「NO BOMBING.低予算で制作された宇宙人侵略後の一般人を描くロードムービー」モンスターズ 地球外生命体 アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
NO BOMBING.低予算で制作された宇宙人侵略後の一般人を描くロードムービー
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低予算ながら面白いと一部で評判になっていた作品。宇宙人が出そうで出てこないのが低予算な感じがしますが、きっとそこはポイントではないのでしょう。この作品は宇宙人の占領に見立てて思いっきりアメリカの中東への介入、空爆を批判しています。「モンスターよりも空爆の方で人が死んでいるんだ」っと作中に出てくるのがわかりやすいメッセージなのではないでしょうか?
モンスター物というより、宇宙人が来た後の世界を描いたロードムービーなので期待と違ったという印象を持たれる方が多いのも理解できますが、これはこれで悪くないと思いました。異星人襲来後の世界観が良く描かれています。
物語の終盤付近アステカ(?)の遺跡で「アメリカは外からだと違って見える」といったセリフが印象的でした。これは日本でも同じ事が言えるのですが、一度海外で暮らしてみるとそれまで持っていた自分の国への印象は変わる物です。
一番最後が一番最初のシーンとつながっているわけなのですが、あれってサマンサ倒れていませんでした?結局どうなったのか明確に明かされないのでちょっとモヤモヤします(・・;)
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