傷物語I 鉄血篇のレビュー・感想・評価
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【阿良々木暦、地獄の始まり。】
2016年1月8日
傷物語 I 鉄血篇
『すべての〈物語〉は、ここから始まる―』
【一言】
シャフト全開。
違和感、恐怖、そして癒し。
これが阿良々木暦の始まりか…。
【STORY】
全ての〈物語〉シリーズの前日譚。
『傷物語』3部作の1作目。
春休み、阿良々木暦は羽川翼から一人の吸血鬼の噂を聞く。
その夜、彼は出逢う。伝説の吸血鬼であり、"怪異の王"キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードに。
血まみれで倒れていた彼女は暦に助けを懇願し…暦は…。
まばゆいほどに美しく。
血も凍るほどに恐ろしく。
四肢を失い、痛々しくも無残な伝説の吸血鬼。
阿良々木暦の地獄の春休みの幕開け―。
【感想】
★
まず、原作を読んでおらず、“何でもは知らない”私が書いているということをご承知の上で。
今回は原作を読んでいる友達と観に行きました!
去年の電撃的な映画公開発表からはや公開。
いや〜でも、ここまでが長かったです…。
楽しみにしていた今作。たった60分って短いと思っていたんですが結構長い(内容と描写が…)
まず超ショッキング。最初のシーン、そして駅地下でのシーン。
あれは地上波放送は無理ですね…。スクリーンの大迫力…ぐはぁッ!
やっぱりシャフシャフしてましたね(笑)
シャフトらしい描写で楽しませてもらいました!
このアートチックな作品、作風、好きですね。
まだ今回は序章ですね。2作目『熱血篇』からバトルシーンもあるという事で楽しみです!
★
去年はまさに“西尾Year”。とくに後半は。
「終物語」に「掟上今日子の備忘録」そして………『傷物語』の公開発表!
なにせ制作発表が2010年。そこからやっと公開。長かったですねぇ〜。
でも「化物語」の冒頭で傷物語のシーンがあったりするわけですから意外と水面下で着々とプロジェクトが進行していたのかも……だったら流出しないって凄い!
さらに「終物語」の後に公開というのは悪くない流れかもしれませんね。
怪異ハンターの一人は「終物語」にも出てきましたし。
★
でもこの作品、いつも通り(化物語〜)だと思っているとその裏切りが凄いですよ。
いや、自分はそれが良かったですけどね。
とりあえずショッキングなシーンが2つ。
原作を読んている方ならもう想像出来ますよね。
このポスターを見て気が付きますか?この違和感に。
※思いっきりネタバレを書くので続きは一番下に。
★
シャフトらしさ全開、そしてアートチックな今作。
やっぱり“シャフト”好きです!
まず驚きの背景。「えっ?これって実写?写真?」っていうくらいリアル。というかリアル過ぎてむしろ違和感が。まぁ、これもシャフトの考えなんでしょうが。
だってあの海面、地下ホーム、学習塾…。いや本当に実写ですよ(笑)
そしていつも通りお遊びも。
顔が変わったり。あの自動車事故は笑いましたね〜。
●
それにしてもここまで動かないアニメってあります?
登場人物よりも背景や場面転換、風景のほうが動いているとか(笑)
一方で暦が走るシーン。これはもう線も輪郭もグチャグチャになって必死に走る。これはスピード感が凄かったですよ!
そして、スタッフクレジットを見て驚き。
なにせキャストが4人。
ここまでキャストが少ないアニメなんてありますか?
●
羽川翼とのシーン、名シーンでした!
ねぇ。暦と翼。出会いはこうだったんですか。
このシーンは本当に面白かったです!
そしてキスショット。冷徹ゆえかあの美しさ。あんな体になってもその威厳は保たれたまま。
また幼児化(?)したキスショットのあの可愛さ。なでなでしてもらう時の表情…♡
暦、化物語〜とは全く違いますね。
まだあんなに格好良くないというか…。
助けを求められたあとの行動は予想外でした。まぁ、誰でもそうなりますよね。
●
今回、ちゃんと来場者特典をGETしました!
特典は『混物語』。
西尾維新作品のキャラクター、作品が混ざる書き下ろしの短編。
第一週は『第忘話 きょうこバランス』。物語シリーズ×忘却探偵シリーズということで探偵の掟上今日子さんが登場!
