ジャンピング・ザ・ブルーム 恋と嵐と結婚式のレビュー・感想・評価

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2.0タイトルを知ってから

2011年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

まず はじめに、歴史と伝統を知っておかないと 理解できないタイトルです(わたしも 知りませんでした、笑) アメリカ、南北戦争以後、奴隷であった黒人たちの結婚式で行われていた セレモニーのひとつ。 花嫁と花婿が誓いをたてて 晴れて夫婦となった直後に、箒(ほうき)をジャンプして またぐというものです。 「もうそんなこと(奴隷として 掃き掃除なんか)しない」という意味が あるようです(ネット情報より)

ストーリーは よくある結婚式の ドタバタ劇 + 家庭内の問題。 お金持ちと、一般家庭(まぁ 貧困層)。 母子家庭と、両親が揃っているが 問題を抱える家族。 結婚するにあたって、賛成する者・反対する者。 伝統を重んじて 箒をまたぐのか、今風の式にするのか… などなど。

黒人さん主体の作品で、人種差別を皮肉ったセリフだったり 同じ黒人同士でも バックグラウンドがちがうと考え方もちがうという点での ジョークだったり 日本人にはちょっと難しいし、白人さんには ウケないような内容だったりもします(…なんで この映画 観たんだっけ?…ヒマだったからな、苦笑)

(それぞれのキャラが)問題 抱えすぎて、テレビでシリーズものとして立ち上げるならいいけど、108分で完結させるのは ちょっと強引すぎるかなぁという印象。 ロレッタ・デバインや ターシャ・スミスが出演してるところから 「コメディでしょ」と思うけど、ギャグもその名のとおり “ブラック・ユーモア”なんで 共感笑いにはならず。。 問題発覚のシーンでは どよ~んと空気が重くなるのに 数分で解決しちゃうところも ついていけない。。
『プレシャス』で 素晴らしい助演(先生役)を見せた ポーラ・パットンがヒロイン役なのですが、どうも浮いてる。。 可愛いけど、(見た目)年齢に見合わない格好や キャラクターで、なぜか目立つ(格闘家並みの)首の太さばかりが 気になりました。。
ポーラのママ役を アンジェラ・バセットという女優さんが演じていましたが、「彼女だけ シリアス演技?」って感じでしたね。 あ、『グリーン・ランタン』にも 出演してる方です。

自分なりに(この作品を観る方に対して) よいレビューを書いたなと思います(自画自賛、笑)ヒマな日の DVD作品、です。

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