傷物語I 鉄血篇のレビュー・感想・評価
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好みが分かれる世界観。不思議な魅力の吸血鬼秘話。
【賛否両論チェック】
賛:吸血鬼もどきになってしまった主人公を巡る不思議な世界観が、独特の描写と共に描かれていくのが印象的。
否:小説チックなセリフの言い回しや、文字がパッと出てくる演出等、世界観は好みが分かれそう。グロシーンもあり。
ホラーともサスペンスともコメディともとれるような、実に不思議な雰囲気のお話です。ひょんなことから吸血鬼もどきになってしまった主人公が、人間に戻るためにハンターとの戦いに身を投じていくまでの“序章”が、独特の世界観で描かれていきます。
好みははっきり分かれそうな作品です。物語の全般を通して、登場人物達の行動や感情、名前なんかが文字でパッと出てくる演出や、小説のようなセリフの言い回し等、人によってはあまり好きになれないかも知れません。また、本作を観ると、自動的にあと2本観ることになりますので、その辺りもご留意を(笑)。
原作をご存じの方や、世界観が好きな方には、是非オススメの作品です。
物語シリーズの信者以外はDVDでいいですよ
原作は全く読んだことがありませんが、TVシリーズでファンになり、これまでほぼ全部見てきました。シリーズ独特の世界観、映像美、個性豊かなキャラ、難解かつ哲学的だが妙に心に落ちてくる台詞の数々、そしてそこから生まれる小気味よいテンポなど、作品の魅力はたくさんあります。本作でも、細部まで描き込まれた映像の美しさは、TV版を軽く凌駕しており、スクリーンで見る価値がありました。しかし、それ以外の魅力は、残念ながら大きく損なわれているように感じました。
とくにストーリーがほとんど展開せず、内容が薄いことが、自分の中では大きなマイナスポイントでした。あまりのテンポの悪さに、あろうことか何度か意識が飛びました。残り2作もこの調子で続くんでしょうか? なくてもいいようなシーンを省けば、前後編どころか、1本の長編で収まるんじゃないでしょうか? こんなこと言いつつ、次作も見に行ってしまうんだろうな。そして、今回で免疫がついたから、もう少し温かい気持ちで見守れるんじゃないかと思います。
最後に、パンフレット。他作品より突出して高い1000円でありながら、内容的には薄くてちょっと残念でした。それでも、ファンはやっぱり買っちゃうんですけどね!
無理やりな三部作、高いパンフレット、これはもうお布施ですよね?絶対お布施だ! いいんです、わかってますから。それでも、ちゃんと次作も見ますから。だから、信者以外は劇場に行かなくていいと思います。
いまいち
原作に沿ってるけど、羽川と出会うシーン、キスショットと出会うシーン、廃塾、忍、どれもこれも原作ともアニメとも違う。廃塾壮大すぎ、忍野スーパーマン、忍がショートヘアのショーパンじゃダメでしょう。極めつけは、さぁこれから直江津に舞台が移るってときに、次回予告って、肩すかしどころか寒くて凍りついた。三部作だし、丁度よいタイミングかもしれないけど、ここで終わるとは。もやもやしたまま劇場を後にしました。DVD待ったほうがいいや
シャフト感
まず、人物は普通のアニメだが背景が実写?と思うくらいリアルなのが気持ち悪かった。
好き嫌いが別れます
そしてどうしようもないシャフト感…殺風景で広い背景、独特の間と編集。私は好きではないけどこれが「物語シリーズ」としての通常なのだろう、と割り切るしかない
あと変なところで終わった。夏までに話の流れを覚えてられるか心配。
ただ、作画は良かった!特にキスショットが暴れるシーンは美しかったなぁ
そしてストーリーもまあ面白かったので、また次も見に行きたい
ファンだが…ダメだろ。
固定客狙いで無理矢理3部作にして収入を得ようとしている感が半端ない。
上映時間60分しかないのに、ダラダラダラダラといらないシーンを続けて時間を稼ぎ、ほとんど話が進まないまま「熱血編へ続く!」
ちんたら歩き続けるシーン、いつまでも同じように泣き叫ぶシーン。
至るところ、いや全てで引き延ばし過ぎだ。
普通に120分1本で完結なら良かった。
待ち望んで早く観たかったから行ったけど、熱血編、冷血編はDVD待ちます。
アホらしい。
ドラゴンボールで毎週お互い気を溜め合って終了。
まさにそんな感じ。
シリーズ好きとしては楽しめた。
面白かったし、相変わらず物語節が利いてた。
物語シリーズ好きとしては非常に楽しめる作品だろうが、知らない人はあまり楽しめないかもしれない。
とにかく時間が短すぎた。スターウォーズと比べたら半分以外じゃないのか?