パンフレットはたった60分映画なのに¥1000。迷ったんですが…表紙が気に入ったので購入!
これで3部作分揃えなくちゃいけませんね(笑)
あとは、「傷物語」と原作を買おうかどうか…。(特装版or通常版…?)
パンフ&特典の写真を何枚か。
https://goo.gl/lxnVB9
※以外ネタバレあり。関連URLは一番下へ。
★★★★★★★★★★★
さぁ、ネタバレをバンバン混ぜ込みながら感想を!
まず阿良々木くんが燃えるシーン。
初っ端からこのシーンとか驚き以外の何者でもない!しかもただ燃えるんじゃなくてなんというか……怖い!
そして今作の目玉シーン。
地下ホームで暦がキスショットに出逢うシーン。…………ヤバいです。
ここは描写も、恐怖も最高!
特に四肢(両腕、両脚)を斬られたキスショットの描写が…。これはもうホラー。
しかもそのキスショットが喚いて、転げ回って、追いかけてくるシーン。怖い怖い怖い。
【関連リンク】
HP
http://www.kizumonogatari-movie.com
豫告
https://youtu.be/BeHvEt1vASE
【詳細】
監督:新房昭之
制作:シャフト
原作:西尾維新『傷物語』
上映時間:60分
日本公開:2016年1月8日
物語シリーズ本編と一味違う?
予告編でも明らかでしたが、キャラデザがTVの物語シリーズと少し異なります。本作は、TV版と違いおどろおどろしい雰囲気が漂っており、それに合わせたということでしょう。TV版と比べ、シリアスであるものの笑える要素もしっかり残っているので、十分楽しめるはずです。むしろシャフト独特の美的感覚には磨きがかかり、無機質ながらも何かを予感させる不気味な世界観が広がっています。
鉄血編の評価を⭐️3としたのは、鉄血編を単品で作品として見ると盛り上がりがやや欠けるように思えたからです。ただ、熱血編での戦闘シーンの品質を保証できる美麗な作画だったので、次作は非常に期待できます。
無理矢理助長にした感
とにかく退屈。軽妙さが好きで掛け合いが好きな作品なのにそれがない。背景の実写取り込みと作画の作り込みが気になって。続編ありきで無理矢理長くしたのだろうか?これでいいの?って感じでした。残念。
エロ怖いアニメ作品!これ観る前にアニメを観ることを推奨
これが物語シリーズ所見の方にはかなり難しいと思います。
日本のホラー映画のようなOP。ちょっとスプラッターなシーンがあり、そういうのが得意じゃない方にはかなり痛々しいシーンがあります。あとかなり恥ずかしくなるほどエッチな描写が前半多く、かと思えば可愛いと思うしぐさが時々はいる。画力はすごいの一言。これぞ映画館でしか味わえないと思いました。キャラクターの数は私が今まで映画館で見た映画のなかでも一番少ない4人(他3名ほどいますが台詞がないため4人といえる)のため混乱することは恐らくないかと…
しかしやはり物語シリーズ。台詞が多い多い(笑)音しかないシーンが前半多いですが中盤は登場人物の感情が爆発するシーンがあり、後半はずっとトークのシーンが続く。なんとなく足を運んだ方は眠たくなるかも…(笑)
文句なし!ただ3部作いつ終わるんだろ…
やっと待望の映画:傷物語を見れました。
今までの物語シリーズとは、雰囲気等は違いますが、映画っぽくなってて映画館で見るには迫力があって良かったです。
見る前は、60分て短いな〜と思ってたんですが、そんなに短さを感じなかった。
次作も楽しみ!
って、夏なんですね…。
3作目は今年末あたりでしょうか…。
3部作は長い
暦の説明があるTV版に対し、映画では説明はなく、動きで見せることに重点を置いていた
そこに違和感がでる人もいるだろう
やはり説明がないと暦の心情がわからないので、原作を読んで補ってください
無駄なシーンが多く、引き伸ばし、テンポが悪いところは、前後編にすればいいでは?と思った
しかし映像は素晴らしく、暦とキスショットの最初の出会いの場面は大満足でした
演出もTV版の化物語のようでよかった
予告編は音声だけだったが、夏までに間に合うのか?w
劇場には様々な年代がいて、高校生が多く見られた
言いたいことはたくさんあるけど
満足でした
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