劇場公開日 2006年4月29日

「ガメラじゃないんだ…トトなんだ。」小さき勇者たち ガメラ うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ガメラじゃないんだ…トトなんだ。

2016年12月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

楽しい

幸せ

松竹配給だからかな?
大映の荒々しいガメラっぽさがないが、過去を伝えるシーンではギャオスが登場し平成ガメラの雰囲気そのままに暴れまわった映像を見せている。
その時のガメラは体格はともかく、顔がゾウガメっぽくて丸い。
敵怪獣が凶暴で残虐な感じはかなり平成ガメラに近い。

ただ産まれたばかりのトトは可愛いオモチャみたいでホッコリします。

凶暴怪獣がなんと無く貧弱なゴジラみたいなのはジョークなのかな?
普通に怪獣映画ですが、物語は少年たちと夏帆が中心、周りを彩る大人たちも優しい人情ドラマを展開します。
平成ガメラシリーズの雰囲気をもったままで怪獣の残虐さはともかく、体格(トトは8m程度)と相まって被害も小さめ。

敵怪獣は人間を食べる(グロ映像はなし) ので鑑賞する年齢層によっては「恐い!」と映画館から出てしまった子どもも居るのではないかな?

亜種のガメラ映画ではあるが、顔は可愛らしいものの立派に闘うし、子どもとの絡みはあるものの昔のふざけた子どもではなく、ちゃんとお父さんが息子に説明して諭したりする部分もある。
中学生位の夏帆がヒロイン?っぽいのだが、主役の少年たちと比べて大分背が高いのは時代を感じる。
ラストの赤い石リレーは観る方の受け手次第で取り方は違ってしまうが、よく知らない子どもに伝わる謎の感覚で渡ってきた赤い石をトトに届ける少年のラストランがちょっと燃える(笑)

最後の最後に子どもたちがトトを庇い逃がすシーンはトト(ガメラ)が子どものものに戻った気がして、過剰だった大映テイストが良い意味で出たと思えた。

うにたん♪(何観ても文句書きそうな気分)
kossyさんのコメント
2021年8月27日

昨日見た『クローブヒッチ・キラー』にも亀が出てきました。
懐かしくなったので、俺もまた見たくなりました!

kossy
2021年8月27日

今回見直したら、看護師役で若い江口のりこが居てビックリした。

うにたん♪(何観ても文句書きそうな気分)
2021年8月26日

ちっこいとは言え、パチモンのゴジラに負けて貰っては困るとこのファンタジーに乗せられた気分になったので感想も書き直し、評価をあげた。

うにたん♪(何観ても文句書きそうな気分)
2021年8月26日

昭和ガメラから平成シリーズまで余さず一気観をした結果、評価が上がった作品だった。

うにたん♪(何観ても文句書きそうな気分)
2021年8月26日

平成ガメラシリーズとは一線を画しており、当時は映写した作品でもあった為、間近に客の入りや反応を観てしまい、入らんなぁと評価を低くしていたが

うにたん♪(何観ても文句書きそうな気分)