64分しかないなら3部作じゃなく2部作にすべきかなとは思った。
作画も音楽もクオリティが高くて、また見に行きたいと素直に思えた。 ...
作画も音楽もクオリティが高くて、また見に行きたいと素直に思えた。
それだけに上映時間が短いことが残念だった。三部作ではなくせめて前後編だったら見応えも違ってきたように思う。
約6年待ったかいあった(*´`)
いつもならば、こういった評価等は書いたりしないのだが
先程傷物語の評価を調べてみるとあまりにも
思っている以上に低評価なので
少しだけ述べさせて頂きたい。
人それぞれ価値観も違うし、それを強制させるつもりは毛頭ないが
少しでもこの作品が高評価になってくれるととても嬉しい。
さて、この作品の素晴らしき点は、ー
映像→絵の細かさにある。
彼らのひとつひとつの仕草は、アニメを超えてまるで人間の顔をリアルに再現しているようで
とても見ていて美しい。
アニメ時代も、その片鱗を見せているが今回映画ということもあって、背景にまで力を注いでいる。
まるで、大きなキャンパスに描かれてる絵画を見ている気分になれた。
また、さらに上げるのであれば、彼等彼女等の心情を繊細に表現している。
声優陣が素晴らしいということもあるが、特に出会ったシーンは衝撃的であった。
発する言葉ひとつひとつが重く感じられ深く読んでしまっていた。
それぐらい、印象深いシーンでもあった。
また語り尽くせない程素晴らしい点はあったが
残念ながらボギャブラリーが少ないがために
ここまでしか語れない。
もし、興味を示した方がいたら是非早めに映画館に行くことをオススメする。
何せ、ホラーだからな。(笑)
早く続きが見たい
もちろん化物語シリーズの前日譚というか、いわゆるビギニングなのですが、ストーリーは原作を読んでいるか物語シリーズを見た人でないとついてこれないはず。
私もというか原作を読み込んでしまっているので「この後どうなるんだろう」的ワクワク感は希薄でした。
…にしても映像が美しい。
もともとテレビシリーズもテレビアニメとしては異例なほど、絵や表現の美しさ斬新さが際立ちますが、それすら軽がると凌駕する完成度。
ストーリー的にはクライマックス手前で、近作だけだと盛り上がりにはかけますが、もはや芸術作品の域に達している映像だけでも見る価値あり、です。
待った甲斐ありました。
限りなくカルピスに近い水
水を限界までカルピスに近づけた様な内容の薄さです。
映像は綺麗ですけれど、川辺(?)とかでCGだか実写だかを背後にしてキャラクターが動いている様なのは自分には受け入れられなかったです。
あとは原作とのシチュエーションの違いとかが気になってしまいました。
吸血鬼と出会う大事なシーンを何故地下鉄の構内に変えてるんだろう・・・?
テンポも悪いし、原作へのリスペクトも感じられず残念な内容でした。
正直、アニメ版の方がクオリティが高いと思います。
悪いシリアス
相変わらず脇道にそれて、本筋が中々進まないアニメ。
傷物語はまだ脱線が少ない方だが、こう感じたのは アララギの独白、原作地文がないからだと思う。
アララギが喋ると面白くなってしまうから、あえて無くすことでシリアス分、ホラー分を増そうとしたのだろう。
確実に逆効果だったが。
語りが減った分をキャラの動きや表情でカバーしていたが、空回りもいいとこだ。
冒頭のアララギが太陽に焼かれるシーンの前、廃墟を歩くアララギ。何故か目を見開き、息を荒立たせ、汗だくで、いかにも追い詰められている様子。そのくせ足取りはゆっくり。意味不明だ。
アララギの表情は全編に渡っておかしい。羽川との会話でなぜ目を見開く。無駄に風に髪がなびいているし。まさかあの作画のためにこんなに延期になったわけではあるまい…
兎も角、全三部作とのことだが、この様子では続く二作も期待が持てない。
また、冗長で面白みのない表情芝居、オーバーリアクションがあるなら、次は観ない。
第一、尺が長過ぎる。三時間もいらない。テレビアニメ4話で十分。
評価点
キスショットが狂乱するシーンは中々恐ろしかった。四肢を無くした美人が謝罪を繰り返すというのは、映像にしてみると凄惨さが増す。
あのアララギなら確かに惚れるわ。
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