6月28日
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たまにはこういうジュヴナイルもいいですね。日本映画らしい作りになっていて見やすい映画でした。
ギロンを彷彿とするシーンもよかったです。

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ハワイアン映画道の弟子

4.0ガメラじゃないんだ…トトなんだ。

2016年12月12日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

楽しい

幸せ

松竹配給だからかな?
大映の荒々しいガメラっぽさがないが、過去を伝えるシーンではギャオスが登場し平成ガメラの雰囲気そのままに暴れまわった映像を見せている。
その時のガメラは体格はともかく、顔がゾウガメっぽくて丸い。
敵怪獣が凶暴で残虐な感じはかなり平成ガメラに近い。

ただ産まれたばかりのトトは可愛いオモチャみたいでホッコリします。

凶暴怪獣がなんと無く貧弱なゴジラみたいなのはジョークなのかな?
普通に怪獣映画ですが、物語は少年たちと夏帆が中心、周りを彩る大人たちも優しい人情ドラマを展開します。
平成ガメラシリーズの雰囲気をもったままで怪獣の残虐さはともかく、体格(トトは8m程度)と相まって被害も小さめ。

敵怪獣は人間を食べる(グロ映像はなし) ので鑑賞する年齢層によっては「恐い!」と映画館から出てしまった子どもも居るのではないかな?

亜種のガメラ映画ではあるが、顔は可愛らしいものの立派に闘うし、子どもとの絡みはあるものの昔のふざけた子どもではなく、ちゃんとお父さんが息子に説明して諭したりする部分もある。
中学生位の夏帆がヒロイン?っぽいのだが、主役の少年たちと比べて大分背が高いのは時代を感じる。
ラストの赤い石リレーは観る方の受け手次第で取り方は違ってしまうが、よく知らない子どもに伝わる謎の感覚で渡ってきた赤い石をトトに届ける少年のラストランがちょっと燃える(笑)

最後の最後に子どもたちがトトを庇い逃がすシーンはトト(ガメラ)が子どものものに戻った気がして、過剰だった大映テイストが良い意味で出たと思えた。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

4.5今世間じゃ例の怪獣が大ヒットですが、

2016年8月9日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

楽しい

興奮

こないだBSで放映してたんでこちらのレビューします。(向こうはレビュアー溢れてるしな)

自分は平成三部作が大好きなので、このカワイイ眼をしたガメラに強い違和感を覚えた。そんな人はきっと俺以外にも沢山いるだろう。
で、劇場で観ることなく、忘れた頃にテレ東で放映したのを何となく観た。

いやー舐めてました。すいません。DVD買いました。

冒頭のシーンで三部作ファンの心もバッチリ掴んで、ジュブナイルと怪獣映画を見事に両立させた素晴らしい出来。というより、ガメラだから出来たジュブナイルだ。

昭和シリーズからの絶対の不文律である「ガメラは子供の味方である」というのが心に刻まれた世代には、クライマックスはもう涙が止まらない(笑)
いや、マジで。

ちなみに昭和シリーズのオマージュもちゃんとある。(ギロンに気づくかな?)

クライマックス、子供たちが何の説明もないのにガメラの味方をするのはおかしい、などという野暮な意見もあるようだが、ガメラは何の説明もなく子供に味方するのだからあれでいいのだ。だからこそ感動的なんじゃないか。

今、例の怪獣映画が大ヒットしてるようだが、感動もカタルシスも無いCGのあちらより、怪獣プロレスと感動のある着ぐるみのこちらを、自分は断然支持します。

夏帆がカワイイしな!

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MAK0

2.0新シリーズ化失敗しましたね

2013年10月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

前の3部作を終わらせて、より子供向けにしてますね、子供とガメラの絆?を強く表現したかったのでしょうが、失敗してます
これよりも、四作目をつくってほしかったです
クライマックスでガメラに敵が迫っているのに、主役の子がガメラに自分の想いを語ってしまうのはテンポがガタガタになるので残念でした、監督の癖みたいですね
結局子供も大人も楽しめないビミョウナ映画になっています

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スノークの息子