「まさにカンヌ系の映画だろう」少年と自転車 Gomezさんの映画レビュー(感想・評価)
まさにカンヌ系の映画だろう
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ただ淡々と流れていく映画。
さすがカンヌ国際映画祭グランプリに輝いた映画だけはある。
まさにカンヌ系の映画だろう。
父親から捨てられ褒められる事で自分を必要としてくれる人が
自分の存在価値を見出してくれていると思い
シリルは悪い事にも手を染めてしまう。
ただそんな純粋無垢なシリル全てを受け入れられる事のできる
聖母マリアのようなサマンサ。彼女は本当に凄い。
探していた父をやっと見つけた時のシリルの行動には
ほろりとくるものがありますね。
彼も本当は解っていたのだろう。父が自分を手放したことを。
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